行程・コース
天候
初日:曇り、2日目:曇り時々雨、3日目:曇り
登山口へのアクセス
その他
この登山記録の行程
【1日目】
イドンナップ山荘(09:44)・・・いこい橋(10:34)[休憩 5分]・・・奥新冠ダム(13:59)[休憩 5分]・・・新冠ポロシリ山荘(15:00)
【2日目】
新冠ポロシリ山荘(05:00)・・・幌尻岳(09:17)[休憩 5分]・・・新冠ポロシリ山荘(13:25)
【3日目】
新冠ポロシリ山荘(05:30)・・・奥新冠ダム・・・いこい橋[休憩 10分]・・・イドンナップ山荘(10:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ツアーで百名山最難関の一つである幌尻岳へ
幌尻岳への登山ルートは主に2つあり、一つは今回登った新冠コース、もう一つは糠平川コース、どちらにするか迷うところですが、糠平川コースは山荘までの距離は短いものの、渡渉がありそのための靴(沢靴)を用意しなければならないところが引っかかった。沢靴は安いものではないし、今後使うかといったら?であるし、また、渡渉するため沢が増水すると行けなくなってしまう可能性があるということもネックに思え、片道18.5㎞林道歩きが心配でしたが、こちらの新冠コースにした訳です。
1日目 イドンナップ山荘に到着し歩き始めましたが、ここはシカの親子が縄張りにしているようで人慣れした様子で見送ったくれました。いこい橋までは割と近く感じましたが、ここからが本番、ひたすら歩くのみ。途中休憩を何度か取って奥新冠ダムに到着、ここからはラストスパートという感じで急坂を頑張り、ポロシリ山荘に到着しました。
2日目 山荘を5時に出発。始めは幌尻沢に沿って進み二股の沢を渡渉して尾根に取りつく。この渡渉は普段は靴の中まで水が入ることはないそうですが、最近の天候は雨が多いようで「増水」しており片足だけ水が入ってしまった。ここからは基本急登
が続きます。尾根に出て若干一息つきますが、また急登、中間点を過ぎ森林限界を超えると花々も目立ち始め気分も少し和らぐ。主な花は、(黄)チシマノキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ウコンウツギ、キバナシャクナゲ、(赤・紫)ハクサンチドリ、ウズラハクサンチドリ、エゾツガザクラ、トカチフウロ、(白)エゾハクサンイチゲ、チングルマ、アオノツガザクラ、イソツツジ、エゾマルバシモツケ等、特にハクサンイチゲ、チングルマは花盛りで綺麗でした。水場を過ぎさらに登って糠平川コースからの道に合わさると山頂へは直ぐに到着。ガスで展望は全く、風も強いので写真だけ撮ってすぐに下山へ。下山も急坂なので慎重に行きましたが何度か尻餅をつきながらも何とか山荘にたどり着きました。
3日目 また18.5㎞の林道を行くのかと思うと気が落ち込みますが、下り基調ということもあり何とか戻ってくることができました。
往復の林道歩きを考えると不安で一杯なコースでしたが、天候は今一つながら大崩れすることはなく念願の幌尻岳に登る子度ができて満足の山行きとなりました。
















