燕岳 | 燕山荘

山肌の色も少しづつ黄色くなっています。天候不安定な時期です雨具防寒着は必ずお持ち下さい。

縦走路の紅葉も進んでいます (2012.09.26 燕山荘 )
縦走路の紅葉も進んでいます (2012.09.26 燕山荘 )
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天気・気温

09/12(水) 早朝晴れ、その後ガス。朝の気温は10℃以下
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
16℃
9℃
明後日
曇のち晴
20℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち雨
15℃
9℃
明後日
曇のち晴
21℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

最近、不安定な天候で雲があることが幸いしてか、きれいな日の出が続いています。雲があると、日が昇る前後で変化があって想像以上にきれいになることもあるので、目が離せません。夏は04:30半頃だった日の出の時間も、今は05:20を過ぎるようになり、だいぶ南の方から昇るようになりました。朝の気温は10℃以下と肌寒いので、薄手のダウンを着て見ている方が多いです。
この時期は、日の出は山頂に行かなくても、玄関前からもきれいに見ることが出来ます。
日の出前から東の空が刻一刻と色を変えて行きます。すっかり細くなった月と金星だけが最後まで残り間もなく夜明けです。きれいな朝となりました。日が昇るにつれて山の高いところから、徐々に光が当たりだします。山肌の色もまた、少しずつ黄色くなっているようです。

昨日まで前線の影響ですっきりしない天気が続きました。昨日もすっきりとしない天気の一日でしたが、午後には雨も上がったので小屋周りをウロウロしていると赤く染まったウラシマツツジを見つけました。

蛙岩を過ぎた辺りで雷鳥の親子に出会いました。二羽の子供たちも随分大きくなっていました。最近、お客様の縦走路で雷鳥を見たという声をよく聞きますが、たぶんこの雷鳥たちのことでしょう。まだまだ親と子供といった感じで、ほのぼのしたように見えますが、実際は近づいてきた冬に備え、必死に餌を探し食べているのでしょう。

合戦小屋の周辺でも秋の気配を感じられるようになってきました。

登山道の状況

周辺登山道はどこも支障の報告はありません。合戦尾根、東鎌方面ともに支障の報告はありません。
登山道はそのつど補修に入っています。補修による通行止めはありません。

登山装備

しっかりとした登山装備が必要です。朝晩は寒くなりました防寒具はご用意下さい。不安定な天候の時期で雨具は必携です。

注意点

秋雨前線が近くにあるうちは不安定な天気が続きそうです。予報もコロコロとよく変わります。この時期雨になるととても寒いです。

お知らせ

この秋のイベント
「アルプス銀座祭り」9/23(日)~26(水) 燕山荘、大天荘、ヒュッテ大槍では地酒とスペシャル料理でおもてなし。麓の穂高神社の秋祭りに合わせての開催です。
「秋の紅葉とケーキフェア」9/28(金)~10/3(水)
燕山荘では、小学生以下のお子様に登頂証明書と記念品をプレゼントさせていただいています。
合戦小屋名物スイカの営業は、9/20~27頃までの予定です。9/15~17の三連休は、十分にご用意できますので、安心していらして下さい。

■燕岳登山口駐車場は、連休時に満車になることが多いです。公共交通機関、または穂高街内にある登山者用無料駐車場に車を止められて、定期バス、タクシーをご利用頂くことをおすすめ致します。

穂高街内の登山者用無料駐車場は、穂高駅近く穂高駐車場、安曇野の里駐車場、しゃくなげ荘駐車場があります。
燕岳登山口行き定期バス時刻表と登山者用無料駐車場はこちらをご参照下さい。
http://www.enzanso.co.jp/tuushin/2012/20120728.html

道路は幅が狭いため、路上駐車をされますと、バスのすれ違いが出来なくなり、登山口へ向かう車の渋滞にも繋がりますので、是非ご協力をお願いいたします。

詳細は、燕山荘「アクセス」のページ、安曇観光タクシー、南安タクシーのホームページをご確認ください。
燕山荘「アクセス」のページはこちらです。 http://www.enzanso.co.jp/sansou/enzanso_access.html
※タクシーをご利用される場合は、車を預かるサービスもありますので、タクシー会社さんに直接お問い合わせください。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から