行程・コース
天候
晴れ後吹雪
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
オグナほたかスキー場駐車場に駐車。
この登山記録の行程
6:10オグナほたか駐車場-9:40前武尊山-12:30中ノ岳-14:00武尊山-17:40前武尊山-20:40オグナほたか駐車場
・山頂に近づくにつれ急激に積雪が増えた。
・スキー場から前武尊までなら、積雪が10~50cm程度なので、比較的簡単であった。
・稜線エリアは猛烈な藪漕ぎとラッセルが必要。
・雪が締まっていないので、稜線エリアで雪の中に埋まった薮に落ちてしまうと、カラダ全体が薮の中に落ちてしまうこともあり、脱出するのにかなりの体力・時間を要した。
・稜線エリアでは、スキーを履いていれば膝下程度の深さのラッセルですむが、ツボ足になると腰から胸あたりの深さまで潜ってしまうことが多かった。
・風がそれほど強くなかったせいか、稜線での雪庇はなかった。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
備忘録です。
オグナほたかスキー場オープン前(12月20日オープン)にスキー場ボトムから武尊山に登ってみた。
この週も冬型の気圧配置の予報であったが、前週よりも冬型の気圧配置が弱そうな感じだったので、武尊山は小雪が舞う程度だろうと思っていた。
スキー場に着いたときは、新雪が5cm程度積もっていたが、空は満天の星空。
夜明け前の薄ら明るくなってきたときにスタートした。
駐車場からシールで登った。
夜が明けてくると、まわりの景色がとてもキレイに見えた。
先週登った日光白根山には雲がかかっていたが、皇海山や赤城山がキレイに見えた。
空は青空なのに小雪が舞う状況は、とても気持ち良かった。
前武尊までは天気は良かったが、稜線エリアになってから天候が崩れ、雪が激しく降ってきた。
時折、ホワイトアウトになった。
稜線エリアでは、膝下の深さのラッセル(スキーを履いた状態)で、藪漕ぎを強いられた。
段差が大きくてスキーを外さなければならない場面で、ツボ足になると腰から胸あたりまで雪に潜った。
稜線付近では、見かけでは雪原でも、雪の下に、絡み合った薮が埋まっていることが多く、薮の間が隙間だらけで、隙間の雪も締まっていないので、薮の間に落ちてしまうと、脱出するのにかなりの体力を要した。
前武尊から武尊山まではそれほど距離はないが、激しいラッセル、藪漕ぎ、雪の下の薮の落とし穴の脱出等の障害があったので、スキー場ボトムから武尊山頂上まで約8時間かかった。
山頂からは、あとは下山するだけと思ったら、新雪が積もりすぎて、登りのトレースが見えなくなり、下りラッセルとなった。
しかも日か沈み、あたりは真っ暗。この時期の日照時間は短い。
ヘッドライトの灯りだけを頼りに藪漕ぎ。
前武尊に着いたときは、あとはスキーで滑って下るだけと思った。
前武尊からスキー場トップまでは、ヘッドライトの灯りで見える笹や木のおかげで、斜面の傾斜や距離感がわかって滑りやすく、ディープパウダースノーの滑走を楽しむことができた。
スキー場トップに着くと、スキー場ボトムまで、あっという間と思ったら、とんでもなかった。
雪が激しく降る中、一面まっさらなオープンバーンになると、斜面の傾斜や距離感を全く把握できなかった。
しかも、寒さのせいかわからないが、ヘッドライトが誤作動し、光ったり消えたり点滅したりと、困った状態となった。
斜滑降、キックターンを繰り返しながら降りたので、かなり時間がかかった。
駐車場に着いたのは、21時前。
駐車場について真っ先にしたことは、コカコーラのガブ飲み。
次の日、谷川岳に登る予定でいたが、新雪の積雪を考えると、行く気になれず、別のところも考えたが、ヘッドライトが故障したので、あきらめて家に帰ることにした。
フォトギャラリー:36枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 腕時計 | カメラ |
| 健康保険証 | 行動食 | GPS機器 | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ |
| アイゼン | |||||
| 【その他】 スキー ビンディング クランポン シール 兼用靴 ウィペット | |||||








































