行程・コース
この登山記録の行程
山頂駅(11:20)・・・北横岳ヒュッテ(12:15)[休憩 10分]・・・北横岳(12:49)[休憩 15分]・・・北横岳ヒュッテ(13:20)[休憩 5分]・・・七ツ池(13:27)[休憩 3分]・・・北横岳ヒュッテ(13:33)・・・山頂駅(14:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年11月以来、登山復帰3座目となります。実はこの間、3月に旅行で山形の山寺の参拝路を登り、心臓がバクバクして息切れ。健康診断の心電図で上室性期外収縮頻発と指摘され、循環器専門病院を受診。それはそれははっきりおっしゃる不整脈専門医の先生が、治療は見合わせ先ずは減量せよとのご指示で、この2ヶ月で△8kg減量中の身です。だいぶ身体が軽くなったので、またぞろ山に登ろうと画策したのが初秋の北八ヶ岳日帰りでした。天気予報と紅葉情報と列車・バス運行ダイヤとクマ目撃情報と、、、色々調べて決めたのが、9月24日の北横岳です。
前日の茅野市の予報では9月24日は快晴。絶好のタイミングで当日を迎え、いざ山へ。秋よ来いと勇んで出掛けてはみたものの、山頂に立ったらあっという間に雲に包まれて眺望はなし。紅葉も始まったばかりで、見頃はまだ先でした。でも、大きな収穫が一つ。途中、息切れや脚攣りなど身体の不調は一切なく、標準コースタイムより早く歩けたことです。これは大きな自信になりました。
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北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅。平日の10:50人影はまばらです。
駐車場はまあまあ多くの車があり、坪庭散策の観光客が多いのでしょうか。
それより気になるのは、山麓駅から見上げた縞枯山が雲に隠れてしまったこと。予報と違うじゃないか!
山頂駅に到着。今日はここからスタート。楽ちん登山の始まりです。
途中まで坪庭探勝路を左に進み、緩やかに登っていきます。一般の観光客の団体さんがいらっしゃって渋滞が起きたりしますが、ここは散策路。登山道ではありません。
坪庭を少し上がると正面に三ツ岳が姿を現しました。岩が積み重なった頂上部と縞枯れ現象の山体がはっきりと見えます。
少し上がったところが北横岳への登山道の分岐。ここを左に折れ、少し下った先から急登が始まります。それより何より、晴れてきたではないか!巻雲たなびく秋の空。期待が持てそうです。
大小の岩石が次々と現れる急な道を上り詰めると三ツ岳への分岐に出ます。一つ目の急登はここまで。三ツ岳への入口は注意書きの看板と倒木を跨いで藪に入るような道になっており、心理的なバリアとなっています。でも、次は行きたいな。
ぐっと傾斜の緩んだ道を少し進むと北横岳ヒュッテに着きます。テーブルとベンチが用意されており、団体さんがお食事中でした。12時を過ぎたので、私もここで小休止して、ゼリー飲料でエネルギーチャージ。
北横岳ヒュッテからは再び急登になりますが、距離は短い。山頂直下では階段が整備されており、とても登りやすい。階段の先に山頂の明るさが見えてきて、あとひと頑張りです。
北横岳南峰に到着。誰もいません。山頂標識を写した写真はこの一枚だけなので、お見苦しい顔が写っていますが、モザイクを掛けますのでご勘弁を。ここでは荷を下ろさず、北峰へ向かいます。
南峰からほぼ水平の道を進むと北横岳の最高点北峰2480m。晴れています。現在時刻は12:49。帰りのバスに乗るためには14:40山頂駅発のロープウェイがデッドライン。あまり余裕はありません。いつもなら山頂からの風景を写真撮影するところですが、今日は食事が先。おにぎりと唐揚げのヘルシーメニューなので、手早く済ませます。
蓼科山を正面に見ながら食事をしていましたが、見る見るうちに雲が上がってきました。諏訪側から吹くやや強い風に流された雲に摑まりました。今まさに雲が上がってきて、残りの空の半分は青空の瞬間です。
反対側の佐久方面はまだ青空ながら、こちらも雲が上がってきており、遠くの山々は見えない。
今まではっきり見えていた蓼科山はすっかり雲の中。女心と秋の空という諺がありますが、移り変わりの早さを実感であります。
こちらは南の方角ですが、何も見えません。でも時間が押しているので、晴れるのを待っていられません。即刻下山を決断。
南峰まで戻ってくると、眼下に縞枯山荘と天池峠への道が見えました。
直ぐ近くの三ツ岳は岩の表情も見えます。
期待していた南八ヶ岳方面は何も見えません。
南峰を後にして下山します。
北横岳ヒュッテまでサクサクと下りてきて、有料トイレを拝借。残り時間が読めたので、予定通り七ツ池に寄ることにしました。
或いは始まっていないかと少し期待していた紅葉は、ほんのちょっとだけ。
ナナカマドの実は赤く熟していましたが、紅葉はまだこれから。
北横岳ヒュッテ前で色付き始めていた木はブナでしょうか?
急坂をどんどん下り、坪庭まで来ました。振り返れば北横岳のガスは晴れ、南峰山頂が見えるではないか!何と恨めしい秋の空。
向かい側の縞枯山はもうすっきりと穏やかな山容を横たえている。嗚呼、秋の空!
坪庭を早足で下り、タイムリミット1本前のロープウェイに間に合いました。そしてロープウェイ車窓からは、南八ヶ岳まで姿を現しました。「また来てね」と言っているかのように。
おしまい。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | フリース | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| トレッキングポール | GPS機器 | ||||
| 【その他】 エマージェンシーシート、サポーター | |||||




