北横岳　ロープウェイ使わず登山口から往復

日帰り

北横岳（八ヶ岳）

2025.08.22（金）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

曇りのち時々晴れ間

登山口へのアクセス

マイカー
その他：北八ヶ岳ロープウェイの駐車場利用。無料

この登山記録の行程

北横岳登山道入口(07:50)・・・北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(09:25) [休憩 05分]・・・坪庭北横岳分岐(09:40)・・・三ツ岳分岐(10:10)・・・北横岳ヒュッテ(10:20) [休憩 10分]・・・北横岳南峰(10:40)[休憩 05分]・・・北横岳(10:50)[休憩 40分]・・・北横岳南峰(10:35) [休憩 05分]・・・北横岳ヒュッテ(11:45)・・・七ツ池(11:50)・・・北横岳ヒュッテ(11:55)・・・三ツ岳分岐(12:00)・・・坪庭北横岳分岐(12:25)・・・坪庭南口(12:35)・・・北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(12:40) [休憩 10分] ・・・北横岳登山道入口(14:15)

コース

総距離: 約9.3km

累積標高差: 上り約823m; 下り約823m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　北横岳にはロープウェイを使って何回も登っているが、ロープウェイ山麓駅横にある北横岳登山口から初めて往復した。山麓駅から山頂駅に至る登山道はヤマタイム地図には掲載されていないが、道はしっかりしていて、距離も所要時間も一日のコースとしてはちょうどいい。このコースを歩く人は少ないようで、山頂駅に至る登山道では往復とも誰にも会わなかった。
　山麓駅の駐車場の一画、バス停横の登山口から歩き出す。ロープウェイのコースに沿って、スキー場のゲレンデ脇を進んでいく。道標は少ないが、道は明瞭で歩きやく、途中の沢には真新しい橋がかけられていた。何度も頭上をロープウェイのゴンドラが通り過ぎた。ただ、途中道の両側からササが覆いかぶさっているところがあり、朝露ですっかり濡れてしまった。
　山頂駅前は夏休みの家族連れなどのハイカーがロープウェイから次々と降りてきてにぎやかであった。２２００mを超える坪庭は、残念ながら周囲にはガスがかかり、南アルプスなどの山々は見えなかった。しかし、気温は２０度程度で、下界の暑さを忘れる別天地。観光客に交じりながら坪庭を通り北横岳を目指した。
　山頂駅からの登山道はよく整備されていて歩きやすい。しかし、坪庭から分かれると登山道には大小の岩が現れ、急登もあるので、登山靴の用意は必要である。途中の北横岳ヒュッテは営業中。山小屋の庭にはヤナギランやアキノキリンソウなど秋の訪れを告げる花が咲いていた。
　たどり着いた北横岳南峰からは正面に蓼科山が大きく見えるはずなのだがガスの中。眼下に山頂駅や雨池山荘が小さく見え、山麓の縞枯れ現象がわかる。しかし、目当ての八ヶ岳はガスに隠れていた。
　北横岳山頂の北嶺に到着したときも周りはガスに覆われ展望なし。しかし休んでいるうちにガスが晴れ、蓼科山が見えてきた。条件が良ければ北アルプスや浅間山も見えるはずなのだが、この天気では無理。蓼科山が見えただけも良しとしよう。帰路の南蜂でも蓼科山が見え、その左には霧ヶ峰・車山のドームが見えていた。
　帰りは北横岳ヒュッテから左に入り七ツ池に寄り、坪庭を一回りしてロープウェイ山頂駅に戻り、往路を駐車場まで。さすがに、ササヤブでズボンが濡れることはなかった。
　天気がもう一つで雄大な展望はお預けだったが、坪庭や往復の登山道わきにはいろいろな花が咲き、楽しませてもらった一日だった。