行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
不動滝と公園の間にある駐車スペースに車を置く。集落から不動滝に向かう林道は「冬季通行止め」の看板が立っていたので、もう少し経つと通行できなくなるかも(閉鎖期間の表示はなし)。トイレも冬季閉鎖されていた。
この登山記録の行程
登山口(8:45)・・・天神城跡分岐(9:45)・・・虫倉山山頂(10:15)・・・休憩(45分)・・・山頂(11:00)・・・滝上部の水場で休憩(5分)・・・登山口(12:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
信州百名山の一つ、虫倉山へ。何年か前の神城断層地震(白馬で震度6弱を観測)により、何本もある登山道も山頂も崩落が激しかったそうだが、不動滝コースはいち早く通行が可能になっていた。他のコースが開通しているか不明だったため、今回は不動滝コースの往復を計画。不動滝からの往復は、休憩を含めても3時間半程度あれば十分だった。(駐車場わきにある立て看板に、「さるすべりコース」もH28年7月1日から通行可能になったとの表示があった。)
せっかくの職場一斉休日だったのに風邪をこじらせて体調がよろしくなく、病人のゆっくりペースで登って行く。山全体の斜面は急だが登山道はジグザグに切られているので歩きやすい。この時期の登山道には、全体的に広葉樹の葉っぱが堆積しており、石や木の根っこが見えにくい上に滑りやすいので、上りはどうということはないが下りは少々苦労する。この山域にはハコネサンショウウオが生息しているそうで、沢の小石をめくると出会えることもあるのだそう。サンショウウオに会えれば登山の楽しみも倍増だろうけれど、2つ3つ石をひっくり返しても見つかるものではないらしい…。
1時間と少し上ると東屋がある。この東屋も地震で倒壊し、そのままになっていた。東屋の西側が切り開かれており、白馬方面の山々がとても美しく見えた。ここからの白馬の山の眺めは、たぶん山頂よりも美しい(^^♪東屋があれば、ゆっくり休憩したいところだったが、早々に山頂に向かうことにした。
東屋から山頂までは30分程度で行くことができる。稜線歩きをしている途中では、木々の間から長野の北信五岳のうち3つの山が見えてくる。戸隠山は雪で白くなり始めていたが、飯綱山や黒姫山はまだ黒々としていて、今なら冬山装備でなくても登れそうに見えた。
山頂はやはり地震の爪痕が濃かった。山頂が大きく崩落したらしく、チェーンで立入禁止となっているエリアが大部分であるため、休憩するスペースは少ない。山頂からは特に北アルプスの展望が素晴らしく、その他にも上信越の山々をたくさん見ることができる。素晴らしい展望を楽しんでから、少し下った場所にある「一服むしくら」で、白馬の山々を眺めながら少し早いランチタイムにした。
標高1,400mもない低山で、天気は良かったのでもう少し暖かいかと思いきや、日陰が多く空気はひんやりと冷たかった。アイゼン等は不要だったが、一度雪が付くとなかなか融けないかもしれない。防寒対策は万全に、念のため冬山装備もあると安心。
フォトギャラリー:20枚
唯一のかわいい鎖場
霜や雪がついてキレイ(^^♪
沢を渡ります
この分岐まで登山口から1時間
東屋は倒壊したまま…
東屋からは白馬の山々が一望できます!
鹿島槍、五竜、唐松も
山頂付近には地震の爪痕が(*_*)
山頂からは360度の展望です(^^♪
高妻山、戸隠山
黒姫山
飯綱山 山麓に戸隠スキー場が見えましたが、雪はありませんでした
山頂から見る鹿島槍~五竜~唐松
白馬槍や白馬岳も真っ白です
穂高、槍方面
蓮華岳も見えてるらしい…。あの三角形?
四阿山、浅間山
山頂は崩壊してしまって狭いので、一服むしくらで一息入れました(^^♪
登山口に登山ポストがあります
さるすべりコースも通行できるようになっていました
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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