風神山散歩爺杉に会いに.

日帰り

風神山、真弓山（関東）

2025.08.03（日）

パーティ： 1人 (Yamakaeru さん )

Yamakaeruさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：カーナビには「風神山公園」をセット。帰りの事を考えると大甕駅（おおみか）周辺が便利だが、早朝の風神山を歩きたかったので風神山公園をスタートポイントとした。無料駐車場。20台程度。トイレあり（トイレ故障中だった）。

この登山記録の行程

風神山公園駐車場（07：10）・・・風神山（07：15）・・・爺杉（08：08）・・・真弓神社（08：15）・・・＜裏参道＞・・・一対の猿（08：35）・・・＜表参道＞・・・一の鳥居（09：05）・・・二の鳥居（09：15）・・・見晴台（09：22）・・・腰掛けのしめ縄（09：26）・・・三の鳥居（09：32）・・・風神山（10：27）・・・風神山公園駐車場（10：31）

コース

総距離: 約12.0km

累積標高差: 上り約910m; 下り約909m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

体調の関係から今週末は山を休みにしてゆっくりするつもりだったが、せめて山の空気だけでも感じてこようと、風神山散歩へやってきた。
7時ちょうどに歩きです。
風神山は小さな低山で、スタートとなる公園の駐車場が既に山頂付近なので、頂までは歩いて5分もかからない。
最初に頂にある風神様の石像にご挨拶をしてから、気の向くままゆっくりと森を散策する。
それにしても、早朝とは思えない蒸し暑さ。湿度が高くて不快感極まりない。そこに加えて、格好の獲物が来たとばかりに全身に纏わりついてくる無数の虫。ブンブンと癇に障る羽音を立てながら顔の周りを集中的に飛び回り、一歩でも立ち止まろうものなら容赦なく目役の野中に飛び込んで来る。
爽やかな森求めてやってきたが、すでに帰りたくなってしまった。
8時5分、久しぶりに巨木の「爺杉」に会いたくなり足を延ばしてみたが、虫の量が倍になったので、挨拶そこそこで直ぐに折り返した。
爺杉を目の前にして静かに話したいことがいっぱいあったのに残念だった。
「真弓神社」で休憩を入れて、軽く水分補給をする。時折吹いてくる風が心地良かった。
高鈴山まで歩こうかとも思ったが、気分を変えて真弓神社の裏参道を使って一旦山の反対側に降ってみる。
以前も一度歩いたことがあるが、麓の方まで降り表参道で登り返すコースがちょっとした登山気分を味わうにはちょうど良い。
個人的には、裏参道の入口に設置されている苔むした猿の石像がお気に入り。草ぼうぼうの荒れた参道に佇んでいる姿がかえって神秘的で良い。
表参道から「見晴台」を抜けて風神山へと折り返す。
日が高くなり、虫の量が幾分減ったような気がした。
風神山に入ったところで、明らかに気温が下がったと思ったら、急に霧が立ち込めてきた。今日の天気には雨マークは無かったはず。そもそも僅か標高242mと、雲がかかるような高い山でもないのに、どうしたことだろうか。
進んで行けばいくほど、霧はどんどん濃くなり周囲の樹々も霞んでいった。お陰で歩きやすかったが、まるでこの瞬間だけ異次元の世界を歩いているようだった。
車に戻り山を降りると、ジリつく太陽に青い空。ゲリラ雷雨が来た形跡もなく、当然ながら山にも霧がかかっているような様子は無かった。
では、あの霧は一体何だったのだろうか？
これも風神様の不思議な御業なのかもしれないと、プチ不思議体験をした山散歩だった。