行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(15:21)
美濃戸(15:55)
【2日目】
美濃戸(04:39)
行者小屋(06:27)[休憩 5分]
赤岳(07:43)[休憩 8分]
横岳(08:57)[休憩 25分]
硫黄岳(10:36)[休憩 6分]
赤岩ノ頭(10:58)
赤岳鉱泉(11:42)[休憩 3分]
美濃戸(12:57)
美濃戸口(13:38)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2週間前は天気が悪く硫黄岳だけまでしか行けなかった八ヶ岳。なんともう一度行くことにした。
茅野駅からバスで美濃戸口へ、バス停そばのJ&Nというカフェで八ヶ岳プリンを食べる。林道を歩いて赤岳山荘で1泊。赤岳山荘は2週間前にも利用したのたが夕飯がとっても美味しい。今回は山荘のワンちゃんと仲良くなれたのでよかった。
2日目は朝早く出発した。南沢から行者小屋へ、そこから文三郎道で赤岳へ。さらに横岳~硫黄岳と回って美濃戸口に帰ってくるプランである。
12時間程の工程だが、帰りのバスの時間を考えると2~3時間は巻いて行かないといけない。とはいえ飛ばしすぎるともたない。
早朝の南沢をヘッドライトを付けてややゆっくり歩いていく。林道では鈴虫が鳴いていて秋を感じた。
行者小屋まではこの前通ったので知っているルート、岩ゴロゴロでやや歩きにくい。枯れた沢に出たら行者小屋は近い。途中で木の皮を食べている鹿に2回会ったが、すぐに逃げてしまった。
行者小屋で水を補給したらここからは知らない道、文三郎道を登っていく。
この道は最初からかなりの傾斜であり、途中からは階段でガンガン登っていく直登スタイルがなかなかのきつさ。
最後の方は岩登りセクションになるのだが、ここはなぜか楽しくどんどん登れた。(写真を撮るのも忘れてどんどん登ってしまった)
登りながら感じたのは、お隣の山である阿弥陀岳の存在感。いつか登るチャンスはあるだろうか。
岩場を登りきると赤岳山頂。
ありがたい祠があり、卒塔婆のようなものが刺さってる山頂がたまらない。雲もほぼない快晴で、景色を存分に楽しんだ。槍ヶ岳まで丸見えである。
赤岳からは横岳へ向かうのだが下りは結構ザレザレで大変。とはいえ景色は絶景、写真を取りながらちょっとずつ進む。
振り返ると赤岳が見えるのだが、写真とかでよく見るあの赤岳の姿で感動する。(フォトギャラリーに写真あり)
登り返しでだいぶ体力を使って横岳に着く。
横岳は小ピークがいくつかあったが山頂標識のあるところが横岳で良いんだろうか。ここらへんで結構バテていた。
するとそこに硫黄岳山荘が現れ、筆者はカレーを食べて体力を回復した。スタッフの方が親切でいつかここに泊まりたいなと思った。
硫黄岳への登りはせんべいを敷きつめたような道で、割と動く石もあり距離の割に大変だった。私は今景色を見てますよ別に疲れてる訳じゃありませんよというテイで休憩しながら、なんとか登る。
山頂では赤岳~横岳を見てぼーっとしながらグミを食べた。やはり今まで歩いてきた山や道が見えるという展開が登山後半では1番熱い。
硫黄岳でぼーっとしたあと、ここから行者小屋までの下りはもはやエスカレーター。土メインの樹林帯の下りは低山ハイカーなので慣れている。
同様に北沢も下って、バスの1時間前に美濃戸口へ帰ってきた。
時間があったのでバス停そばの八ヶ岳山荘でお風呂に入らせてもらった。ちょうどいい湯加減でこのままでは湯の中に溶けてなくなる!と思うほどであった。
湯上りのアイスコーヒーを思い出しなんとか溶けずに済んだ。水出しのアイスコーヒーが美味しく、いつかまた来たいと思った(2回目)
八ヶ岳は山小屋のクオリティが非常に高いような気がするのは筆者だけではないと思う。
赤岳に登れて、また山小屋グルメ&お風呂も堪能し充実した2日間であった。
◆追記
行動中は半袖ドライシャツ1枚か、もしくはそれに薄手ウィンドシェル追加のみで十分だった。下はハーフパンツ+タイツ、メリノ靴下、底厚めトレランシューズ。
フォトギャラリー:26枚
美濃戸口、カフェで八ヶ岳プリンとアイスカフェラテをいただく!プリン、うま!
赤岳山荘で宿泊。二階の部屋からの眺望
朝4時半過ぎから出て南沢へ
朝焼けの差し込んでくる朝の森の様子
行者小屋の水場で水を補給した
行者小屋。外に休憩スペースがあるのがありがたい
文三郎道のマンモス階段。ここらへんは傾斜がきつかった
赤い階段や手すり付き階段でどんどん標高を上げていく(めっちゃきついぞ!)
振り返ると行者小屋があんなに遠くに
こんなに登りがしんどいとは思わなかった
最後は岩と階段
赤岳からは富士山がよく見えた
赤岳から赤岳展望荘を臨む
横岳方面。だいぶ降りて登り返す
文章より
「写真とかでみる赤岳ってこれでしょ!」
横岳の近くには小ピークがいくつもある
小ピークを乗り越えてようやく到着
硫黄岳への下りは富士山みたいな感じ
平べったい山容の硫黄岳
硫黄岳山荘でカレーをいただいた。ししとうがたくさん入っていて大人の味で美味しかった
ケルンの積まれている道標がおしゃれ
硫黄岳に来た頃には結構バテバテ
赤岳方面を見ながら休憩
赤岩ノ頭は白石と禿げた山容
赤とんぼがたくさん飛んでいた




