行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
水上町藤原に前泊し、武尊神社手前の裏見ノ滝駐車場(約50台可)に午前6時着。到着時、約10台の先客があった。
この登山記録の行程
裏見ノ滝駐車場(6:00) ⇒ 武尊神社 ⇒ 林道終点駐車場(6:30) ⇒ 剣ヶ峰方向との分岐(6:40) ⇒ 手小屋沢避難小屋分岐(7:30) ⇒ 手小屋沢避難小屋(7:40) ⇒ 行者ころげ(8:30) ⇒ 藤原武尊(8:40) ⇒ 沖武尊山頂(9:00)
小休止後(9:05) ⇒ 剣ヶ峰分岐(9:50) ⇒ 剣ヶ峰山頂(9:55)・小休止 ⇒ 分岐に戻る(10:10) ⇒ 武尊沢を渡る(11:10) ⇒ 沖武尊方向との分岐(11:50) ⇒ 林道終点駐車場(12:00) ⇒ 裏見ノ滝駐車場(12:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
沖武尊山頂および剣ヶ峰までの尾根歩きでは、まだ雪を被った上越国境の山々と赤城山など360°の大パノラマが得られた。
それを得るための登山道は、上りも下りもきつい急坂が続いたが、満開のシャクナゲや多種の鳥のさえずりに癒され、変化に富んだ非常に面白い山歩きを楽しむことが出来た。
【駐車場】 武尊神社手前の裏見ノ滝駐車場に車を止めたが、武尊神社から先の砂利道を約30分歩くと、約10台駐車可の林道終点駐車場があった。ここに駐車すれば、往復50分ほどの時間短縮になる。
【登山道】 林道終点駐車場から砂利道を更に約10分歩いて、武尊山頂と剣ヶ峰に向かう登山道を分ける標識があった。今回は、まず武尊山頂に立ってから剣ヶ峰に周回しようと、進路を左に取った。
すぐに、ブナなどの樹林の中の急登が始まったが、先ほどの標識から約50分で尾根に出た。手小屋沢避難小屋分岐と案内標識に書かれたその場所からしばらくは、平坦な尾根道をすいすいと進む。
やがて、次第に傾斜がきつくなり、「手小屋沢避難小屋」の分岐から約60分で鎖場に当たった。
ほぼ垂直に近い傾斜でかなりの高さがある。一つ目の鎖場を過ぎてすぐに二つ目、三つ目の鎖場が続く。一つ目ほどの高さはないが、なかなかのスリルがある。この辺りが「行者ころげ」だ。
三つ目の鎖場を登り切ると、シャクナゲが群落を作って咲いている、眺望の良い場所があった。北西方向を見れば、白い雪を被った上越国境沿いの山々がずらっと並んでこちらを見ていた。
さらに数分で藤原武尊というピークに出た。正面を見れば、一段と高いピークが目の前に現れた。あれが、武尊山の最高点の沖武尊のようだ。進行方向の右には、沖武尊山頂の次に目指す予定の頭が鋭角に尖った剣ヶ峰が見え、はるか遠く雲海の先には富士山の秀麗な姿も薄っすらと見える。
藤原武尊からは足取りも軽く、桃色のシャクナゲに囲まれた中を進むこと20分で、沖武尊の山頂に到着。360°の大パノラマだ!
やや広い山頂にある方位盤で、武尊山をぐるりと取り囲む山々の名前を確認する。しかし、屏風のように連なった山々から個々の山を識別するのはなかなか難しい。面白い形の赤城山だけはすぐに分かった。
小休止後、剣ヶ峰に向かう。そのルートは、沖武尊山頂から眼下に見えていたので、確認できている。尾根道もシャクナゲが満開で、心地良い風が渡って来た。
沖武尊山頂から約50分で到着した剣ヶ峰山頂も360°の大展望だった。しかし、尖っている山頂部は狭く、ゆっくり休んでいる人はいなかった。
山頂部の奥の方の木陰で軽く食事を取った後、下山開始。すぐに急な下り坂の連続となる。木の枝や根に摑まりながら慎重に下る。剣ヶ峰山頂から約60分で最初の武尊沢を渡ると、坂はやや緩くなるが、その後さらに小さな沢を2回渡る。剣ヶ峰山頂から約2時間で林道終点駐車場に到着した。
【花や鳥】 ピンク色のシャクナゲの花が満開だった他、白いオオカメノキ、濃いピンク色のトウゴクミツバツツジ、マメザクラなども咲いていた。
多種類の鳥のさえずりも聞くことができ、色鮮やかなウソのつがいが仲良く枝の上に並んでくちばしを寄せ合っていた。
フォトギャラリー:21枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | 傘 | タオル | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ライター |
みんなのコメント