行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
西名阪天理ICから京奈和道に入り御所南ICで降りて国道309を西へ。名柄の交差点を左折、県道30から高天彦神社へ
この登山記録の行程
高天彦神社駐車場(08:05)・・・水越峠コース合流点(10:06)・・・一の鳥居(10:16)・・・葛城神社(10:24)・・・国見城跡(10:35)[休憩 45分]・・・一の鳥居(11:44)・・・高天彦神社駐車場(13:09)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
予定より1時間近く早く高天彦神社の駐車場に着いたが、3連休の中日とあってか、すでに駐車場には車が満杯。残り2台ほどのスペースを見つけ車を止める。
高天彦神社に今日の登山の安全を祈願し、神社から左に延びる細いコンクリートの道を進むと落差7mの高天滝が見えてくる。滝の前には、不動明王が座っている。登山道は、滝の30m程の手前から小川を渡り杉林へと入って行く。小川を渡ってすぐに分岐があり、郵便道と書いてある右の道を選ぶ。急坂から始まるこの道は上の方で左の道と合流する。
じいちゃんペースでじっくりと登って行くと、左の尾根伝いを下りてくる年配の登山者とすれ違う。かなり急な道とのことで、右側の山腹を辿る緩やかそうな道を登る。9月の半ばに近くなってもこの暑さ、四日市程ではないにしても、前日雨も降ったようで湿度も高い(昨日、四日市は観測史上最大の雨量123㎜/hで市内は冠水、我々3人の家は幸い被害なしだった)。汗がしたたり落ちる。この登りの登山道は、特に急な険しい所は無いが、歳のせいかやたら足に堪える。ただ、道端にはいろんな花が咲いていて、花を愛でながら疲れを癒す。
アルミの梯子が現れる。以前あった登山道の斜面が崩落し、手前に梯子を立て、登った所から新しい道を作ったたようだ。ここで、ご夫婦と思われる二人とすれ違うが大きなザックを背負っている。聞くと、山頂付近でテント泊とのこと、露営地もあるそうだ。
標高が850mを過ぎ、登山アプリの地図を見ると、「ヤッホーポイント」の印がある。早速、向こうの山肌に向かって、ヤッホー....と叫ぶと...かすかにコダマが帰ってくる。登山道脇の木が大きく育ち、音の通りを遮ってコダマが小さくなるのかも⁉
山腹の登山道が、谷筋へと変わってくると、丸太の木段が続いている。ちょうど木段を下りてくる人に聞くと、500段あるそうで、ちょっとうんざり。一段一段足を上げて行けば、この木段も終わるだろうと、一歩ずつ足を進める。もう400段ぐらい登ったかなぁ⁉と上を見るとまだまだ続く。上部の木々の間が明るくなり、回り込んだ木段を登り終えると、水越峠の方へ続くダイヤモンドトレールの道に合流する。この登りがやっと終わった。
一息入れ、山頂へ。一の鳥居へ出ると、コンクーリとの広い坂道になる。この坂道もこたえるなぁ。
一の鳥居から10分ほど歩くと、葛城神社が現れる。石段を登り、神社にお参りする。この裏山が金剛山の最高地点になるが、神社の裏手に向かうと立入禁止になっている。神聖な場所として、人が入らないようになっているのだろう⁉
神社から国見城跡へ向かうが、神社の境内の大杉の根元に、濃いピンクの花が咲いている。下田さん曰くツリフネソウと言う花とか、よく花の名前をご存じだ、登る途中でもいくつかの花の名前を教えてもらった。
途中の転法輪寺に手を合わせ、階段を下ったところにある池(ひさご池)を見ると、あまり見たことが無いトンボが飛んでいる。あとで調べるとマダラヤンマと言うトンボのようだ。
時計と「金剛山頂」の看板がある広場に到着。ここからの大阪方面の見晴らしは良さそうだが、遠望は雲が掛かり眼下に少しだけ街並みが見える。大阪方面から登ってきた方によると、見える街並みは富田林市で、白い塔が見えるところはPL学園とか。この「金剛山頂」の広場は国見城跡であり、標高は1,030m程の場所。ここに設置してある椅子と机で昼食をとる。周りには老若男女、たくさんの登山者でごった返している。隣の小さい子供連れの家族も昼食中で、子供たちが美味しそうにUFO焼そばをほお張っている。
時計と「金剛山頂」を背に、登山者のグループが並んでいる。「金剛山頂」のライブカメラの前に集まっているようだ。大阪にいる中学校の同級生から「金剛山のライブカメラを見ているけど、時計の下だったら写るよ」とのLINEが来たが、すでに下山に入っていた。帰りは、一の鳥居まで別の道を歩くことにする。地図上にある、ロープウェー乗り場の方に向かっい、途中で一の鳥居に出る道を辿る。広い道の途中から地図上にある一の鳥居に向かう道は、笹が覆ってちょっと心配だが、道は細いがシッカリとあり、地図アプリでも間違いは無さそうだ。すると、いきなり一の鳥居に出る。大きな道を辿るとかなり大回りになり、歩いた細い道はショートカットの道のようだ。
ダイヤモンドトレールから郵便道へ登って来た道を下りる。登り初めのころすれ違った年配の方が下ってきた道を下ることにする。急こう配の道は木の根っこも張り出し、根っ子を踏んで滑ったりつまずいたりしないよう注意して下る。大分時間短縮になったようだ。高天滝の所まで下りてくると、雨がぽつぽつ降りだしてくる。ちょうど木下の道になり、雨もそれほど強くないので、雨具無しでも濡れずに済みそうだ。駐車場に着くころには、雨も止んできた。
四日市の特に中心地は、昨日の大雨で冠水したところが出て豪雨災害の状態だったが、金剛山は、登山道の湿りから雨は降ったようだが酷い雨では無かったようでだ。それにしても、登山者の多い山で多くの人が大阪側からの登山者のようだ。登ったことは無いが、東京高尾山の関西版という感じだ。また、山頂付近には登山回数の多い人を書いてある表示板が立っているが、最高回数は何と1万8千回!!!???何十年かかるんだろう。
最後に、我々じいちゃん三人組、もう一つの楽しみは温泉。高天彦神社から10分ほどで行ける天然温泉「かもきみの湯」に浸かって帰ることに。
フォトギャラリー:25枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| GPS機器 |





























