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守門岳

守門岳( 上信越)

パーティ: 1人 (TOM さん )

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行程・コース

天候

朝は曇り後晴れ。午後から曇り後雨。朝は雲海の上に、遠くの高い山(例えば越後三山等)の山頂が見えるものの、午後からガスが出始め、その後、パラパラと雨が降り出しました。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: ガイドでは保久礼駐車場は30台停められる事になっているものの、実際はMax20台未満だと思います。私の車の古いナビは、栃尾のロッジ道院の方を通るルートを推奨するものの、保久礼駐車場近くは、猿倉橋 二口登山口駐車場経由のルートの方が道路が整備されている気がしました。保久礼駐車場手前の道路脇のススキ等の草の刈払いが行われておらず、道路にはみ出して車を傷めそうでした。保久礼駐車場には、紙付きの綺麗なトイレと更衣室があります。

この登山記録の行程

保久礼小屋(04:40)・・・キビタキ避難小屋・・・大岳(06:45)[休憩 12分]・・・青雲岳(08:03)[休憩 12分]・・・守門岳(08:34)[休憩 33分]・・・青雲岳(09:23)[休憩 12分]・・・大岳(10:45)[休憩 16分]・・・キビタキ避難小屋(12:30)[休憩 11分]・・・保久礼小屋(13:20)

コース

総距離
約8.9km
累積標高差
上り約1,134m
下り約1,134m
コースタイム
標準6時間40
自己7時間4
倍率1.06

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

約40年前、大白川(大原)登山口から袴岳(守門岳最高峰)だけを登ったものの、その時見た大岳や青雲岳の山並みが忘れられず、長い間、守門岳の大岳や青雲岳も登ってみたいと思い続けていました。そこで今回、約40年ぶりに守門岳を登り、大岳、青雲岳、袴岳の三山を登る事にしました。昔に比べて相当体力が落ちているので、いかに楽に大岳、青雲岳、袴岳を登るか?を考えた所、最も登山口の標高が高い保久礼登山口から登り、大岳、青雲岳、袴岳の三山を往復するのが最も楽だと分かり、それを実行しました。
二日前に台風15号が通過し、登山当日の新潟県の最高気温35℃が予想されていた為、涼しい暗いうちに登り始める事にして、前日に登山口の保久礼駐車場と保久礼登山口を下見しました。車のナビが古い為、保久礼駐車場へは長岡市栃尾の道院高原経由を推奨するものの、東京方面からだと栃尾の道院高原経由の方が少し遠回りで、魚沼市二分方面側より林道が整備されていない様な感じでした。また、保久礼駐車場直前の林道両脇は、ススキが繁茂して林道に大きくはみ出しており、林道脇のススキに接触すると車を傷めそうでした。尚、守門岳登山道は刈払いが行われ、よく整備されていました。登山道は整備されているものの、林道脇のススキや雑草の成長が早い為か?林道の整備が不十分な様に感じました。
登山当日9月7日の魚沼市の日ノ出が5時19分で、4時半前に保久礼駐車場に到着し、朝食、着替え、トイレを済ませ、4時半過ぎに駐車場を出発しました。前日に下見していて、直ぐに階段状の一本道の為、ヘッドライトで道迷いする様な事はありませんでした。5時過ぎには明るくなり、ヘッドライト無しでも問題なく歩けました。大岳山頂手前に案内の無い右側への分岐が2ヶ所(天狗岩屋清水への分岐、不動明王のある行場への分岐)あるものの、太い直進の道を優先して進めば、問題なく大岳さんに着くと思います。真夏の盛夏に守門岳を登る場合、一本道で道迷いの心配が少ない為、昼間よりも涼しい夜行する事をお勧めします。
7月に新潟に来た時は蚊やアブが沢山いて刺されまくりましたが、その時と比べて蚊やアブは少なく、長袖で虫除け剤を多量に塗った為、ほとんど虫に刺される事はありませんでした。
予定通り、涼しい朝のうちに大岳、青雲岳、袴岳(守門岳最高峰)に登る事が出来たものの、袴岳(守門岳最高峰)山頂は少し風があり、食事でじっとしていると寒くなってきてしまい、雨具を防寒着として着込みました。下山して歩き始めると暖かくなり、大岳を登り返す頃は気温も高くなり、疲れてきてしまいました。大岳からキビタキ避難小屋までの下りで、足の膝も痛み始めた為、小休止を繰り返し慎重に下りました。早出して日没(18時04分)までかなりの時間ががる為、バテているものの、気持ち的に余裕を持って下山する事が出来ました。
新潟の登山で安く宿泊するなら、八海山麓サイクリングターミナル(南魚沼市荒金70、Tel:025-779-3230、URL:https://hakkai-sanroku.com/)がお勧めです。素泊まり4500円(最安)で宿泊できます。
また、守門岳登山後は、やすらぎの里 すもん温泉白石荘(魚沼市守門高齢者センター、魚沼市西名新田485、URL:https://www.city.uonuma.lg.jp/page/2132.html)がお勧めです。650円で入浴出来ます(営業時間11:00~17:30)。

