西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

本日は強風。融雪が進んでいますが6本爪アイゼン必携です。樹木の芽も大きくなってきました。

タチキランソウ (2013.03.29 西丹沢自然教室 )
タチキランソウ (2013.03.29 西丹沢自然教室 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

03/01(金) 天候は曇り。08:00の気温+5℃。今日の日の出は6:12、日の入りは17:37。
横浜市中区の天気予報
明日
曇時々晴
23℃
18℃
明後日
28℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇時々晴
25℃
16℃
明後日
31℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

2/27未明から降り続いた雨は10時過ぎにやみました。西丹沢自然教室周辺でもうっすらと雪が積もっていたので高所では雪が降っていたと思われます。
凍っているところもあると思いますので、岩場や沢沿いの登山道はご注意願います。山麓の登山道はぬかるんでいますのでスパッツ必携です。

2/28の日中の気温は14℃まで上がりました。
用木沢では、動物の動きが活発になってきました。ニホンジカの警戒音が何度も聞かれたり、鳥ではカケス、カワガラスが見られ、先日の西沢に続いて用木沢でもミソサザイのさえずりを聞きました。

今日は激しく風が吹きました。
西丹沢自然教室周辺ではホオジロ、エナガ、カワガラス、トビが見られ、アオゲラのさえずりも聞きました。フサザクラやクロモジなどの樹木の芽も大きく膨らんできています。もうすぐ春です。
本日3/1から渓流釣りの解禁だそうです。西丹沢自然教室周辺でも朝から数人の釣り人を見かけました。今日は登山者の数といい勝負です。釣った魚を見せてもらいました。ヤマメとニジマスでした。

登山道の状況

3/1のような強風の時、細い岩場の尾根道などで風に負けないように自分の体を十分に確保してください。また、樹木の枝が飛んできます。こちらもご注意願います。

2/28に用木沢沿いの登山道を歩いてきました。用木沢出合周辺では雪はなく通行に支障はありませんでした。氷柱ももうありません。

●登山者による2/28現在の登山道の様子です。
・檜洞丸の様子は、ツツジ新道展望園地付近から積雪あり。昨日の雨の影響か雪質がザラメ状で転倒注意。山頂付近の状況は変わらす積雪30~50cm。
吹き溜まりに踏み込むとひざ上までありました。
・檜洞丸~蛭ヶ岳 昨日の雪のためトレースが消えました。高所は雪でした。要注意です。
・大室山~加入道山付近標高1200メートル程度から雪あり。

●大山登山道情報、塔ノ岳積雪情報は秦野ビジターセンターへ 
ホームページはこちら。http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/ 写真入りの記事がアップされています。

登山装備

積雪対策が必要です。滑り止め(6本爪アイゼンなど)とサングラス、スパッツ必携。
・一般的な登山装備が必要です。寒さ対策は万全に。
・衣類の防寒はもちろんですが、手袋や帽子などの寒さ対策もお忘れなく。ライトも必携です。毛糸の帽子や厚手の手袋の季節です。
・ダブルストックもあるとよいでしょう。

注意点

・15時下山のすすめ まだ日没が早く、周辺に街灯はありません。積雪や岩場が凍っていたりするとコースタイムより大幅に時間がかかってしまうことがあります。ライトを携行するとともに15時に下山する計画を立てることをおすすめします。
・自家用車でお越しの方は、車の滑り止めも万全に。
・ユーシンの公衆トイレは、凍結防止のため来春まで使用することができません。

お知らせ

・「西丹沢自然教室」は、檜洞丸や畦ヶ丸の登山口にある小さなビジターセンターです。登山道の状況や動植物などの情報を提供し、安全で楽しい登山のお手伝いをしています。どうぞお気軽にお電話でお問い合わせください。
閉館時間は16:00です。3/31までの間、西丹沢自然教室の閉館時間が30分早くなり16時00分です。開館時間は8時30分のまま変更はありません。よろしくお願いします。1月から3月の間は第2木曜日も休館いたします。

●秦野ビジターセンターからお知らせ。
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
企画展「丹沢 みどころ紹介」。1/5~3/31

●丹沢湖ビジターセンターからお知らせ
 http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawakovc/index.html
企画展「丹沢の花を見つめたら」1/5~3/31 詳しくは丹沢湖ビジターセンターにお問い合わせください。

●宮ヶ瀬ビジターセンターからのお知らせ
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/koushin/iventtop2.html
・企画展「空から見た丹沢」~3/31 
・催特別展「スタッフの山行録 ~3/31

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報