西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

台風で沢が増水し渡渉困難や、橋を流失したところもあります。無理な計画は禁物です。

ニホンジカのメス 恋の季節です。 (2012.11.01 西丹沢自然教室 )
ニホンジカのメス 恋の季節です。 (2012.11.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

10/04(木) 天候は、曇りのち晴れ。08:00の気温18℃。日の出は05:38、日の入りは17:21。
横浜市中区の天気予報
明日
曇時々晴
23℃
18℃
明後日
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 10:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇時々晴
26℃
16℃
明後日
32℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

西沢沿いの登山道では台風の強風や雨に負けずツルニンジン、ホトトギス、シロヨメナが咲いていました。野鳥は、トビ、カワガラス、キセキレイ、ヒヨドリが確認できました。

登山道の状況

台風17号の影響のため、まだ沢の水量はかなり多いです。渡渉する箇所は困難な状況です。また、木の橋が流されているところもあります。
登山道の状況も把握できていないところもありますので登山する場合は縦走ではなくピストンで計画し、危険なところがあったらそこで引き返すことをお勧めしています。現在把握している情報は以下のとおりです。
・檜洞丸方面ツツジ新道のゴーラ沢出合では沢が増水しています。渡渉する場合、今朝の水かさはひざ上程度でした。昼過ぎはひざ下程度です。今朝渡渉をあきらめて引き返してきたグループがいます。
・犬越路方面用木沢沿いの登山道では3本架かっている木の橋のうち一番山麓側の1本が流されています。今朝渡渉をあきらめて引き返してきたグループがいます。
・加入道山方面白石沢沿いの登山道の情報はありません。
・畦ヶ丸方面西沢沿いの登山道は木の橋はすべて架かっています。
・畦ヶ丸方面大滝沢沿いの登山道の木の橋はすべて架かっています。

登山装備

一般的な登山装備が必要です。雨具必携。

注意点

台風後の情報がまだ入っていないところもあります。入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
登山する場合はピストンで計画し危険なところがあったらそこで引き返すことをお勧めしています。
短時間散策をされる方は雨具をお持ち下さい。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。
9月にはツキノワグマの目撃情報がありました。登山をされる方は十分にご注意願います。

お知らせ

登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。

「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。

西丹沢における過去の10月の自然情報については、こちらをご参照下さい。http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

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