山岳気象予報士の猪熊隆之さんと霧ヶ峰で観天望気を学ぼう。東京都山岳連盟気象委員会が8月7〜8日に講習会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山岳気象予報士の猪熊隆之さんと霧ヶ峰を歩き、観天望気について学ぶ講習会が8月7日(木)〜8日(金)に1泊2日で開かれる。主催は東京都山岳連盟気象委員会。アットホームな雰囲気で人気の山小屋「ころぼっくるヒュッテ」に宿泊し、高山植物が彩る夏の霧ヶ峰ハイキングも楽しめる。

2025年8月7日(木)〜8日(金)開催「猪熊さんと体験する夏山の観天望気」

今回の講座には猪熊さんのほか、同委員会専門委員で気象予報士の馬杉寿大さん、都岳連の認定ガイドの島田義信さんもが同行。専門家たちと気象の観察や判断などを行ないながら、登山のリーダーが身につけておきたい気象判断を実践的に体験できる。また、1日目は年に1度の車山気象観測所の公開日にあたり、レーダーによる観測を見学できる。

「猪熊さんと体験する夏山の観天望気」概要

日時:2025年8月7日(木)~8日(金)
場所:霧ヶ峰・車山高原~八島ヶ原湿原(宿泊:ころぼっくるヒュッテ)
定員:10名(最少催行人数8名、定員になり次第締め切り)
講師:猪熊隆之(ヤマテン代表、山岳気象予報士)
参加料:一般30,000円、都岳連加盟団体員・個人会員28,000円、学生25,000円
申し込み:専用フォームより申し込む
詳細:https://www.togakuren.com/youkou/natsuyamakishohandan2025-8-7-8/

問合せ先

東京都山岳連盟気象委員会
MAIL:togakuren.kisho@gmail.com

この記事に登場する山

長野県 / 霧ヶ峰・八ヶ岳

車山 標高 1,925m

 美ヶ原、鉢伏山、霧ヶ峰と、ロザリオの玉のようにつながる明るい草原の山は、日本の中部以南では珍しい。この草原帯を横切って道は和田峠や、その西の大門峠、大河原峠を越えていく。中でも和田峠は、中仙道の要衡として明治維新前後の歴史の多くをとどめる。水戸藩を追われここを駆け抜けた武田耕雲斎率いる天狗党の一行、幕府の政略結婚の犠牲となって越えた和宮(かずのみや)、そして信越線の開通とともに亡びた和田の宿や東・西の餅屋など。  現代の霧ヶ峰は最高点、車山を中心としてスキーリフトが集まり、東京周辺の人々の最も便利なスキーゲレンデとなっている。また白樺湖、霧ヶ峰、美ヶ原をつないで、さわやかな高原のドライブを楽しめる。  なお代表的なハイキングコースは、車山肩から車山、八島ヶ原湿原から車山などのほか、東餅屋から和田峠・八島ヶ原湿原を通り、車山から白樺湖へと歩くのも楽しい。

最新ニュース

編集部おすすめ記事