台風で沢が増水し渡渉困難や、橋を流失したところもあります。無理な計画は禁物です。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
西沢沿いの登山道では台風の強風や雨に負けずツルニンジン、ホトトギス、シロヨメナが咲いていました。野鳥は、トビ、カワガラス、キセキレイ、ヒヨドリが確認できました。
登山道の状況
台風17号の影響のため、まだ沢の水量はかなり多いです。渡渉する箇所は困難な状況です。また、木の橋が流されているところもあります。
登山道の状況も把握できていないところもありますので登山する場合は縦走ではなくピストンで計画し、危険なところがあったらそこで引き返すことをお勧めしています。現在把握している情報は以下のとおりです。
・檜洞丸方面ツツジ新道のゴーラ沢出合では沢が増水しています。渡渉する場合、今朝の水かさはひざ上程度でした。昼過ぎはひざ下程度です。今朝渡渉をあきらめて引き返してきたグループがいます。
・犬越路方面用木沢沿いの登山道では3本架かっている木の橋のうち一番山麓側の1本が流されています。今朝渡渉をあきらめて引き返してきたグループがいます。
・加入道山方面白石沢沿いの登山道の情報はありません。
・畦ヶ丸方面西沢沿いの登山道は木の橋はすべて架かっています。
・畦ヶ丸方面大滝沢沿いの登山道の木の橋はすべて架かっています。
登山装備
一般的な登山装備が必要です。雨具必携。
注意点
台風後の情報がまだ入っていないところもあります。入山前に地図でコースの状況を把握するとともに慎重に現在位置を確認しながら登山してください。また、体調の管理に気を配り、決して無理をなさらないようにお願いします。
登山する場合はピストンで計画し危険なところがあったらそこで引き返すことをお勧めしています。
短時間散策をされる方は雨具をお持ち下さい。山の天気は変わりやすく、いきなり雨が激しく降ることもあります。短いコースでも雨具を持参されることをお勧めします。
9月にはツキノワグマの目撃情報がありました。登山をされる方は十分にご注意願います。
お知らせ
登山届を出していると事故があった時の対応が早くなる場合があります。登山届は事前に3部作成し、1部は家族に、1部は登山口で提出し、1部は登山の際持ち歩くことをお勧めします。帰宅時のバスの時間を間違える方がよくいます。季節によってバスの運行時刻はかわりますので事前にしっかり調べましょう。
「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
西丹沢における過去の10月の自然情報については、こちらをご参照下さい。http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/
西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子
西丹沢ビジターセンター
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