バンダイクワガタ咲く磐梯山

日帰り

磐梯山（東北）

2025.06.19（木）

パーティ： 2人 (ジュンパクさん、ほか1名)

ジュンパクさん

行程・コース

天候

曇り時々晴れ

利用した登山口

八方台登山口　

登山口へのアクセス

タクシー
その他：往き
裏磐梯レンゲ沼近くの宿から八方台登山口へ約17分　4,700円
帰り
八方台登山口から磐梯町駅へ約20分　5,630円
その他
八方台登山口では携帯電話が繋がりにくいので、少し手前の登山道から掛ける
電話してから15分ちょっとで到着した

この登山記録の行程

八方台登山口(08:28)・・・分岐(09:20)・・・弘法清水(11:45)[休憩 5分]・・・磐梯山(12:35)[休憩 25分]・・・弘法清水(13:30)[休憩 5分]・・・分岐(14:47)・・・八方台登山口(15:15)

【メモ】
八方台登山口 8:28－－（52分）－－裏磐梯コース分岐 9:20－－（22分）－－9:42 最初の展望所 9:45－－（72分）－－お花畑分岐 10:57－－（6分）－－11:03 休憩 11:20－－（25分）－－11:45 弘法清水小屋 11:50－－（45分）－－12:35 磐梯山頂上 13:00－－（30分）－－13:30 弘法清水小屋 13:35－－（12分）－－お花畑分岐 13:47－－（48分）－－最初の展望所 14:35－－（12分）－－裏磐梯コース分岐 14:47－－（28分）－－15:15 八方台登山口

コース

総距離: 約7.1km

累積標高差: 上り約773m; 下り約773m

コースタイム: 標準3時間53分; 自己6時間12分; 倍率1.60

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

梅雨の時期ながら晴天が続くというので、急遽、磐梯山に登る。雲が多めではあったが、日差しは強い。汗をかきかきいつも通りののんびり山行。分類の基本となるバンダイクワガタを沢山見ることができた。

前夜泊をしたので、裏磐梯から磐梯山ゴールドラインを通って八方台登山口へ。広い駐車場は、多くの車で満車に近い状態。ここには、休憩所やトイレはあるが、自販機はなさそう。裏磐梯ビジターセンターの情報によれば、山頂まで約3.5km、登りで約２時間１０分のコースタイムとのこと。
８時半頃に出発。途中の中ノ湯跡までは、一部を除き、割と広めの登山道が続く。傾斜も緩やかで、ブナの林が美しい。白い大きな花はタムシバ？コブシ？。ほぼ終わりかけているのは残念。タニウツギ、チゴユリ、コケイラン、ギンリョウソウは元気。
若干下って中ノ湯跡へ。硫黄の臭いが強い。建物はほぼ骨格を残すのみだが、登山道沿いには多くの花が咲いている。マイヅルソウ、イワカガミ、ツマトリソウ。そして、湿原にはミツガシワがびっしり。ムラサキヤシオはほぼ終わっている。
湿原を上がれば、５年前に登った裏磐梯登山口からのルートと合流して稜線歩きとなる。急な登り。マイヅルソウはどこまでも続いている。最初の展望所にはサラサドウダンの大きな木があり、花がびっしりと咲いている。向かいの山に見えているオレンジ色はレンゲツツジか？。櫛ヶ峰に時折ガスが掛かっている。
上の展望所には、弘法清水まで1.1kmの表示が出ている。その先辺りから長いトラバース道が続く。クルマムグラ、ヤグルマソウ、ユキザサ、ハタザオなどを見ながら進むと、谷筋にサンカヨウの花の名残が見られる。相変わらずのマイヅルソウとともに、ズダヤクシュもわさわさと咲いている。
急な登りの後は、また緩やかな道に。お花畑分岐手前ではゴゼンタチバナが咲き始めていた。分岐からは時計回りに回っていく。ハクサンチドリ、グンナイフウロ等も咲き始めている。昨日沢山見たベニバナイチヤクソウはまだ蕾。時折レンゲツツジも見られる。沢山の黄色い花はミヤマキンバイ？。そして、沢山のバンダイクワガタ。あっちにもこっちにも。
弘法清水に上がっていくと、大きな青紫色のオダマキが咲いていた。十数人の小学生が休憩中。ここには携帯トイレブースがあるが、茶屋の人に携帯トイレ（販売もしている）を持っていることを確認してもらってから使用するようになっている。弘法清水は冷たくて美味しい水だ。
いよいよ山頂に向けて急登していく。一部で切れ落ちたところもあるが、灌木帯の登り。途中で降りてくる人から「もうすぐですよ」と言われたが、こういう場合、鵜呑みにしてはいけない。足の遅い我々は１５分以上してからようやく山頂に到着できる。山頂は、岩が積み重なっている。山頂直下には小さな茶屋があるが、今日は営業していない。ハクサンチドリやバンダイクワガタがここにも咲いている。

初めて登った５年前は、ここから急下降して翁島登山口に下ったが、今回は、ヨタヨタと八方台登山口に引き返すことにする。
弘法清水からは、やはり時計回りでお花畑分岐へ。後は、時折花の写真を撮るくらいにして、歩くことに専念する。登りでもそうだったが、相変わらず虫がまとわりついてきて煩わしい。虫除けをしょっちゅう振りまく。
八方台登山口は携帯電話が繋がりにくいので、少し手前から電話してタクシーを呼ぶ。下山直後にタクシーもやってきたから、いいタイミングだった。磐梯山ゴールドラインを通って２０分ほどで磐梯町駅北口へ。駅前には広い駐車場が整備されている。電車の時間にぎりぎりだったので、慌ただしくホームに上がったが、改札は通らなかったような。どこかに乗車証明の発券機があったのかしら（切符は事前に購入していた）？。