西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

先週の台風の影響で、一部登山道に影響。檜洞丸ツツジ新道のゴーラ沢出合は、登山者は靴を脱いで渡渉してます

ゴーラ沢出合の飛び石は、水量はまだ多いですが、渡れるようになりました (2011.07.29 西丹沢自然教室 )
ゴーラ沢出合の飛び石は、水量はまだ多いですが、渡れるようになりました (2011.07.29 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

07/27(水) 曇り一時雨。朝の気温、19℃。日の出4:45、日没18:50。
横浜市中区の天気予報
明日
曇一時雨
23℃
18℃
明後日
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 6:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち晴
26℃
16℃
明後日
31℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

気温は低めで推移していて、日中も日が差さないために気温が上がりません。とてもではないですが、川遊びの気候ではありません。また台風後は、沢沿いに大雨の影響が出ていますので、注意してください。
河原には台風の「おつり」があります。流木が流れ着いています。それほど多くはないですが、大小様々の大きさの流木があります。強い水の流れで削られたようになっています。台風がつくった造形です。

西丹沢自然教室の前のベンチでは、 ヤマユリ ヤマユリ が咲いています。近くに行くと、花の香りが強いです。
また、アブラゼミが鳴きはじめました。朝夕はヒグラシの声のほうが勢いがありますが、明るくなるとアブラゼミががんばっています。

登山道の状況

先週通過した、台風6号の影響で、各登山道にはさまざまな影響が出ています。

●檜洞丸ツツジ新道のゴーラ沢出合は、ゴーラ沢出合の水量はまだ多く、効果的な飛び石もありません。多くの人は靴を脱いで渡っています。
●板小屋沢沿いの登山道は、公園橋の次の橋に倒木があります。最初の渡渉場所は水量が多いです。
●畦ヶ丸コースの西沢沿いの登山道は、最初の堰堤の木の橋は流されています。その先も数か所で木の橋や土台が流されています。
●大滝沢沿いの登山道は、7/24に県が修復をしました。
●用木沢沿いの登山道は、7/27に県が修復をしました。最上流部まで入っていませんが、靴を脱ぐ心配はないでしょう。
●白石沢沿いの登山道は、7/27に県が修復をしました。ザレノ沢出合までは作業していません。まだ一部に不具合が残っているかもしれません。

注意点

週末は大変混雑します。周辺では路上駐車をした車を、警察が駐車違反の切符を切っています。駐車スペースがない場合は、キャンプ場内駐車場(有料)を利用するなど、マナー向上をお願いいたします。
また、周辺で車上荒らしが数件起きたようですので、ご注意ください

7/9に、西丹沢自然教室から畦ヶ丸(1293m)の往復を目指した5人パーティーのうち一人(女性、59歳)が、下山途中で腰が抜けたようになり行動不能になりました。原因は脱水に伴うカリウム不足で、筋力が麻痺したようです。
この時期の丹沢は暑いです。水分は1.5~2リットルは使います。西丹沢は決してやさしい山ではありません。今年はすでに3名の死者が発生しています。十分な計画と必要な装備で安全な登山をお願いします。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

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鍋割山 標高 1,272m

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