苗場山 | 和田小屋

紅葉は例年より遅れそうです。気温がそれほど下がらず、ヤマウルシの葉は紅くなったものの、周りの緑色が少し変わってきた程度です。

標高1000m付近の紅葉 (2012.10.24 和田小屋 )
標高1000m付近の紅葉 (2012.10.24 和田小屋 )
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天気・気温

10/03(水) 曇り、13:45で気温16℃、朝の気温は10℃以下です。
みなかみ町の天気予報
明日
30℃
10℃
明後日
晴のち曇
26℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
長野市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
29℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

紅葉の進み具合は、今夏気温が高く、秋になってもそれほど下がらないため、ヤマウルシの葉は紅くなったものの、周りの緑色が少し変わってきた程度です。
例年紅葉の見ごろは10月10日前後ですが、それより遅れそうです。

なお、和田小屋の夏営業は10月20日(土)のお泊りまでです。

登山道の状況

台風16号の影響はありませんでした。
登山道に特に問題ありませんが、雨の日の木道は滑りやすいのでご注意ください。

登山装備

例年より気温は高いものの、これから気温がガクッと下がる可能性もあります。山頂は日中でも10℃台、朝夕は10℃を下回りますので防寒対策を忘れずに行なってください。

水場の水量が少なくなっているので、水は多めに持ちましょう。
 
日没が早くなってきましたので、早発・早着を基本に行程を組みましょう。ヘッドランプもお持ちください。

注意点

和田小屋~山頂間で唯一の水場「雷清水」が一時枯れそうになりましたが、少し持ち直しました。
ただし、ここでの補給をあてにしないだけの水をご用意ください。

お知らせ

昭和6年に建設され、長年に渡り登山者を迎え続けてきた山頂小屋・遊仙閣がその歴史に幕を閉じました。ご利用いただきました全ての皆様、本当にありがとうございました
山頂の小屋、苗場山自然体験交流センター(山頂ヒュッテ)については秋山郷観光協会(TEL025-767-2202)へお問い合わせください

和田小屋の夏営業は10月20日(土)のお泊りまでです。ご予約・お問い合わせ:かぐらスキー場(TEL025-788-9221)
マイカーでお越しの方は、一般車両の駐車場は林道終点の登山口町営駐車場(標高1,220m・無料)です。和田小屋お泊りの方はお問い合わせください

和田小屋周辺の過去の様子

  • 和田小屋前も積雪しました
  • ウメバチソウが咲き始めました
  • 和田小屋前ではキバナノヤマオダマキが咲き始めました
  • ヤナギランが昨年より1週間早く咲き始めました
  • エゾアジサイが国道沿いでたくさん咲いています
  • ニッコウキスゲと和田小屋
  • ウスユキソウが咲き始めました
  • 小屋近くでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているフガクスズムシソウが咲いています
  • 神楽ヶ峰ではシラネアオイが見頃です
  • 小屋の周辺ではミズバショウが咲きはじめています
  • 中ノ芝から上越国境

和田小屋

電話番号:
025-788-9221
連絡先住所:
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場

地図で見る
http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

苗場山 標高 2,145m

上信越高原国立公園内にある山で、第4紀火山の安山岩類からなり、頂上部は多くの池塘を光らせた4km四方に及ぶ高層湿原を展開しており、その景観と特異な山容から、越後の名山として注目され、県内外の登山者に親しまれている。 頂上には保食神の青銅像や伊米神祠、苗場七柱大神などの石塔があり、昔から延喜式内伊米神社の奥ノ院として、農民や修験の登拝があったらしい。 文化8年に塩沢町の鈴木牧之(ぼくし)が、案内や従者ら12名を伴って登山し「苗場山は越後第一の高山なり、魚沼郡にあり登り二里という。絶頂に天然の苗田あり、依て昔より山の名に呼ぶなり、峻岳の巓に苗田ある事甚だ奇なり」と、その著『北越雪譜』に苗場山紀行を載せている。 登山道は上越新幹線の越後湯沢駅から清津川を渡り、和田小屋、神楽ガ峰を経由する三俣コースや、三国峠に近い元橋からの赤湯温泉コース、飯山線の津南町から中津川を遡った秋山郷の金城山・小松原コース、小赤沢コースなどがあって、それぞれに苗場山の多様な側面を見せているが、交通、宿泊の便がよくて登山者に好まれているのは三俣コースで、マイカーを利用すれば、スキーシーズン以外は、和田小屋の徒歩20分手前の町営駐車場まで入ることができる。 かつてはブナの原生林をたどった登山道は、スキー場造成の伐開やリフト架設で昔の面影を失ったが、自然保護のため木道が敷かれて登山者に喜ばれている。 登山の対象としてよりもスキー場が有名で、苗場山を巡って民宿150軒、スキー場17カ所もの施設があり、ゲレンデに林立するスキーリフト群が山相を一変させた観がある。 一等三角点の頂上には、苗場山頂ヒュッテがあり、天然の苗田と見られた池塘群には、ワタスゲ、ヌマガヤに混じってヤマトキソウ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物が多彩で、その間にコメツガなどの低い針葉樹林が点在しており、木道に導かれた山上庭園の散歩が楽しい。もちろん上信越の山々をはじめとする展望も申し分ない。 三俣口8合目の神楽ヶ峰には、鈴木牧之の苗場登山を顕彰して、昭和15年に我が国登山界の元老である高頭仁兵衛氏らが、高さ3mの「天下之霊観」碑を建立したが、落雷か積雪の圧力かで折損放置されていたのを、平成3年に日本山岳会越後支部が、原型と同じ仙台石で霊観碑を再建している。 和田小屋からや約4時間30分で山頂に立つことができる。

ユーザーの登山記録から

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