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早月小屋ピストン

早月小屋( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (Yuji-kun さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日: 晴れ曇り
2日目: 雨風強し

利用した登山口

馬場島  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前夜8時頃に馬場島荘横の公営駐車場に到着。5、6台の余地があった。

この登山記録の行程

【1日目】
馬場島(05:57)・・・松尾平(06:20)[休憩 10分]・・・三角点(09:43)・・・早月小屋(11:39)

【2日目】
早月小屋(05:20)・・・三角点(06:31)・・・松尾平(09:06)・・・馬場島(09:50)

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約1,649m
下り約1,649m
コースタイム
標準8時間20
自己10時間2
倍率1.20

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

登山者の憧れ 剱岳を目指し、体力と技量を考慮して3連休を利用して早月尾根から登ることにした。連日の猛暑で暑さばかり気にしていたが、数日前から台風や前線が天気を不安定にし、連休最終日の雨確度がたかくなった。早月尾根下山の雨を覚悟すれば登頂可能と考え、遠征を始めた。馬場島駐車場前泊の時点で連休2日目もテンクラ予報でAとCが度々変わる不安定な状況だったが、翌朝日の出の山行開始時点では2日目の午前中にはCになる事がわかり、最悪の事態も覚悟の上で、まずは早月小屋を目指した。早月尾根の登り工程は先月行った聖光小屋からの聖岳に近いと考えていたが、高度差は同じでも尾根を直登するため、聖岳のつづら折れ道とは違い、階段をひたすら上がり続ける感があった。ただ、ステップ、木の根、岩道のいずれも一歩の段差は細かく、歩きやすい道であり、上を見上げず、辛抱強く階段を着実に上がる気持ちでなんとか耐える事ができた。いくら歩いてもなかなか地図上の位置が上がらない聖岳登りよりも耐えやすかった。展望台から松尾平のあたりで少し登りが休まるが、その後はひたすらの登りだった。午前中の早い時間だったせいか、聞いていたような樹林帯の酷暑もさほどではなく、1900のピークを過ぎる頃から左側の展望も所々で得られた。厳しい直登の最後の方でロープ、梯子、鎖が登場したが、特に危険な箇所はなく、鉄梯子は頑丈でむしろ他の山よりも安心して使う事ができた。若干登りが緩くなったかと思ったら丸山のピークに着き、目の前下方に早月小屋、その先には剱岳が立ちはだかっていた。早月小屋の周辺ではau 4Gがつながり(テン場はダメ)、テンクラをチェックしたところ、翌日夜明け前にはCになり、雨の程度は不明だが、強風予想のため、翌日の剱岳登頂はかなり厳しい事が判明した。小屋には昼前には着いていたが、テント設営やこの時点での疲労を考えると、その日のうちに山頂ピストンをするのは少し覚悟がいるため、翌朝までに予報が良い方向に変わることに望みをかけ、ダメな場合は翌朝早々に下山することとし、その日は早月小屋周辺や丸山からの展望を楽しんで過ごした。ちなみにこの日のテン場は自分を入れて8張りで、小屋泊を含め、翌日以降の天候を考慮して宿泊山行を控える人が多かったようだ。結果として、2日目は未明から風雨激しく、日の出早々に下山を開始した。小屋からの早月尾根下山は樹林帯なので完全な吹きっさらしはなかったが、思った通り行きは耐えられた急な尾根道も下りは目の前に落ちていくような道を一歩一歩慎重に下る必要があり、正直、登りよりもこたえた。今回、剱岳登頂は果たせなかったが、早月小屋までの山行訓練と考え、再訪を心に誓った。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 テント シュラフ シュラフカバー テントマット
スリーピングマット ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー ローソク・ランタン カラビナ スリング ヘルメット

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