行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
秋保ビジターセンターから先は雪のため車両通行止め
この登山記録の行程
秋保ビジターセンター(10:07)・・・姉滝(10:38)・・・盤司岩展望地(11:14)・・・白糸の滝(11:43)・・・仙台神室展望地点(12:34)【休憩15分】・・・白糸の滝(13:36)・・・盤司岩展望地(14:05)・・・秋保ビジターセンター(15:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ここ数週間でもっともよい天気の中、二口渓谷に向かった。途中、秋保大滝に寄り道したため、秋保ビジターセンターに着いたのは10時少し前だった。そこから先に車を入れたが、50mほど入ったところから先は積雪が道路を覆い、通行止めになっていた。ここに数台駐車してあったが、もう空きスペースがないので、Uターンしてビジターセンター付近の大きな駐車場に車を止めた。ここに止めてあるのは私の車だけだ。
10時7分。左手に三方倉山を見ながら歩き始めた。今日はスパイク長靴を選んだ。二口林道の雪は圧雪になっていて、これでも十分行けると踏んだからだ。
二口キャンプ場まではわずかの距離だが、だんだん雪が深くなってくる。途中の橋の上は中央部が50cmを越える積雪で、道の端はさらに深い。幸いなことに、雪がしまっているため、踏み抜くことはあまりない。ただし、今日は気温が上がる予想で、雪が溶けてくれば歩きにくくなるだろう。
林道をゆっくり歩き、姉滝を過ぎて、「名勝盤司岩」の標識に着く。ここで後ろを振り返ると、襞の深い岩盤が大きく青空に広がっている。これは盤司岩の東部分なのだろうか。迫力のある構図だ。左手には渓流が雪に沈んでいて、ところどころで川が顔を出している。水の流れを聞いていると、春がもうそこまで来ていることを感じる。ここでスキーを履いた単独の男性に追い抜かれた。
渓流を渡り、水場を過ぎて、雪の多くなった林道を上っていくと、盤司岩展望地に着いた。11時14分。およそ1時間の行程である。無雪期ならば、50分くらいの道のりだろうか。目の前に見える盤司岩の迫力がすごい。右手の奥には、もう一塊の岩峰が屹立している。ここでは2名の男性が休んでいた。
ここから先はいっそう雪が深くなる。踏み跡も少なく、傾斜のある箇所では新雪が斜めに道を覆い、気をつけて進まないと崖下に転落するおそれもある。だが、再び道はなだらかになって、雪がしまって歩きやすくなる。この程度ならば、スパイク長靴でも支障なく歩ける。
白糸の滝には11時43分に着く。ブナの木の間から滝が見える。当然、水量は少ない。ここから先は、通行止めのゲートをくぐって行かなければならない。くぐるとすぐに橋があり、ここだけ雪が溶けてコンクリートが見えている。その先は、1メートルをはるかに越える雪で、雪庇を越えて進む。林道が分からなくなっている箇所やうねった雪の塊を乗り越えていく箇所があって、まるで雪山を行くようだ。
仙台神室が展望できる地点には12時34分に着き、峠まではあと1時間程度が見込まれるため、ここで昼食をとって引き返すことにした。目の前の展望は雄大で、仙台神室岳がやや遠くに聳える。峠は見えないが、そこに続く道筋が雪をまとって目に入る。
帰りも天気がよく、空にヘリコプターが旋回しているのが見える。ブナの林やミズナラの大木、沢を流れる水の音を楽しんで歩いていくと、13時36分に白糸に滝に着く。ここから天気は崩れ出し、空にはうす雲が広がってきた。休憩は取らず、盤司岩の展望地を14時5分に過ぎ、秋保ビジターセンターには15時5分に戻った。林道は雪が緩くなっていて、何度も踏み抜いてしまう。右足のかかとに軽い痛みを感じたが、それは2日で解消した。
フォトギャラリー:37枚
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三方倉山
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大東岳登山口駐車場
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渓流を見下ろす
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姉滝
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沢筋の上部に岩峰が見える
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林道から見る盤司岩
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盤司岩が迫る
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名勝盤司岩の標識付近から見上げる
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岸壁のアップ
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水場付近の沢
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野うさぎの足跡
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林道の雪が深くなる
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東側の盤司岩の連なり
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盤司岩展望所から見る
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盤司岩を見る登山者
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展望所から先の林道
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斜面の雪が林道を覆う
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振り返ると盤司岩が見える
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カーブを曲がると白糸の滝に着く
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白糸の滝の標識
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通行止めのゲート
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ゲートをくぐって進み,橋を渡ったところで振り返る
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沢は雪に埋もれている
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林道脇のミラー
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アイゼンが必要
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峠付近が見えてきた
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遠くに仙台神室岳
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来た道を振り返る
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カラマツとブナ
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二口林道を引き返す
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雲が出てきた
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沢付近の大きなつらら
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旋回するヘリコプター
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盤司岩を見ながら橋を渡る
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ゲートに戻ってきた
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日の当らないところにはつららが
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飛び石のような文様が面白い
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装備・携行品
ブナ太郎さんの登山記録
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