いよいよ「花の苗場山」が始まります。ムラサキヤシオがようやく標高2000mまで咲き登りました。
天気・気温
山と周辺の状況
いよいよ「花の苗場山」が始まります。ムラサキヤシオがようやく標高2000mまで咲き登りました。
標高700m付近でエゾアジサイが咲き始めました。梅雨の季節を彩る花といえば、やはりアジサイが代表的です。国道17号線から登山口へとつながる林道付近で見ることが出来ます。このエゾアジサイは毬のようにはならない種です。「咲ききる前の状態」だと思っている人が多いようですが、ヤマアジサイの仲間で、その中でも豪雪地域の雪の下で生き抜くために変異したそうです。
登山道の状況
登山道の一部には、まだ残雪があります。
国道から登山口までの林道は、これから通行量が増える時期です。安全運転を心がけましょう。
登山装備
雨具・防寒具は必携です。加えて山地図、コンパス、GPSなどのナビツールも必須アイテムです。またこの時期特有のブヨが大発生していますので虫除けをお忘れなく!
注意点
登山道の一部にはまだ残雪があります。での「踏み抜き」には引き続き注意が必要です。靴やズボンが汚れるだけでなく、足首の捻挫などに結びついてしまう事もありますので雪上の歩行には十分気をつけましょう。
虫除けは、スプレー・クリーム等色んな種類がありますが、最近は手作りのモノをお持ちになる方もいます。ハッカ油やアロマオイルを使ったお気に入りの一品は、それだけで山歩きの楽しさが倍増しそうです。虫があまりたくさんいるのはちょっと困るけど、でもせっかく作ってみたから早く山で使ってみたい。こんな気持ちが優先して山行計画を立てる人も少なくはないけどいるはずです。とは言っても、やはり基本装備はしっかりと!
お知らせ
7月7日は、苗場山祓川ルートの山開きが行われます。麓の三俣地区の伊米神社に山伏が集まり神事を行います。祈祷後は、五合目の和田小屋に会場を移して引き続き神事が行われます。その晩は和田小屋に泊り、翌朝早くから登山道の各所でご祈祷を続けながら山頂へと向かいます。10名程の山伏さんの中にはなんと子どもいます(驚)。あどけない顔をしながらも姿はしっかりと山伏装束。その迫力には圧倒されます。毎年この日に合わせて遠くから来て同行を希望される登山者の方もいます。
和田小屋のお泊りや昼食などのご利用には事前のご予約が必要です。ご予約とお問い合わせはかぐらスキー場(025-788-9221)へ。
マイカーでお越しの方へ、一般車両の駐車場は林道終点の登山口町営駐車場(標高1220m。無料)です。和田小屋お泊りの方はお問い合わせください。
山頂の遊仙閣は営業休止中です。苗場山自然体験交流センターについては秋山郷観光協会(025-767-2202)へお問い合わせください。
和田小屋周辺の過去の様子
和田小屋
- 電話番号:
- 025-788-9221
- 連絡先住所:
- 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場