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大山(伯耆富士)夏山登山口>弥山>元谷>大山寺ルート

大山( 中国・四国)

パーティ: 2人 (山野けいすけ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇時々雨

利用した登山口

大山寺  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 南光河原駐車場へ駐車。
朝イチ日帰り山行者の帰りタイミングだったららしく、2~3台空いていた。
元々は下山野営場泊の予定でしたが、電話で予約した所繁忙期なので断られた為。
絶対混んでいる下山駐車場には、最初から停めないつもりでいました。

南光河原駐車場 【マップコード 252 498 509】
県立大山駐車場 【マップコード 252 498 831】
下山駐車場   【マップコード 252 498 470】

この登山記録の行程

【1日目】
夏山登山道入口(13:42)・・・行者谷分れ[休憩 10分](16:27)・・・六合目[休憩 20分](16:48)・・・頂上避難小屋(18:10)

【2日目】
頂上避難小屋(06:00)・・・六合目(06:53)・・・行者谷分れ(07:07)・・・元谷避難小屋[休憩 10分](07:30)・・・元谷入口(07:49)・・・大神山神社奥宮(07:52)・・・大山寺(08:01)・・・夏山登山道入口(08:12)

コース

総距離
約7.8km
累積標高差
上り約1,052m
下り約1,052m
コースタイム
標準4時間28
自己6時間
倍率1.34

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

南光河原駐車場は40台ほど置ける大きな駐車場ですが、アクセスの関係からも
大人気で13時の入れ替えタイムで空き次第どんどん次も入って来る感じでした。
一息ついて1345に登山開始。奥の山道に入って右手にベンチがありますが、
そのベンチを越えると直進ルートと右に山を巻いていくルートへと別れます。
案内看板も無く、地図も非常に微妙な位置を示していますが、方位的に・・・
『直進ルート』
 ダム?もしくは河原の浅瀬を経由して、大山寺橋を経由しなく寺に行けるルート。
『右巻きコース』
 阿弥陀堂へと向かい、夏山登山道へと行くルート。
だと信じて右折後、3分ほど登ると登山届がゆっくりと記載できるスペースに。
ここから正確に『夏山登山道』と合流して、大山登山の始まり。

はっきり言って特記事項も無い、小学生でも登れる山でした。
全てが石段や木段になっていてそれる脇道も無い。
道中ですれ違うのも、背負子を背負ったパパや、小学生連れのファミリー、
ご婦人にご紳士など多種多様でしたが、ほぼ皆さん日帰り装備でした。
延々と石段を登っていくと、20分ぐらいで同行者がダウン・・・。
大体10分動くと、5分間足が止まってしまうスピードで、
4合目あたりで既に4回程道に座り込んでしまっていました i _ i
とりあえず山頂を目指したいとのことなので、元々飲料&食事用水、
カトラリーと火器セット、寝袋まで持ってあげていましたが。
道中半ばにて心がボッキボキに折れているらしく、何度も六合目避難小屋での
停滞を提案されましたが。どう考えても今日頂上まで登らなければ明日0900以降
雷雨確定の予報ですし、翌日も繰り返しだと思い心を鬼にして却下。
途中何度か足が攣りそうになっていたらしいので、芍薬甘草湯をあげて休憩しつつ
様子をみましたが、満身創痍のままで『六合目避難小屋』まで到着。

とりあえず同行者も、六合目避難小屋の打ちっぱなし感に怯え継続決意。
17時・・・、微妙な時間ですが予備ヘッデンもツエルトも準備して来たので
行けるところまで行ってみようと鼓舞して上がっていきました。
(ちなみに事前提出していた登山計画書では、彼のペースを予想していて
 山頂1800到着と記載していました。予想以下のペースでしたが概ね想定通りでしたw)
登り始めると後ろの避難小屋あたりで声が聞こえたので、登っているのは
自分達だけじゃないと一安心しつつも、やはり同行者のペースは上がらず
八合目あたりで三人組のヤングな方に抜かされました。
とりあえず石室手前の分岐で、『頂上避難小屋』の影が見えて一安心。
避難小屋に1800過ぎに入って、最悪土間寝を覚悟していましたが、
なんと今回の宿泊者ヤング3人+私達2人の5人のみでした。
ちなみに無料の避難小屋ですが、夏季なので売店管理人が駐在していて
20時の消灯までは電気も点灯していて、ひえひえのジュースも買えました。
(ジュース500円 なぜか炭酸のスコールのみ600円)
翌日のご来光を期待して就寝すると・・・。

ガタッ ガタッ (ネズチューかと思い最初は無視)

