キタダケソウを見に来ただけじゃなかった北岳 2025.6

小屋泊

（南アルプス）

2025.06.29（日）～2025.07.01（火）

パーティ： 1人 (ALPS1998 さん )

ALPS1998さん

行程・コース

天候

晴れのちガス

登山口へのアクセス

バス
その他：甲府より登山バス
2,400円（IC可）＋協力金300円（現金）

【復路の裏技】
バスで芦安駐車場の温泉寄るより
安くて効率的なのが乗合タクシー1,700円
9人揃うのが9：30頃、芦安駐車場に10：15頃着
11時発のバスまで温泉入れます

＜ところで協力金って何に使うの？＞
強制のような徴収の仕方に「ん？」となり拒否
あくまで協力です
2019年、屋久島でこういうお金が
職員のギャンブルに使われていた事件から
信用できない自分がいる
協力金だけ現金徴収なのも気になる

この登山記録の行程

【1日目】
広河原(11:40)・・・白根御池小屋(14:50)

【2日目】
白根御池小屋(05:30)・・・小太郎尾根分岐(08:30)[休憩 30分]・・・北岳肩ノ小屋(09:30)[休憩 40分]・・・北岳(10:50)[休憩 30分]・・・北岳(12:35)[休憩 40分]・・・北岳肩ノ小屋(13:45)

【3日目】
北岳肩ノ小屋(05:15)・・・小太郎尾根分岐(05:33)・・・白根御池小屋(06:54)[休憩 5分]・・・広河原(08:47)

コース

総距離: 約11.8km

累積標高差: 上り約2,108m; 下り約2,108m

コースタイム: 標準12時間55分; 自己12時間32分; 倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

キタダケソウの開花が一週間遅れてるそうな
加えて今年の梅雨は晴天続き、、、
北岳行っちゃおうか♪と、比較的空いてる日曜スタートで

キタダケソウ目当てで行ったけど
360°の展望と百花繚乱のお花畑！
この季節にこの天気、、、なかなかない
うれしいけれど、ここまで晴天続き高温続きだと
今年も山の水不足が心配ではありますが、心配しても仕方ない！

