金ヶ岳と茅ヶ岳　明野から周回

日帰り

金ヶ岳　茅ヶ岳（八ヶ岳）

2025.06.06（金）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

晴れ後高曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他： PICA八ヶ岳明野（旧明野ふれあいの里）入口の駐車場利用。路肩、無料、８台程度、トイレなし。中央道韮崎インターから深田公園方面へ、茅ヶ岳広域農道に入りハイジの村の先をPICA八ヶ岳明野の看板を右折、突き当り

この登山記録の行程

明野金ヶ岳登山口駐車場(06:55)・・・林道三叉路(07:05)・・・金ヶ岳(09:05) [休憩 25分]・・・金ヶ岳南峰(09:35) ・・・観音峠分岐(09:40) ・・・石門(10:00)・・・茅ヶ岳(10:20) [休憩 35分]・・・千本桜分岐(11:00)・・・千本桜公園(12:05) [休憩 05分]・・・前山大明神林道出会(12:30)・・・林道三叉路(13:50)・・・明野金ヶ岳登山口駐車場(13:00)

コース

総距離: 約10.2km

累積標高差: 上り約1,137m; 下り約1,137m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　茅ヶ岳には山麓の深田公園からは何度も登っているが、気分を変えて西側の明野から金ヶ岳に登り、茅ヶ岳へと一周した。深田公園からと違って本コースを歩く人は少ない。しかし、変化にとんだ登山道は明瞭で、迷う心配のない一本道。ミツバツツジは終わってしまったが、オレンジのヤマツツジがそこかしこに咲き、静かな登山道にはハルゼミの声が満ちていた。
　駐車場から未舗装の林道を歩き出す。１０分ほどで舗装された林道に出るのでこの三差路を左へ。すぐ右手にある道標に従って金ヶ岳への登山道に入って行く。途中には地元の人たちの手による山頂までのキロ数を書いた案内がある。樹林帯の単調な登りが続く登山道にはピンクのテープもありとても分かりやすい。
　やがて登山道は道の両側が切れ落ちた尾根道となり、岩場やガレ場が現れるが、要所にはロープがあるので慎重に登る。本コース一の難所であるが、途中何箇所か展望が開けるところがあり、南に富士山や南アルプス、西に八ヶ岳や残雪を頂いた北アルプスがよく見え、疲れを忘れさせてくれた。
　金ヶ岳山頂からは南の富士山や南アルプスはよく見えるが、それ以外は木々にさえぎられて展望はあまりない。駐車場から金ヶ岳までの間、誰にも会わなかったが、山頂で休んでいる間に茅ヶ岳方面から一人の登山者が登ってきた。
　金ヶ岳から茅ヶ岳までは全体的には下りだが、大小の石がゴロゴロしたアップダウンの道が続く。途中何組かの登山者とすれ違った。茅ヶ岳南峰は小さな山頂標識があるだけ。観音峠への分岐には観音峠への道は悪路との注意が出ている。途中の石門は本コースの見どころの一つ。まるで人工的に開けられたかのようにアーチ型の門となっていて、自然の造形美の妙を感じさる。
　朝のうちはよく晴れていたのだが、茅ヶ岳山頂に着いたときは上空に薄い雲がかかり、甲府盆地にはモヤがかかったようになってしまった。それでも、東から南へは奥秩父から富士山、南アルプスが連なり。金ヶ岳の左には八ヶ岳連峰、そして北アルプスが美しい姿を見せていた。山頂には平日にもかかわらず次々と登山者が登ってきた。
　下山は深田公園に至る尾根コースを少し下り、道標に沿って千本桜を目指す。深田公園への道に比べ歩く人は少ないが道はわかりやすい。登山口まで誰にも会わなかったが、所どころにピンクテープがあって安心して歩けた。しばらくは道の右側が大きく切れ落ちた尾根道を下り、その後南斜面の急降下となる。道が平たんになると未舗装の林道となり、千本桜公園に到着する。公園には重機と作業員が入り、工事中の様子だった。公園からは一般車通行禁止の林道を進む。ゲートで前山大明神林道に合流し、舗装道路で朝通った三差路をに至り、キャンプ場を横に見ながら進めば駐車場である。
　本コースはマイカー利用となる。駐車場の台数が少ないので、休日は早出が必要だろう。