行程・コース
天候
両日とも快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
渋沢→大倉 バス10~15分;210円
この登山記録の行程
6/1 大倉(8:25)→堀山の家(10:45)→塔ノ岳(13:00)→熊木沢出合(15:10)→ユーシン(16:30)
6/2 ユーシン(5:00)→玄倉(7:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
大倉尾根(通称バカ尾根)を使っての歩荷訓練は高校以来。重さ的には高校生の時と変わらず35㎏。中身は7月下旬に計画している北アルプス縦走で背負うであろう荷物と一緒。テント一式、食料としてレトルト食品・行動食(魚肉ソーセージやチーカマ、飴、チョコ)1週間分。更に米2㎏とガソリンコンロと予備燃料1㍑、これらに加えて10㍑は入る水タンク等々。流石に50歳を過ぎるとキツイ。途中で両足がつってしまい歩くのに苦労した。まぁ片足交互だったのが不幸中の幸い。
この日は「歩荷レース」という大会があり、こっちは35㎏を背負ってノンビリ(せざるをえない)歩いている。レースに参加している人は砂利袋を2つ背負って走り回っている人もいる。中には周囲の人から声をかけられて自分自身に気合いを入れいている人もいる。特にうざったいのは大荷物を背負っているせいか、やたらと「頑張ってください」と声をかけてくる人たち。こんな時に限って日差しが強く、下界は酷暑日を記録した所が多かった。
余りの重さと足の不調のため、歩荷訓練は花立山荘で打ち切り。水10㍑は山荘に寄付。思いの外喜ばれ「次回も宜しく」と言われた。誰がやるものか。歩荷訓練は途中で辞めたが、コースだけは計画通りに実行しようと考え、塔の岳山頂を目指す。
山頂に到着した段階で、計画通りのコースは不可能と悟る。だからといってエスケープルートとしての大倉尾根往復は避けたかったので、ユーシン方面へ下山。水場まで300メートル疲れた体と不調の足にはかなりの難コース。意外と水量が豊富だったので休憩。ここから先は人が全然いない。大倉尾根の人だかりが嘘のようだ。道はしっかりしているので迷う心配なし。
尾根を下りきって河原に出たが、道らしきものがないので河原を適当に歩き、対岸に渡ると道を発見。林道は崖崩れが激しいらしく、あちらこちらで道を寸断している。荷物が軽くて調子が良ければどうってことない所も苦労した。熊木沢の道標が見える所から道が明瞭になる。計画ではここから蛭が岳へ向かうわけだが、今回はパスして林道を下山。水場が近いこと、崖崩れの心配がないこと、この2点を考慮して結局、休業中とは言えユーシンロッジまで行くのが妥当と考えて、ひたすら歩みを続ける。ロッジの分岐を過ぎてほんのちょっと行った所に、誰かがたき火をした痕跡を発見。河原に近く草原だったため、ここでテントを設営。
翌日は林道をひたすら歩く。水の重さはなくなったが、食料の重さはそのまま残ったザックが肩に食い込む。昭文社の地図では3時間コースなので4時間はかかるだろうと考えていたが、意外と速く歩けた。5時にテント場を出て玄倉到着は7時30分。一息いれる間もなくバスが到着したので乗り込む。
それにしてもキツイ山旅であった。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | ライター | クッカー |
カトラリー | |||||
【その他】
水タンク10㍑入り 重量を35㎏になるよう調節 |
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