行程・コース
天候
初日は一時雨、二日目は朝のうち曇り後晴れ
登山口へのアクセス
その他
その他:
羽田から朝一のフライトで新千歳へ、そこからレンタカーで道東自動車道の占冠から国道237号、その先国道274号へ入りチロロ橋を右折してしばらく進むと砂利道となる。
さらに進むとゲートが現れ手で開け閉めして通り抜け、そこから10km以上進むとチロロ川二岐沢ゲートの駐車場が現れぎりぎり1台駐車場所を確保。
12時に到着し、12時半ころ登山開始。
この登山記録の行程
【1日目】
チロロ川二岐沢ゲート(12:25)・・・二岐沢・二ノ沢出合(13:55)[休憩 5分]・・・ヌカビラ岳(16:51)
【2日目】
ヌカビラ岳(03:30)・・・北戸蔦別岳(04:10)[休憩 5分]・・・稜線分岐(04:40)・・・戸蔦別岳(05:10)[休憩 5分]・・・幌尻岳(07:05)[休憩 50分]・・・戸蔦別岳(09:30)[休憩 10分]・・・稜線分岐(10:05)・・・北戸蔦別岳(10:40)[休憩 5分]・・・ヌカビラ岳(11:15)[休憩 40分]・・・二岐沢・二ノ沢出合(14:05)・・・チロロ川二岐沢ゲート(15:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
幌尻岳の看板を見たくて百名山最難関に挑戦した。
ユーチューブで多数の動画がアップされていて、何度も見て準備を進めた。
ユーチューブのほとんどは日帰りであったが、さすがに自分には無理なため二日間の行程とした。
二日間とするにはテント泊が必須でその最大の課題はザックの重量を抑えることであった。
テントは一人用のシングルウォール、シュラフは夏用の羽毛280g、ザックも30Lの1kg以下を新規購入した。
固定的重量として着替えに何を持つか悩んだ末、長袖シャツ1枚とユニクロの軽量ダウン1枚とし、ガスボンベや食料、カメラなど含めて10kg程度となった。
問題は水をどのくらい持つかであり、トッタの泉で給水可能であることから、スタートは1.0L,トッタの泉で3.0Lとし、テン泊地と山頂の楽しみに500mlのコーラを2本用意し、トッタの泉から約14kgを担ぎ上げることとなった。
初日のテン泊地をヌカビラ岳手前で展望岩から5分程度の場所とし、最大重量を担ぐ時間は90分程度に抑えることができた。
初日のスタートが午後であったため、雨に降られ且つ急登でカッパの下は汗でびしょ濡れとなり、着替えを削ったことを後悔したが、無風で外気温は10℃程度でシングルウォールのテント内は結露はあるものの暖かく、長袖シャツとダウンのみで暖かく寝ることができた。
二日目は19kmの行程でかなり長いことと、13日の未明はペルセウス流星群と金星と木星の大接近が見れることから、2:30に起き3:30出発とした。
この時期の北海道の山々はガスがかかり残念ながら流星群は見れなかったが、金星と木星の大接近はかろうじて目視することができた。
ここからの山道はハイマツや熊笹などをかき分けて進むが、未明の草木に朝露が付いて、靴の中まで入り込んで不快な思いをした。
朝早い出発は、山頂に一番のりできるが、合わせて露払いの役目を負うこととなる。
天気はてんくら予報Aが的中し、七つ沼カール付近からガスが取れ始め、幌尻岳山頂到着時に青空が広がった。
念願の幌尻岳の看板は青空を背景に白く輝いていて、感動の極みであった。
山頂からの眺めは、東側、北側のカールが緑に覆われ、その奥には日高の山々が雄大に広がっていて胸のすく思いであった。
山行は、ヌカビラ岳まで標高を上げると、後は小さなアップダウンを繰り返し、戸蔦別岳と七つ沼付近の鞍部まで200mの高低差、鞍部から幌尻岳は300m程度の高低差で大きな登り返しではないが、とにかく遠い。
幌尻岳からチロロ川二岐沢ゲートまで7時間の道のりで到着したときにはヘロヘロになっていた。
幌尻岳は最難関の山と言われる由縁がよくわかった。
幌尻岳登頂は一生に一度のとても大きな経験となり、ほかの山では味わえない達成感を得た。
フォトギャラリー:39枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | サポートタイツ |
| 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | 予備電池 |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
| GPS機器 | テント | シュラフ | シュラフカバー | テントマット | スリーピングマット |
| 燃料 | ライター | カップ |











































