行程・コース
天候
晴れ(カンカン照りでない)
登山口へのアクセス
電車
その他:
神奈川県の自然探索の会のイベントに参加、会員の方も多く私は一般参加した。人気のある歩く会らしくリピーターが多かった総勢50名ぐらいになる人気のある会らしい。この日は東海同線の遅れで集合知の大磯駅を一時間遅く出発、総距離14~15kmを歩く。年配の方がほとんどであるが皆さんものすごく健脚
この登山記録の行程
大磯駅(09:26)・・・高来神社[休憩 5分]・・・高麗山(10:24)[休憩 15分]・・・湘南平(11:03)[休憩 20分]・・・城山公園前バス停・・・明治記念大磯邸園・・・大磯駅(15:33)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
「自然探索の会」のイベントチラシに興味を持ち参加。高いところはなく、行き慣れた湘南平・高麗山の低山だからと軽い気持ちで参加を決めたらとんでもなかった。走行距離14km、大磯町の谷戸歩きもなかなか大変なもので、のどかな田園地帯があったと思ったら雑木林の中を生い茂る草、両側は通路を塞ぐように伸びている枝葉をかき分け進むといった行程でアドベンチャー満載だった。この会はとても人気があるらしく、会員の方はもちろん多くのリピーターがいて、多いときは50~60名ほどになるらしい。会の発足も四半世紀近く前になるので、運営側の方々はもうだいぶ高齢とは思われるが、皆さまとてもエネルギッシュで頼もしい限りだった。
東海道線の遅れで、出発が一時間ほど遅れ、大磯の駅前を9時半ごろ出発全行程休憩時間も含めて6時間ほどの歩きとなった。
先ずは旧東海道の松並木を通り、高麗山その先の湘南平に続く登山口となる高久神社まで歩く。30分少々で到着。高麗(こま)山という名前は昔この地に7世紀に朝鮮半島から亡命してきた高句麗(こうくり)人に因んでいるようだ。彼らは定住をはじめ寺院を建立したと言われているが定かではないらしい。でもロマンをそそる。
愛犬を連れて家族ではよく来る時は、男坂を上り下りするが、今回は女坂を登っていく。しかし思ったより長く登り甲斐がある。高麗山は歌川広重の「東海道五十三次」の「平塚宿」にも描かれている。
高麗山山頂は眺望もないが祠がある。ここから湘南平まで30分ほどアップダウンの繰り返しで山歩きの気分は十分に味わえる。湘南平に11時過ぎに到着。珍しく富士山が見える。雲間にぽっかり浮かんでいる。
トイレ・エネルギーチャージ後車道を黙々と降りていく。湘南平は人気があるので車が上下線ともひっきりなしに通過すっるので気を付けなければならない。車道を降り切ると左に折れて、大磯町の谷戸地域に入っていくが、ここは畑・田んぼ沿い、それに雑木林の中の歩きの繰り返し。大磯というと先ず浮かぶのは吉田茂の邸宅があること、湘南という言葉が連動し、高級な住宅がいっぱいあるのかと思ったが、このような丘陵地帯が侵食された谷戸があるとは想像もしていなかった。大いなる発見。雑木林歩きはなかなか大変だった。夏で草が半端なく茂り、道の両脇に枝葉を延ばし、道を遮る樹木の多いこと。ほどなく行くと愛宕神社、由緒のある神社なのだろうが、スズメバチの大きな巣があり、即その場を去る。さらに続く谷戸歩き、お昼をとっくに過ぎ運動公園に到着。40分ほどのランチタイム。歩きも相当な距離を進んだので、汗だく食欲もあまりないが、まだ歩きは続くので食糧補給。
城山公園からは大磯らしい立ち寄り場所が増える。城山公園のなかにある博物館は涼しく、トイレ休憩も兼ね観覧。土器なども展示してあるので、今度ゆっくり来たい。次は何度も通り過ぎている大磯で行ったことのない旧吉田邸、敷地の広いこと。掃除が管理が大変だろうなあと思わずため息が出る。ラッキーなことに年二回の公開となる「七賢堂」を拝観。岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允・伊藤博文・西園寺公望・吉田茂を祀ったお堂である。
西湘バイパス沿いを歩き最後の立ち寄り場所の明治記念大磯邸園に寄り大磯駅にて、長い一日が終わる。ヘロヘロになりながらも結果楽しい歩きだった。参加者の皆さんにも感謝。











