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無念のタイムアウト、でも贅沢な景観!妙高-火打周遊(笹ヶ峰)

妙高山( 上信越)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 上信越自動車道・妙高高原ICで降りて笹ヶ峰キャンプ場をナビにセットして目指す。嫌な予感はしていたが、ICからキャンプ場まではコンビニがないため、食料の調達はサービスエリアなど事前に!!。キャンプ場の反対側に登山者用の駐車場(30台程度)があるが、6時代でもすぐにいっぱい。キャンプ場の駐車場は広くトイレや自動販売機もあり無料で便利。

この登山記録の行程

笹ヶ峰(06:46)・・・黒沢橋(07:19)・・・十二曲り(07:43)・・・富士見平分岐(08:16)・・・黒沢池・・・黒沢池ヒュッテ(08:59)・・・大倉乗越(09:18)・・・長助池分岐(09:49)・・・妙高山山頂(10:51)(休憩~11:30)・・・長助池分岐(12:10)・・・大倉乗越(12:48)・・・黒沢池ヒュッテ(13:05)(昼食~13:42)・・・茶臼山(14:08)・・・高谷池(14:26)・・・天狗の庭(14:46)・・・高谷池ヒュッテ(14:55)・・・富士見平分岐(15:28)・・・十二曲り(15:57)・・・黒沢橋(16:17)・・・笹ヶ峰(16:49)

コース

総距離
約19.5km
累積標高差
上り約2,035m
下り約2,035m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

妙高の先輩からいつかは登れ!と言われていたので、同日富山(魚津)で行われたTJAR2016の開会式に応援参加するついでに足を延ばしてやってきた。
地図を見ながら嫌な予感はしていたが、妙高高原ICから笹ヶ峰のキャンプ場までの間には、一切コンビニがなく、結局、食料を手に入れることは出来なかった。一応、常備している非常食1食分とオモリ代わりの水2Lでなんとかカバーできるものの、今日は滅多に来れる場所じゃないので笹ヶ峰から一気に妙高と火打を巡る一日百名山2座を狙っていたので、塩分補給とか、ちとしんどい条件でのスタートとなった。
百名山だけあって、駐車場から登山口、登山道(木道、階段が多く設置)とよく整備されている。くねくね曲がるように十二曲りを登り富士見平分岐で妙高か火打かを悩んで、妙高を先に登ることにする。突然、目の前に広がる黒沢池の湿原。雲の上に広がる湿原だ。花のシーズンはもうすぎてしまっていたが、それでも十分、ここまでの苦労を吹き飛ばす感動がそこにあった。緑の湿原に伸びる一本の木道。両脇に日本百名山。なんと尾瀬によく似たことか。
プラネタリウムのような外観をした黒沢ヒュッテを横切り、大倉乗越まで来るとババーン!と目にそびえ立つ妙高山が飛び込んでくる。反り返ったような山頂付近。待ち受けている直登になんともぞくぞくする。また、眼下には長助池と湿原がとても綺麗に見える。あちこちに秘密の景色が隠されている。妙高近辺はとても景観にとんだ場所だ。
黒沢ヒュッテからせっせと登った山道。大倉乗越から今度は降りながら妙高山の登り口にたどり着くと、長助池分岐手前に沢が流れていた。水の買い出しができなかったため、ここで水を汲みながら、同時にがぶ飲みをする。暑かったせいもあるが、とんでもなく美味しい。山登りではその山の沢の水が一番美味しい。水分を補給て一気に妙高に登る。今日はペースを落とさず一気に上がる練習。と心に決めていたものの、山頂付近の直登はやはりきつかった。登り切ったところに祠があって、とても神秘的だった。しばし、お祈りと登山のお礼をした後、山頂側に回る。最初に着くのが妙高の北峰(2,446m)。ここにザックを置いて南峰(2,454m)を散策する。雲の向こうに日本海。佐渡島は今一つはっきりしなかった。一方、火打側は良く見える。体力はまだまだ大丈夫。問題は予定よりも登山開始が2時間ほど遅れたこと。山頂でゆっくりしたいところを一気に降って黒沢ヒュッテに戻る。黒沢ヒュッテで非常食のアルファー米を食べる。そもそも食べるつもりをしていなかったので、残り少ないガスしかなかったが、果たして、こんな日はすべて期待通りにお湯が沸く前にガスがなくなった。まあ、これを残念とするか、ギリギリお湯手前まで沸かせたと喜ぶかは、本人の気構え。山では前向きなので後者を選択。すると非常食も不思議と美味しく感じる。昼食にも時間を使ってしまったので、急いで茶臼山を目指す。茶臼山から見る黒沢池の湿原も格別で、広がりを見せる湿原は、至仏山からみる尾瀬をやはり思い出す。もう一度、下って高谷池。ここも綺麗な湿原が広がっている。そこから火打を目指す。湿原を抜けると目の前に、妙高とはまた趣の異なる稜線が綺麗な火打が見えた。やっと来た!と思う感動を味わいたかったが、時計の針が微妙。登って戻って2時間は必要。ここに来て到着の遅れが大きく響いてきた。悩んだ末、魚津に行くためには中断せざるを得ないと判断し、決めたからには遅れないように一気に下山する。登りよりも下りがこんなに辛いと思ったのは久しぶり。とにかく長い行程だった。予定工程22kmに対し19km。数値だけみればあと少しで登れた火打と残念さが増すが、次の目標が出来たとここでも前向きにとらえることとして、妙高を後にする。百名山たる山。シーズンを変えてまたぜひ来たい!!
(ちなみに魚津の会場には予定より10分遅刻での到着だったので、火打を諦めたこと自体は正解だったかな)

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登った山

妙高山

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2,454m

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