行程・コース
天候
曇り時々霧雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
小田急線渋沢駅からバスで「大倉」
この登山記録の行程
大倉(07:12)…西山林道と合流(07:30)…二俣(08:27)…後沢乗越(09:18)…鍋割山(10:34-11:34)…小丸尾根分岐(12:10)…二俣(13:58)…西山林道と分離地点(14:51)…大倉バス停(15:07)
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大倉(07:12)
0:18/0:20
西山林道と合流(07:30)
0:57/1:05
二俣(08:27)
0:51/0:45
後沢乗越(09:18)
1:16/1:20
鍋割山(10:34-11:34)
0:36/0:35
小丸尾根分岐(12:10)
1:48/1:20
二俣(13:58)
0:53/1:05
西山林道と分離地点(14:51)
0:16/0:20
大倉バス停(15:07)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヤマザクラやツツジを探して丹沢の鍋割山を歩いてきた。数日前までの初夏のような気候から一転して初春のような肌寒さだったが、霧がかった山の景色も風情があり、楽しめた。
元々の計画では、表尾根から登って塔ノ岳経由で丹沢山まで行くつもりだった。しかし、天気予報が曇りだったこと(どうせなら塔ノ岳→丹沢山で富士山を眺めたい)、自分の膝の具合が少し不安だったこと(丹沢山までだとかなりロングコースになる)から、急遽鍋割山に行き先を変更した。
当日、6時48分渋沢駅発のバスに乗る。思ったより人が少ないのは景色が望める天気では到底ないからだろうか。
ストレッチ等を済ませ、大倉バス停を出発したのは7時12分。同じバスに乗って来た人々のほとんどは大倉尾根に向けて出発していたが、自分たちは西山林道へ。
西山林道は緩やかな上り道で、少々単調であることを除けば歩きやすい。ゲートのある林道と交差する手前や、それを超えたところにはヤマザクラも咲いていた。
二俣を越えて少し行くと、本格的な山道に入る手前に発泡スチロールの箱があり、ペットボトルがたくさん並んでいる箇所に到着する。鍋割山荘へ持っていくボランティア用の飲料水だ。前回来た時には持ってあがり、実を言うとかなりバテた。
今回は、バテるのも心配だが、膝の調子があまり良くないので水はパスさせていただいた。万全の体調で、ここで負荷を増やして登れるようになりたい。
さて、このペットボトルの場所から後沢乗越までも道が急になるが、自分にとって、鍋割山登山の”本番”は、後沢乗越に出て鍋割山南山稜を登り始めてからだ。ひたすら急坂が続くことに、なんだか毎回やけに心をくじかれる。それだけに、リベンジしたい気持ちが湧いて次もまた登りたくなるのだが……
偽ピークが何度かあるのがにくい。歩きながら上を見上げて「あそこがピークかな」かと思ったら、まず偽だと思っておけば間違いない。ただ、多少平らな道になるので小休憩はできる。
「標高1000m」もにくい(笑)。もうすぐだと思うじゃない……。『東丹沢登山詳細図』で標高1000mに印をつけると、後沢乗越・鍋割山間を1/3くらい進んだところだった。まだまだ先は長い。
霧に包まれてほとんど景色も望めないだけに、時々現れるツツジやヤマザクラに慰められた。後沢乗越までに抜かした人たちのほぼ全員に抜かれ返しながら、後沢乗越から1時間16分で山頂に到着した。なんとかコースタイム(1時間20分)より早いという程度で、バテたはずの前回(同じく1時間20分)とほぼ変わらず。
ちなみに、前方に太陽電池パネルが見えたら、それが偽ピークではなく山頂の合図。
山頂では、お楽しみの山メシタイム!
みんな鍋焼きうどんをはふはふ食べていたが、今回は同行者さんが作ってくれたお弁当をいただいた。おにぎりと唐揚げとシチュー。少しバテていたのかおにぎりは1個しか食べられなかったが、どれも美味しかった! いつもごちそうさまです。
鍋焼きうどんは以前に食べたことがあるが、美味しかったので次はうどんも良いな。
山頂でトイレを済ませ(100円)、下山は小丸尾根へ。小丸尾根分岐ではほとんど人が塔ノ岳へ向かうため思わず悩んでしまったが、膝のことを考えて今回は無理のないよう予定通り小丸尾根を下った。
すぐ隣に見えるはずの大倉尾根も花立山荘も見えなかったので、かえって足下に集中できる。1歩1歩丁寧に下りていくと、コースタイムは30分近くオーバーしたものの膝に痛みはなく、翌日以降も筋肉痛すら起きなかった。下半身の筋力をつけると同時に、下りは焦らずゆっくり、がしばらく自分のテーマになりそうだ。
西山林道に出ればあとはひたすら歩くだけ。15時過ぎに大倉バス停に到着し、鶴巻温泉にある弘法の里湯で汗を流して帰宅した。
ところで、鍋割山南山稜では、山道を整備する方がたくさんいらっしゃった。GW前だからだろうか。おかげさまで快適に山道を歩けています。本当にありがとうございます。
ところでその2。鍋割山に登った日は、新緑の大山キャンペーン初日だった。キャンペーンで安くなる弘法の里湯は、旅行会社の大山ツアーにも組み込まれている様子。期間中の週末、弘法の里湯はかなり混雑すると思われるので要注意。
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