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歩くアルペンルート 弥陀ヶ原~室堂

( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (犬山好人 さん )

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行程・コース

天候

くもり

登山口へのアクセス

電車

この登山記録の行程

雷鳥沢キャンプ場(7:30)・・・室堂(8:30)・・・天狗平(9:15)・・・カルデラ展望台(10:30)・・・弥陀ヶ原(11:00)・・・一ノ谷(12:13)・・・獅子鼻岩取付き(12:25)・・・鏡石平(13:00頃)・・・ソーメン滝(14:07)・・・天狗平(14:20)・・・室堂平(15:20)

コース

総距離
約15.4km
累積標高差
上り約978m
下り約833m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 広々とした快適なテント場を後に、ザックをコインロッカーに預けて身軽になって弥陀ヶ原を目指します。室堂から長い階段を降りると、平たんな遊歩道が続く。雪解け水のせせらぎ、“チングルマ・ロード”といわれるだけに高山植物も豊富。気が遠くなるほど長い年月のあいだに移動してきた巨石群が、天然の日本庭園のような風景を作り出しているのがおもしろい。短い雪渓もお楽しみのひとつで、観光客があまり来ないここは、お勧めです。
 天狗平から道は二手に分かれる。旧道の美松坂コースは樹林帯の道で、眺望もあまりない。カルデラ展望台に立ち寄って、先日の続きにとりかかる。弥陀ヶ原はきょうも霧にけぶっていた。最初は霧の湿原は幻想的でいいね、と思っていたが三度目ともなると、少しは晴れてくれいと言わずにはいられない。
 観光遊歩道の北のはずれから幅の狭いやや不安定な木道を行く。と、ここで片方の靴のグリッパーがなくなってることに気付き、探しに戻って30分のロス。一ノ谷で仮橋を渡り、いよいよ鎖場に取り付く。見上げると顔に見える獅子鼻岩まで60mを一気に登る。慎重に行けば難しいことはないが、岩が濡れていて滑りやすいので、とくに下りの場合は要注意。登りきると木道がある獅子鼻平に飛び出す。池塘を見ながら誰もいない静かな木道を進んで行くと、やがて森林限界を超えて一面の草原・鏡石平に至る。晴れていれば前方(東)に立山、左手(北)に大日連山を間近に眺めながら静かなウォーキングが楽しめるはず。くねくねとどこまでも続く木道は、天狗平までけっこう長く感じたが、なんとか歩き通せた。
 こんな季節なのにほんとうに人が少ない。観光ルート以外では、この二日間にすれ違ったのはたったの三組だった。

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