所感
暑さで登れるか?とても心配だったものの、40年ぶりに守門岳登山で大岳、青雲岳、袴岳の三山全てを登る事が出来て良かったです。比較的天気も良く、越後三山や佐渡島まで見る事が出来て感激しました。守門岳から眺めると、粟ヶ岳、未丈ヶ岳が以外と立派に見え、機会があれば登りたいと思いました。また、以前は浅草岳の一部と思っていた鬼ヶ面山が、浅草岳とは別の山に見え、登行意欲をそそりました。

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フォトギャラリー:102枚

登山前日の下見。魚沼市高倉109にある守門神社。安全登山祈願。

登山前日の下見。猿倉橋 二口登山口駐車場

登山前日の下見。二口コース登山口

登山前日の下見。ススキで覆われた林道。道路の刈払いが暫く行われていない様です。通行注意。

登山前日の下見。二分コース登山口

登山前日の下見。栃尾の道院キャンプ場からの林道合流地点

登山前日の下見。保久礼駐車場にある綺麗なトイレと更衣室のある建物。登山届のボックスが中にあります。

登山前日の下見。保久礼駐車場の様子。Max20台程停められそうです。

登山前日の下見。駐車場から登山道に入る所。

登山前日の下見。分岐。左:保久礼小屋、中央:小屋を経由しない大岳への登山道、右:二分登山口(約20分)、二口登山口(約40分)への下山ルート

登山前日の下見。保久礼小屋外観

登山前日の下見。保久礼小屋の中の様子。

登山前日の下見。階段状の登山道。

登山前日の下見。戻って、元の分岐に出た所。左が二分登山口(約20分)、二口登山口(約40分)への下山ルート。

登山前日の下見。道院自然ふれあいの森近くから守門岳連山を見た所。左:大岳、中央:青雲岳、右:袴岳(最高峰)。

今回宿泊した八海山麓サイクリングターミナル(南魚沼市荒金70、Tel:025-779-3230)、素泊まり4500円。https://hakkai-sanroku.com/

翌日、保久礼駐車場から日の出前の守門岳の様子。山の端が明るくなってきている。

景色が見え始めた所。

二日前の台風でぬかるんだ登山道。

キビタキ清水への分岐

キビタキ清水の直ぐ上にあるキビタキ小屋への分岐。行きは小屋に寄らずに直登する。

ロープのある登山道

第二展望台

第二展望台からの眺め。

第二展望台からの眺め。弥彦山拡大(左:弥彦山(634m)、右:多宝山(634m))。弥彦山の奥は佐渡島で、一番奥が金北山のある山並みで、その手前が大地山のある山並み。

第二展望台からの眺め。米山拡大。

登山道にある面白い模様のサルノコシカケ?

左が不動平にある岩と案内。

不動平にある岩の上からの眺め。越後三山を遠望。一番左のピーク:中ノ岳(2085m)、左から二番目手前のピーク:越後駒ケ岳(2003m)、右側のギザギザの山並み:八海山(1778m)。

不動平にある岩の上からの眺め。一番奥が尾瀬の燧ケ岳(2356m)拡大。

不動平にある岩の上からの眺め。中程が未丈ヶ岳(1553m)拡大。

不動平にある岩の上からの眺め。中央部の最も高い所が荒沢岳(1969m)。

不動平にある岩の上からの眺め。前の写真の右側。中央:源蔵山(1834m)、右:巻倉山(1758m)と思われます。

不動平にある岩の上からの眺め。前の写真の右側。中央より右:兎岳(1926m)、右:大水上山(1831m)と思われます。

不動平にある岩の上からの眺め。前の写真の右側。中央より左奥:中ノ岳(2085m)、中央より右手前:越後駒ケ岳(2003m)。

不動平にある岩の上からの眺め。八海山。左の突起は入道岳(1778m)と思われます。

不動平にある岩の上からの眺め。頚城方面の眺めで山座同定出来ませんでした。

岩から少し先にある不動平の標識。

大岳山頂

大岳(1432m)山頂裏側(南側)から守門岳連山の眺め。左のピーク:袴腰(1527m)、中央の最も高いピーク:袴岳(守門岳、1537m)、中央より右のなだらかなピーク:青雲岳(1436m)。

早朝の雲海。

大岳(1432m)山頂裏側(南側)にあるテント適地。

ぬかるんだ登山道

大岳と青雲岳の鞍部近くから谷側を見た所。手前に残雪。奥のピークは烏帽子山(1350m)。

前の写真の残雪拡大。

一番奥の山並みが飯豊連峰。

振り返って大岳を見た所。

粟ヶ岳(1292m)?

