燕岳 | 燕山荘

稜線の芽吹きが始まり、シナノキンバイやショウジョウバカマが咲き始めました。

朝焼けで妙高山や戸隠連峰から鹿島槍まで赤く染まるのは今の時期だけ (2012.06.29 燕山荘 )
朝焼けで妙高山や戸隠連峰から鹿島槍まで赤く染まるのは今の時期だけ (2012.06.29 燕山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

06/21(木) 08:30頃の天候は曇り、気温+18℃。06:00の気温は+6℃。
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
16℃
9℃
明後日
曇のち晴
20℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち雨
15℃
9℃
明後日
曇のち晴
21℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝はは気温が下がりましたが、昨日は台風一過、青空のもと夏山シーズンに備えてヘリコプターによる物資の荷揚げ作業を行いました。風が非常に強くヘリコプターがなかなか飛べませんでしたが、17:00ごろになり風も多少弱くなり荷揚げが始りました。今日のヘリコプターはスーパーピューマという機種で、その大きさに驚きました。ヘリコプターが去ったあとには、大量の荷物が残されそのかたずけが終わるころ、きれいな夕陽が見られました。
稜線でも芽吹きが始まっています。 シナノキンバイ シナノキンバイソウ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ 、キバナ シャクナゲ シャクナゲ 、イワウメなどが咲き始めました。

登山道の状況

■合戦尾根
全体の融雪は進みましたが、合戦小屋から上にはまだ残雪があります。登るルートも雪融けに合わせて変わるので、その都度雪を切ったり目印の旗を付け替えたりしています
■縦走路について
稜線の雪はほとんど融けたようですが、ルートは冬道です。燕岳より上の小屋は営業していないところがあります。

登山装備

合戦尾根から燕岳へ登るには軽アイゼン(6本爪程度でも可)があると安心です。。アイゼンは下り使うことがほとんどです。ロングスパッツや防水の手袋、サングラスや日焼け止めなどもお忘れなく。梅雨になり雨がちの日も増えるため、安定しない天候に対応したウェアリングを心がけて下さい

注意点

登る方も軽装になってきていますが油断禁物です。
■昼に登山口着のバスで小屋まで上がるには、まだ難しい時期です。夏山とは違います。小屋には16:00頃までに到着するようにお願いします。遅れると大変危険です。

お知らせ

大天荘とヒュッテ大槍6/30(土)からの営業開始となります。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から