ザッザッザッザ・・・
ザッザッザッザ・・・ザッザッザッザ・・・

どうも、山小屋の周りを歩く複数人の足跡。
時計を確認した所、正に丑三つ時(1時50分)頃。
どう考えても、自分達が最後の登山者で16時所か19時到着。
見回すと、自分以外誰も足音に気が付いていない・・・。

ザッザッザッザ・・・ザッザッザッザ・・・
ボソボソボソ・・・ボソボソボソ・・・

あまりにもリアルで、長期にわたる為。勇気を出してヘッデン付けて
窓を開けて覗いた所。「ソレ」は居ました・・・。









【  男  女  4  人  位  の  ペ  ア  】

なんでやねん・・・。








五月蠅いから、静かに寝させてくれとヘッデン照らして伝え就寝したのですが。
朝4時に起きたら、居る筈の人が居ないんです。



【1階で寝てる人数が、ヤングメン3人と、うちら2人しか。】
何で増えてないの??? あの足音は??? 俺が話した女性は誰???

なんだか外物凄い暴風雨の音聞こえるし、これはご来光は期待できないと
自分に言い聞かせ。レイの方が怖いので二度寝しました。



5時前後にヤングメンも起き出し、同行者も起きてきたので。
「昨日俺、幽霊に説教しましたよwwww」と朝食作りながら、
冗談めかして話していたら、管理人さんが煮炊きスペースの電気を点けてくれました。





【そうしたら、一気に外から小屋の外から10人位が雪崩れこんできました。】


   ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?
こんな雨模様と風(ラジオでは雷雨注意も出てました)の中、カモシカ山行?
自分達も十分「山を舐めるな」タイムの計画でしたが、正直自分の予想の
範疇を越えていたので、その集団とは一切話をせずに終わりました・・・。


とりあえず昨日のペース不安もあり、朝食が終わったら早めの出発。
日の出の時間は暴風&ガスガスでしたが、出発時間には少しはマシに
なっていた為に。同行者に先行してもらい、自分は頂上・石室経由で。
山と高原地図ではタイムは書いてありませんが、明らかに1.5倍はある
ルートなので駆け足気味のペースで歩いて行きましたが。
石室分岐・下降ルートに同行者が停滞しているのが見えたので、先行して
貰うように大声で伝えた直後に再びガスガスに。
・・・嫌な予感がして『下降ルート手前』に行ってみた所、同行者の姿無し。
先行するかの返事も聞こえなかったので、これで私の見ていたところが
中継地点で、まだ同行者が来ていなかったら大変なことになるので、
悩みつつ5分ぐらい停滞しました。
そうしたら小屋の方から4人ペアの男女が歩いて来て、また下の方からも
登山者が歩いてきたので同行者の特徴を伝えた所。
先行して降りているのが判ったので慌てて追いかける。
(今回の山行グダグダですね・・・)
1300メートル地点あたりで合流出来て、かなりいいペースで降りてくれて
いたので、折角なら元谷避難小屋経由・大山寺方面を下ろうと提案した所。
別行動をと言われたので、まぁ整備された直下なのでと別行動となりました。

『行者登山道』は緑が多い歩きやすい道ですが急坂気味。
元谷避難小屋方面から来たら、同行者のペースじゃ日暮れまでにたどり着け
なかっただろうなぁ・・・と思っているうちに、元谷の砂防ダム?に到着。
右手に大山北壁が見えて、奥に洋館のような『元谷避難小屋』があるので
軽く見学。綺麗に整頓されていて、二重サッシで過ごし易そう。
『大堰提』(←おおせきてい?)に車が停まっていましたが、頂上小屋の
従業員の方なのかな、そこから15分位で『大神山神社奥宮』に到着。
そこで学生引率の先生に、頂上の天気を聞かれたのですが・・・。
「朝は暴風でガスガスでしたが、8合目まで降りたら収まりましたが。
 行者登山道歩いてたらパラついてきて、途中雷鳴っていましたよー。
 天気予報では雷雨って言ってましたからねー。」(多分原文通り)
と、答えたら「よし行ってみるか!」と言われたのですが・・・
これで何かあっても、私、悪くないよね?変なこと言ってないよね??
ちなみに『大山寺』の石段が雨で濡れて、滑って怖かったです。
南光河原駐車場に到着すると、ヤングメン4人組とも一緒になりました。
夏山登山道を直下してくる同行者にもショートメールで連絡し休憩。
結局同行者と合流出来たのは0930過ぎでしたが、無事下山出来てよかったです。

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登った山

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1,729m

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