登山道。

分岐。左:青雲岳方面へ、右:二口登山口へ。

青雲岳山頂直前の眺め。奥の中央のピークは袴岳(守門岳、1537m)。左のピークは袴腰(1527m)。

青雲岳山頂案内

青雲岳山頂広場から草原越しに中央の袴岳(守門岳、1537m)と左の袴腰(1527m)の眺め。

尾瀬の燧ケ岳(2356m)拡大。

荒沢岳(1969m)拡大。

左奥:中ノ岳(2085m)、右手前:越後駒ケ岳(2003m)拡大。

ギザギザの山並みの八海山(1778m)拡大。

袴岳(守門岳最高峰)への登山道。

袴岳(守門岳最高峰)山頂の様子。

袴岳(守門岳最高峰)からの眺め。左の最も高いピークが浅草岳(1585m)で、右の最も高いピークが鬼ヶ面山(1465m)。

袴腰(1527m)の眺め。行ってみたいものの、登山道(夏道)なし。

守門岳山頂の祠

守門岳山頂案内

守門岳山頂から北北西方面の眺め。左から青雲岳(1436m)→大岳(1432m)→中津又岳(1388m)→雨晴(1210m)。

鬼ヶ面山越しに会津朝日岳(1624m)拡大。今後、登山予定。

袴岳(守門岳最高峰)山頂の様子。

袴岳(守門岳最高峰)から下りの眺め。左から青雲岳(1436m)→大岳(1432m)→中津又岳(1388m)。遠くに弥彦山(634m)。

木道と左奥が青雲岳。

守門神社のある魚沼市高倉の集落拡大。

青雲岳山頂直前の木道の上から草原の眺め。とても気持ちの良い登山道。

青雲岳山頂

青雲岳山頂から振り返って、中央の袴岳(1537m)と左の袴腰(1527m)方面の眺め。

左:大岳(1432m)、右:中津又岳(1388m)方面の眺め。

分岐。左:二口登山口、右:大岳。

粟ヶ岳(1292m)?
守門岳から見ると、立派に見える。

御神楽岳(1386m)?

青雲岳と大岳との最低鞍部。奥は大岳。

振り返って守門岳連山の眺め。左から袴腰(1527m)→袴岳(守門岳、1537m)→青雲岳(1436m)。

大岳山頂の様子。

大岳山頂の祠。

弥彦山拡大。左:弥彦山(634m)、右:多宝山(634m)。

大岳を少し下り、左の分岐(道案内なし)を進んだ所にある不動明王像。

前の写真から少し下り、左の分岐(道案内なし)を進んだ所にある洞窟。恐らくこの洞窟が天狗岩屋と思われます。この道の更に先に天狗岩屋清水の水場があると思われるものの、疲れたので、この先の水場に行くのを止めました。

不動平の案内。

未丈ヶ岳(1553m)。守門岳から見ると、かなり立派に見え、登行意欲が湧きます。

登山道にあった大きなキノコ。乗せているのは500円硬貨で、キノコの傘の直径は500円硬貨10個分はありそうです。

登山道にあった綺麗な形のキノコ。乗せているのは500円硬貨。

キビタキ避難小屋

キビタキ避難小屋の内部の様子。

キビタキ避難小屋の直ぐ下にあるキビタキ清水への分岐案内。

キビタキ清水

階段状の登山道

登山道から保久礼駐車場を見た所

保久礼小屋

保久礼駐車場に出る所

林道分岐。左が魚沼市二分方面と、右の栃尾道院高原方面との分岐。

やすらぎの里 すもん温泉白石荘(魚沼市守門高齢者センター、住所:魚沼市西名新田485)
https://www.city.uonuma.lg.jp/page/2132.html

やすらぎの里 すもん温泉白石荘(魚沼市守門高齢者センター)の湯舟

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装備・携行品

Tシャツ ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 スタッフバック
ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 トレッキングポール GPS機器
【その他】 水2L、ポカリ500ml、クエン酸ジュース500ml

登った山

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