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北岳・草すべりを登り切れるか? 2025年9月

北岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (あおまさ さん )

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行程・コース

天候

【9/14】曇り/【9/15】曇り→雨→曇り→晴れ→曇り/【9/16】晴れ

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

【1日目】
広河原(11:32)・・・大樺沢分岐(11:58)[休憩 5分]・・・第一ベンチ(12:44)[休憩 10分]・・・第 二ベンチ(13:34)[休憩 10分]・・・白根御池小屋(14:46)

【2日目】
白根御池小屋(05:54)・・・ベンチ(07:51)[休憩 10分]・・・植生保護地(08:47)[休憩 10分]・・・小太郎尾根分岐(09:46)[休憩 15分]・・・北岳肩ノ小屋(10:52)

【3日目】
北岳肩ノ小屋(05:31)・・・小太郎尾根分岐(05:56)[休憩 15分]・・・ベンチ(06:46)[休憩 10分]・・・白根御池小屋(07:51)[休憩 32分]・・・第 二ベンチ(09:17)[休憩 10分]・・・広河原(11:15)

コース

総距離
約9.5km
累積標高差
上り約1,662m
下り約1,662m
コースタイム
標準10時間30
自己12時間54
倍率1.23

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回も、なかなか厳しい山行でした。順調だったのは初日の広河原から白根御池小屋まで。ここのコースタイムで3時間10分。休憩タイムを含め、ほぼコースタイム通り。急坂なので4時間で行ければ御の字と思っていたので上出来です。
鬼門は2日目の草すべりの急坂(;^_^A 筆者の計画では肩の小屋までよくて5時間、6時間なら許容範囲と思いながら5時間で踏破(^_^)v 途中で雨が降り出したり、下山の方とのすれ違いも多かった割には上出来です。登ってみてわかったのですが、草すべりは確かに急坂でしたが、筆者が大の苦手とする大きな段差が少ない。中間エリアにそういう場所がありましたが、全体的には段差のない急坂がつづくという感じでした。稜線に出てからの方がコースタイムを大幅にオーバーしているし(~_~;)
3日目の下山は白根御池小屋までは順調でしたが、そこから先は足が動かず悪戦苦闘。白根御池小屋から広河原までの下山に費やした時間は初日の登りとほぼ同じ。どういうこと??? 下山時の転倒・滑落が多いし木の根等も多く慎重を心がけてはいたが、こりゃ参ったて感じです(+o+) 草すべりの下りで足を使い果たしたのかな?
と、まぁ~今回も何とかかんとか無事に下山。草すべりの途中でGWの丹沢ツアーでお世話になったガイドさんとばったり( ^)o(^ ) 北岳ツアーの下見に来られたそうで、こんな偶然あるんですね~

追記・・・
今回も6月の赤岳、8月の槍ヶ岳につづき計画に入れていた山頂には到達できず(;^_^A 思い当たる共通する理由は。。。
 ①予想していたより体力が残っていなかった(競走馬のように体に鞭打てば行けた可能性もあるが???)
 ②山行目的の達成で気持ち的に満足した自分がいた(赤岳:硫黄岳からの縦走/槍ヶ岳:槍ヶ岳を目の前から撮影/北岳:草すべりを登る)まぁ~頂に立てなかったことへのごまかしかも知れませんが(;^_^A
 ③サチュレーションの極度の低下。今回、自分はなぜ高山になるとペースが極端に落ちるのかを科学的に知るためにパルスオキシメーターを持参しました。医療用ではないので精度に誤差はあると思いますが、自宅で計測95%、白根御池小屋(2230m)で計測82%、肩の小屋(3011m)で計測65%。さすがに65%は機器の問題ではと思い、年代の近そうな隣の方にお願いして計ってもらったら85%。これは機器の問題ではなく自分の問題と科学的に実証されてしまった(+_+) で、サチュレーションが65%まで低下すると何が起こるかというと、食欲の低下(ご飯はちゃんと食べました)と頭の中で鼓動が聞こえるかな~(自分の基準では頭痛ではない) それ以外の自覚症状はなし。いわゆる高山病の初期症状ですね。今まで頭痛とか息苦しさ(山行中以外)、吐き気とかは全くないので高山病と認識したくなかったんでしょう。科学的数値は説得力があると痛感(;^_^A 多分、赤岳、槍ヶ岳も同様のサチュレーションレベルと想像。さすがに65%はやばいので、来年に向けて呼吸法とか勉強&実践して改善が見られなければ3000m級からは卒業ですね。映画・岳の中で主演の小栗旬が発した「山に絶対に捨ててはてけないもの・・・命」登山をはじめるとき、これを心に刻んでいますので。。。

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装備・携行品

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