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常念岳 「一ノ沢から雲の国へ」

常念岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 4人 (もりー さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

曇り のち 山頂付近は晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 一の沢駐車場(20~30台)には8時過ぎに着くも雨が降っており、小一時間ほど様子を見て登山開始。あの時諦めて帰らなくてよかった。

この登山記録の行程

【1日目】常念岳登山者用駐車場(10:20発)・・・ 一ノ沢登山口(10:40発)・・・ 山ノ神(10:55)・・・ 王滝ベンチ(11:40)・・・ 烏帽子沢(12:10)・・・ 笠原沢(13:10)・・・ 胸突八丁(13:50)・・・ 最終水場(14:10)・・・ 常念小屋(15:30)・・ ★常念小屋 テント場にてテント泊

【2日目】常念小屋(6:00)・・・ 常念岳 登頂(7:40着~9:30発)・・・ 常念小屋(10:35)・・・ 最終水場(11:40)・・・ 胸突八丁(12:00)・・・ 笠原沢(12:30)・・・ 烏帽子沢(13:30)・・・ 王滝ベンチ(14:00)・・・ 山ノ神(14:45)・・・ 一ノ沢登山口(15:00)・・・ 常念岳登山者用駐車場(15:20)

コース

総距離
約16.3km
累積標高差
上り約2,404m
下り約2,402m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

いつもの山部のみんなと。残念なことにやすーが行けなくなってしまったのだけど、行ける時に行っとこうと、常念岳に行くことに。初の飛騨山脈遠征です。

今回は何時もより気持ち早めに東京を出発。
途中インターでは、長渕24時間ライブのお客さんを横目に、登山口に急いだ。着くなり雨がひたひたと降り続き、一時は中止もよぎった訳だけど、小一時間ほど駐車場で粘り、小雨になったところで、いざ出発!
霧がかった道を進むと20分程で、山の神の鳥居があった。今回の山行の無事を祈る。

道中は、一ノ沢の名の通り、水が流れる道を沢を淡々と進む。もう少し雨が酷かったら、登れなくなるのでは?と思うようなほど、道には水が流れ込んでいた。ただ、この沢を歩けるので、マイナスイオンからか不思議と疲労度もやんわりと、アドベンチャーな道をワクワク感を抱きながら、ひたひた淡々と進むことが出来た。

王滝ベンチ、胸突八丁、最終水場と適度に休めるスペースはあるものの、後半には少し疲れを覚えてきた。残り1,000m辺りからは、第1~3ベンチなどもあったが、休むよりも小屋を目指してひたすら歩いた。ここまではほぼ霧の道だったのだが、周りの木々が低くなり、空が広くなってきた頃から、陽が射し始めた。
ふと見上げると、流れる雲を越えて、その先に大きな緑と土色の山が見えた。歓声じみた声を上げてしまい、テンションはかなり高くなってしまった。いやあ、恥ずかしい。気付けばすっかりと暑いほどの陽を浴びて残りの数百メートルを登った。登り切れば、物足りない感覚の中、常念小屋に着いていた。東側の安曇野方面を振り返るとそこは一面の雲海だった。この景色を見たくて、ここに来たんだなーなんて思っちゃう瞬間であった。たくさんの人たちがその雲海を眺めていた。幸せだ。

常念小屋は、立派な小屋であった。水をは1リットル200円。缶ビール500円、生は800円。テントは一人500円。この日は今年一の混雑とのことで、小屋の入り口には、泊まりは一畳に二人となりますと、たまらない看板が出ていた。

テント場からは、西に穂高連峰を一望でき、槍ヶ岳の異様とも言えるその姿に、惚れ惚れとした。いつか行くぞと何度も考えていた。北には横通岳がすぐ近くに見えていた。
赤岳以来のテント泊はとてもウキウキしたものの、すっかりと疲れていたようで、ご飯を食べてすぐに、一番最初に寝てしまった。

翌朝は、槍ヶ岳がさらに綺麗だった。たまらんね、あの形。
水を補給して、本来の目的を思い出す。目の前の常念!に登るんだっ!
40分程で書いてあった気もしたが、実際には1.5時間ほどかかった。あれが頂上と思っていた先に、頂上ありました。頂上では、残念ながらガスが出てしまった。少し残念。
でも、みんな気分良く、コーヒーを飲み飯を食い、また長居をして… よい山だな。とつくづく。

帰りは、膝を痛めてしまったり、階段滑ったりとなかなかの厄な感じもあったものの、無事に温泉に入り、またまた飯をくらい、動けることの感動を、生きてることの幸せを感じながら、帰路につきましたとさ。

今回も楽しかった。また行きたいな、良い山との出会いは、優しい気持ちをくれるから、何度も行きたくなる。またみんなとたくさん行けるといいな。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック ヘッドランプ タオル 帽子 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 ナイフ 健康保険証
ホイッスル 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール ストーブ
ライター カップ

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登った山

常念岳

常念岳

2,857m

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