それにしても、各山小屋がキレイになって
南アルプスが快適に、、、
ヘタレだけど、間ノ岳も農鳥も挑戦したくなりました
刻んで刻んで、少しでも楽な行程を考えよう笑

フォトギャラリー：55枚

すごいところをすごいバスが攻めて行く、、、テクニックに脱帽

ここで腹ごしらえして急登に備える。1,700円、、、すでに広河原ではほぼ山価格

12：00のバス、大行列。数日前の甲府始発では300人！バス5台出たけど、流石に立ちもあったそう。2時間立ちはキツい！

爽快な吊り橋からスタート！晴れてます

大樺沢ルートは通行禁止です

切ってくれてた！ホッ

振り返る、、、、激登り

階段多いなー、、、どこかのレコに21個あったと、、、よく数えたな笑

展望がひらけてきた！鳳凰美しい

ここ素敵ー！帰り絶対ここでアイシングする

白根御池小屋とうちゃくー

800円で高って思ったけど、美味しい。自家製だとか、でもなぜココナッツ？？笑

御池小屋の夕食

翌朝スタートはキバナノコマノツメから。たっくさん咲いてる

草すべりは日差しの中の激登り

ご褒美きた

サンリンソウだよね？白い花って、歩きながら見分けるの大変笑でも今回結構、慣れてきた気がする♪

ミヤマキンポウゲ

も、たっくさん！

富士山きたー！明後日7／1は開山、、、この天気じゃ、どえらい事になりそう

甲斐駒ヶ岳ナメの八ヶ岳。ザックデポして小太郎行く人も、、、元気だなー

鎖もたまにあり。掴んでいい鎖なのか、単なる柵なのかわからないとこが多かった、、、

振り返る至福

お花が凄すぎて、辛さが激減するルート

以下同文

肩の小屋で受付して荷物預けてランチして（8：00からオケ！）軽装にてとうちゃくー

が、、この天気ならトラバースのキタダケソウに会いに行っちゃいますよ！

ハハコヨモギのすんごいブーケ

イワベンケイも負けてない！

凛としたミヤマオダマキ

いつもなら嬉しいチヨウノスケソウも、キタダケソウ探しにはちょっとやっかい笑　たくさん咲いてます

キタダケソウがキター！

なんて可憐！氷河期からよくぞ生きていてくれました

八重咲？

今回はトラバースの入り口で鑑賞

しつこくてすみません

ふふ、かわいい

こちらのオダマキも素敵すぎます

実はトラバースまで行かなくても咲いているのだけど、ハクサンイチゲのパラダイスで行きは見つけられなかった

シロウマオウギ？

なんと、、、肩の小屋から数メートルでキタダケソウ見られます笑2株だけだけど、、、

肩の小屋の夕食は熱々の鉄板！肩ロースだよね？肩の小屋だから、、、

翌朝もいい天気！テンクラCに今回も振り回されっぱなし、、、

鳳凰の後ろから朝日は昇る、、、ありがたすぎる光景

肩の小屋の朝食。5：00予定だけど4：40から食べられた！

最後にご挨拶

埃かぶってる感じに写っちゃったけど、朝露に輝いてました

北岳リフレクション

約束のアイシング♪これが下手なシップより効くのよ、、、お陰でスピードアップ

着いた！ヘリがじゃんじゃん飛んでた。ヘリは荷揚げ、ビールが底をついたとか、、、。救助隊は2組とスライド、無事を祈ります

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	Ｔシャツ	ソフトシェル・ウインドシェル	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ
靴下	レインウェア	登山靴	サブザック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス
ヘッドランプ	予備電池	傘	タオル	帽子	グローブ
サングラス	着替え	地図	コンパス	ノート・筆記用具	腕時計
登山計画書（控え）	修理用具	健康保険証	ホイッスル	医療品	虫除け
ロールペーパー	携帯トイレ	非常食	行動食	テーピングテープ	GPS機器
ライター

参考になった（4）

SPECIAL

みんなのコメント

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モーちゃん
2025.07.12 11:41

ALPS1998 さん、大変詳しい登山記録を読ませていただき、ありがとうございました。５５枚の写真とコメントも一枚一枚楽しませていただきました。キタダケソウの花がとても鮮明で、きれいですね。何枚でも楽しめました。
２泊３日で計画すると、時間的にも心にも余裕があり、花や眺望だけでなく、飲食も十分に楽しめますね。
　私も、北岳が大好きで、２０～３０歳まで、毎年登頂していました。夜行(新宿駅２３時５５分発長野行普通。現在はない)で日帰りしたこともあります。寝袋を持参し、車内の床に広げて、列車の揺れがゆりかごのようになり甲府駅まで熟睡。駅を出ると相乗りタクシー運転者さんがお迎え、登山口広河原へ。復路は、いつも広河原発１６時頃の最終バス。５台も出たこともありました。全員乗れて座れてよかったです。
　今日、読ませていただき、北岳の思い出が走馬灯のように浮かび上がって来ました。私は、後期高齢者になり、持病によりドクターストップがかかり、３千m以上は禁止。しばらくして２千m以上も。
今では、北岳は眺めて楽しむ山になりました。入笠山頂からは、八ヶ岳の間からはっきりと見えましたよ。
ありがとうございました。
ALPS1998
2025.07.12 13:47

モーちゃんさん
ふたたびのコメントありがとうございます ^^
私は北アルプスは大好きなのですが
南アルプスは山小屋はじめ玄人向け感が強くて
たまに行く程度、、、でも北岳はよいお山ですよね！

基本、ヘタレですからたっぷり時間とって、
ルートもやさしいものを選ぶ甘々山行で行ってきました…笑
北岳はレベルや好みに合わせて行程をアレンジできるのもよきです！

長野行きの夜行！乗ってみたかったなー
夜行で日帰りなんて、タフでしたね！ ><
若かりし頃に十分楽しんだからこその達観…
私もそうなれるよう、
登れるうちにムリなく（そもそもムリできない）
たくさん楽しみたいと思っています^^