行程・コース
この登山記録の行程
雨飾高原キャンプ場(06:03)・・・荒菅沢(07:50)[休憩 15分]・・・笹平分岐(10:03)[休憩 5分]・・・雨飾山(10:35)[休憩 48分]・・・笹平分岐・・・荒菅沢(13:22)・・・雨飾高原キャンプ場(14:57)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は長野小谷(おたり)村と新潟糸魚川市の境にそびえる雨飾山(1963m)へ。
山頂から望める女神の横顔が有名な百名山だ。
3連休初日の夜8時に自宅を出発し、夜中の1時間過ぎに雨飾高原キャンプ場Pに到着するも既に満車。
なんとか空きスペースに駐車して車中泊。
ここには綺麗なトイレがあるので安心してビール2本を飲み干し、しばし仮眠。
朝5時過ぎに起きて朝食&準備をして6時に登山スタート。
既に多くの登山者も準備し、登山を開始している。
トイレ脇の登山口から入山。
スタート直後からしばし下っていき、やがて木道になる。
山アジサイやシモツケソウの咲く緩やかな登山道を進むと1/11の標識が現れる。この標識は400mごとにあるので、いい進捗目安になる。
2/11まではなだらかに進むが、ここからいよいよ登りが始まる。
体調が悪く嫁さんから遅れ始め、登山開始1時間でなんとかブナ平に到着。
ここで赤ゼリーを摂取。
標高のおかげで暑くはないが、汗がとまらない。
さらに40分で雪渓の荒菅沢に着く。
ヒンヤリ涼しくて心地よい。
しばし天然のクーラーで体温を下げてリスタート。
ここからさらに斜度が増し岩場・ハシゴを越えてスタートから3時間半で、ようやく笹平に到着。
ここからは笹の中を縫うように!本峰取り付きまで細かなアップダウンを進む。
この登山道が女神の顔のトレースとなっている。
周りは所々お花畑になっており、ここまでの疲れを癒してくれる。
最後の岩場を詰めると双耳峰の北峰に登頂だ。
北峰には石仏が、数十メートル離れた南峰には山頂標識と二等三角点がある。
ここまで快晴だったのに登頂と同時にそんなことある??というぐらいあっという間に雲が湧いた・・・登山あるあるで、360°の眺望とはならなかった。
それでもなんとか鹿島槍と本家の槍の両槍と女神の横顔が見れたのでヨシとする。
白く涼しくなったトンボの飛び交う山頂で、おにぎりを頬張り1時間ほど休憩し下山。
下山は足の置き場やスリップに注意しつつ下るので、結構神経と頭を使うので脚はもちろん、心身ともに疲れた。
下山でこんなに疲れたのは久しぶりだ。
3時間半で無事下山。
雨飾山は百名山の中ではあまり知られていない印象だったが、登山者が多く人気のお山だ。
特に秋の紅葉シーズンは渋滞が発生するほどの人気ぶりだそう。
ブナの原生林や木道・ハシゴ・岩場・笹原・お花畑とバラエティ豊かないいお山だった。
下山後は雨飾荘に宿泊。
源泉かけ流しの良いお湯と地元食材を満喫。
翌日は白馬岩岳マウンテンリゾートに立ち寄って、穂高駅近の山屋さん2軒を見学して帰路についた。



















