行程・コース
この登山記録の行程
岩木山神社(04:45)・・・百沢コース登山口(05:20)・・・姥石(06:03)・・・焼止りヒュッテ(06:50)・・・錫杖清水・・・鳳鳴ヒュッテ(08:36)・・・岩木山[休憩 20分](08:58)・・・鳳鳴ヒュッテ(09:38)・・・リフト分岐・・・岩木山頂駅(10:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
本サイトの投稿情報から、岩木山の雪渓には、「もうアイゼンはいらない」の記述内容を直に信用し、連日の暑い日から雪解けが進んだものと勝手に思い込み、今年初めてのミチノクコザクラと錫杖清水の堪能をと計画する。
早朝の神社側から岩木山を見上げると山頂までクリアに視界がとれ、若干の残雪は確認できたが、投稿情報を信用し、好天でもあることから出発を決心をする。
前回、5月7日の時点では七曲入口から残雪が確認できたが、今回は焼走ヒュッテまでは雪は解けており、夏山状態であったが、問題はここから先だ。
焼走ヒュッテを越えると、やはり残雪はあるが、雪質さえ良ければキックのみで登れると思い、いざひと蹴り・・・雪ではなく氷状態・・・蹴り込めない。
氷を蹴り割りながら足場を確保していくため、中々前に進まない。
先に登っていた若者は、長靴であったため途中断念し、撤退下山して行った。
キックも回数を重ねると足先は痛くなり、足にも疲れが出てくる。
アイゼンさえ持ってきていればと・・・後悔するが・・・後の祭りである。
時間をかけ、何とか雪渓エリアを越えたものの、錫杖清水は未だ雪(氷)の中であり、目標の一つの錫杖清水堪能は消え去った。
雪渓を越えた岩場にチノクコザクラが見えだした。ん〜っ!何ともかわいらしく、綺麗な花だ。昨年はシロヌキを確認できたが・・・今年は見ることが出来ず、少々残念気分となる。
ミチノクコザクラの群生エリアを越え、鳳鳴ヒュッテに着くと、リフト乗り場側から、これは登る格好じゃあないだろう(怒)と思える観光客らしき”やから”がやってきた。革靴、ヒール、スカート、etc・・・ありえない
早々に山頂へ足を向ける。今日は天気にも恵まれ、白神山地、岩手山、八甲田連山がよく見える。久しぶりの山からのご褒美に・・・感謝・・・感謝
さて、下山ルートをどうするかだ。気温は上がっているものの、1時間程度で、あの分厚い氷がザラメに変わるかどうか。安全を期して、8合目からバスで下山、バスで神社まで移動とした。
山頂から下山時、例の観光客らしき”やから”共が苦戦しながら登っているのを見かけた。ハイヒールで登ったはいいが、どうやって降りるのか考えているのか、他人事だが怖くなった。
アイゼンさえ持ってきていれば、バス代が浮いたのにと、後悔しながらの下山でした。
今回の反省として、本サイトの投稿情報を真に受けることなく、自身の経験を優先していくべし、と胸に刻みこんだ。
最後に、下山後岩木山神社の駐車場において隣に駐車していた三河ナンバーのキャンピングカーのおじさんへ、田中陽気との出会い話や、写真など見せて頂きまた、カレーまでごちそうになり、ありがとうございました。
フォトギャラリー:58枚
白神山地
岩手山
八甲田連山
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
| ライター | カップ |




