苗場山 | 和田小屋

苗場山は、お花達も真っ盛りです。登山道のほぼ全行程で色々な花を見ることができます

中ノ芝(標高1865m)のワタスゲの様子 (2012.07.17 和田小屋 )
中ノ芝(標高1865m)のワタスゲの様子 (2012.07.17 和田小屋 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

07/17(火) 09:00現在、天気は晴 気温22℃ 
みなかみ町の天気予報
明日
30℃
10℃
明後日
晴のち曇
26℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
長野市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
29℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

まるで梅雨明けのようなスッキリとした天候が続いています(編集部注・この日の午後、梅雨明け発表)。
お花達も真っ盛りです。登山道のほぼ全行程で色々なお花を見ることができます。
現在見られるのは、 イワイチョウ イワイチョウ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ ミツバオウレン ミツバオウレン 、ヤグルマソウ、 ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ 、ハクサンボウフウ、シラネセンキュウ、オオカサモチ、ツマトリソウ、 エンレイソウ エンレイソウ 、ミヤマハンショウヅル、 ウスユキソウ ウスユキソウ キヌガサソウ キヌガサソウ 、ナエバキ スミレ スミレ 、コ イワカガミ イワカガミ ハクサンチドリ ハクサンチドリ 、アカモノ、 チングルマ チングルマ 、ウラジロヨウラク、マイヅルソウなどです。
山頂の ワタスゲ ワタスゲ はまもなく花が終わり一面の白い綿毛が広がる事でしょう。同じく山頂の木道沿いではひっそりと タテヤマリンドウ タテヤマリンドウ が咲いていますので目を凝らして探してみてください。

登山道の状況

登山道に、特に問題ありません。

登山装備

虫除け対策、日焼け対策をお忘れなく!
登りは一本道ですが下りは分岐が2ヶ所あり、夕暮れ時は間違いやすくなっています。地図やコンパスなどのナビツール、また念のためヘッドライトなどもあると安心です。

注意点

国道から登山口までの林道について、道路自体は特に問題はありませんが通行量が増える時期ですので安全運転でお願いします。乗用車同士でもすれ違い出来る箇所は少ないです。山道、田舎道に慣れない方が市街地と同じ感覚で走行し、事故に遭う(事故を起こす)パターンが増えております。

お知らせ

■お知らせ
・7/28(土)~7/31(火)の4日間、和田小屋はメンテナンスクローズさせていただきます。日中のトイレ利用等は出来ますが、ご宿泊はお受けできませんのであらかじめご了承ください。
・8/7(火)~8/11(土)に渡って「平成24年度全国高等学校総合体育大会登山大会」兼「第56回全国高等学校登山大会」がこの山域で開催されます。苗場山祓川ルートも8/8(水)、8/9(木)は競技会場となっておりますので登山道の一部で混雑が発生するかもしれませんが、何卒ご理解とご協力、そして何よりも一生懸命に頑張る選手達へのあたたかい応援をよろしくお願いいたします!!

■和田小屋のお泊りや昼食などのご利用には事前のご予約が必要です。ご予約・お問い合わせ かぐらスキー場(電話025-788-9221)
マイカーでお越しの方へ、一般車両の駐車場は林道終点の登山口町営駐車場(標高1,220m、無料)です。
和田小屋お泊りの方はお問い合わせください。
山頂の遊仙閣は営業休止中です、あらかじめご了承ください。
苗場山自然体験交流センターについては秋山郷観光協会(電話025-767-2202)へお問い合わせください。

和田小屋周辺の過去の様子

  • 和田小屋前も積雪しました
  • ウメバチソウが咲き始めました
  • 和田小屋前ではキバナノヤマオダマキが咲き始めました
  • ヤナギランが昨年より1週間早く咲き始めました
  • エゾアジサイが国道沿いでたくさん咲いています
  • ニッコウキスゲと和田小屋
  • ウスユキソウが咲き始めました
  • 小屋近くでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているフガクスズムシソウが咲いています
  • 神楽ヶ峰ではシラネアオイが見頃です
  • 小屋の周辺ではミズバショウが咲きはじめています
  • 中ノ芝から上越国境

和田小屋

電話番号:
025-788-9221
連絡先住所:
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場

地図で見る
http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

苗場山 標高 2,145m

上信越高原国立公園内にある山で、第4紀火山の安山岩類からなり、頂上部は多くの池塘を光らせた4km四方に及ぶ高層湿原を展開しており、その景観と特異な山容から、越後の名山として注目され、県内外の登山者に親しまれている。 頂上には保食神の青銅像や伊米神祠、苗場七柱大神などの石塔があり、昔から延喜式内伊米神社の奥ノ院として、農民や修験の登拝があったらしい。 文化8年に塩沢町の鈴木牧之(ぼくし)が、案内や従者ら12名を伴って登山し「苗場山は越後第一の高山なり、魚沼郡にあり登り二里という。絶頂に天然の苗田あり、依て昔より山の名に呼ぶなり、峻岳の巓に苗田ある事甚だ奇なり」と、その著『北越雪譜』に苗場山紀行を載せている。 登山道は上越新幹線の越後湯沢駅から清津川を渡り、和田小屋、神楽ガ峰を経由する三俣コースや、三国峠に近い元橋からの赤湯温泉コース、飯山線の津南町から中津川を遡った秋山郷の金城山・小松原コース、小赤沢コースなどがあって、それぞれに苗場山の多様な側面を見せているが、交通、宿泊の便がよくて登山者に好まれているのは三俣コースで、マイカーを利用すれば、スキーシーズン以外は、和田小屋の徒歩20分手前の町営駐車場まで入ることができる。 かつてはブナの原生林をたどった登山道は、スキー場造成の伐開やリフト架設で昔の面影を失ったが、自然保護のため木道が敷かれて登山者に喜ばれている。 登山の対象としてよりもスキー場が有名で、苗場山を巡って民宿150軒、スキー場17カ所もの施設があり、ゲレンデに林立するスキーリフト群が山相を一変させた観がある。 一等三角点の頂上には、苗場山頂ヒュッテがあり、天然の苗田と見られた池塘群には、ワタスゲ、ヌマガヤに混じってヤマトキソウ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物が多彩で、その間にコメツガなどの低い針葉樹林が点在しており、木道に導かれた山上庭園の散歩が楽しい。もちろん上信越の山々をはじめとする展望も申し分ない。 三俣口8合目の神楽ヶ峰には、鈴木牧之の苗場登山を顕彰して、昭和15年に我が国登山界の元老である高頭仁兵衛氏らが、高さ3mの「天下之霊観」碑を建立したが、落雷か積雪の圧力かで折損放置されていたのを、平成3年に日本山岳会越後支部が、原型と同じ仙台石で霊観碑を再建している。 和田小屋からや約4時間30分で山頂に立つことができる。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報