西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

この時期にしては、かなりの大雨が降り、雪はだいぶ融けました。その後の寒気で登山道は凍結するでしょう

青ヶ岳山荘までの登山道の様子 (2012.02.22 西丹沢自然教室 )
青ヶ岳山荘までの登山道の様子 (2012.02.22 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

02/07(火) 曇り時々晴れ。日の出は6:44、日没は17:05。
横浜市中区の天気予報
明日
曇のち雨
23℃
19℃
明後日
27℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇時々晴
25℃
16℃
明後日
32℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日からの雨は、箒沢の雨量計で100mmを超える累加雨量でした。この時期にしては大雨で、朝から気温は14℃ありました。日中もあたたかく、夕方5時時点でも、10℃でした。これでは山の上も雪ではないでしょう。大雨が降ったので川は濁って増水しています。登山道にかかる木の橋や飛び石がどうなっているか、心配です。
自然教室の周りの雪は、かなり減りました。気温が高かったこと、雨が降ったこと(累加雨量で108㎜)が雪を減らす要因でした。山の上は気温が低いので、まだまだ雪は残っているでしょう。しかし雨を含んで湿った雪は重くなります。寒気が予想されているので、登山道は凍結するでしょう。

登山道の状況

先週末降った雪は、まだたくさん残っています。2/4の状況では、檜洞丸は山頂付近では50cmの積雪、標高800m以上では15㎝以上の積雪になります。滑り止め、サングラス、ライトは必ずお持ちください。
しばらく雪が降っていないので、踏み固められた場所はアイスバーンになってよく滑ります。特に沢沿いはツルツルに凍っている場合があります。つつじ新道では、登山口の狭い谷底が、一番転倒しやすい場所です。
また、雨のあとの冷え込みで、登山道は凍結しているはずです。

登山装備

無雪期の西丹沢とは比較できない状況です。冬山・雪山用の装備が必須です。晴れたらサングラスが無いと行動できません。

注意点

西丹沢自然教室までは、県道の除雪はされています。路線バスも通常通り運行しています。道路の除雪した雪は、溶け出して朝には凍結します。自家用車利用の方は、スリップに注意が必要です。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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