浅間山 | 高峰温泉

融雪が進んでいますが、北斜面や日陰は50cm以上の残雪。南斜面は朝は凍結、昼はぬかるむところがあります。

池の片隅にあるフクジュソウの花が満開となっています。(2014.04.28 高峰温泉 )
池の片隅にあるフクジュソウの花が満開となっています。(2014.04.28 高峰温泉 )
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天気・気温

04/28(月) 07:00の天候は曇り、気温4℃。
昨日の最高気温12℃、最低気温0℃
長野市の天気予報
明日
晴一時雨
21℃
9℃
明後日
25℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 4:00発表
前橋市の天気予報
明日
雨のち晴
21℃
11℃
明後日
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年5月1日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

日増しに雪が融けていますが、まだ北斜面や吹きだまりなどでは残雪が50cm以上は残っています。
4/22除雪作業が終わり半年ぶりに高峰温泉まで乗用車が入れるようになりました。
高峰温泉~湯の丸高原までの林道はゴールデンウィーク以降の開通になりそうです。

登山道の状況

南斜面では雪解けが進み朝凍っている登山道も日中は融けてぬかるんでいます。北斜面や木陰そして、吹きだまり等の場所では残雪が50cm以上もあります。
        
・黒斑山
表コース 日陰やくぼ地を中心に残雪が残っています。
中コースは凍結路となっています。軽アイゼンが必要です。
・高峯山
車坂峠及び高峰温泉側の北斜面を中心に山の稜線まではスノーシューが便利稜線はアイゼンが良いです。
・水の塔 篭の塔 
北斜面や森林内の鞍部では残雪が多く残っています。軽アイゼンが必要です。
・池の平湿原
日陰そして、入り口ではまだ残雪が多く残っています。軽アイゼンが必要です。
・高峰温泉~池の平湿原の林道はツボ足で歩ける程度の残雪です。

登山装備

残雪が今年は北斜面及び木陰等の鞍部にだいぶ残っています。凍結路が多いので軽アイゼンが必要です。
南斜面では朝の凍結が日中は融け出して地面の土でぬかるみとなります。ロングスパッツとダブルストック くるぶしまではいるゴアテックスの靴が必要です。
日中日差しが強いのでサングラスが必要です。日中でも10℃、朝は0℃と冷えます。防寒具が必要です。
この時期は日中の寒暖の差が大きいので、体温調節をとれる暖かい支度で、山頂では冬のような冷たい風が吹く時もありますから体温低下に注意。温かい飲み物を必ずお持ちください。

注意点

高峰高原へは小諸からのチェリーパークラインしか開通していません、湯の丸林道はゴールデンウィーク明け池の平湿原までの車の乗り入れはできません。吾妻林道は5月20日過ぎとなります。

お知らせ

・高峰温泉まで車坂峠から乗用車は入れるようになりました。ビジターセンターの前の砂利道を1km入ってください。
・定期バスご利用のお客様へ、高峰温泉ご利用のお客様は、定期バスがまだ宿まで入りませんので、手前の高峰高原ホテル前の停留所へお迎えに参りますのでバス乗られる際に宿までご連絡いただければお迎えします。電話0267-25-2000
・外来入浴のお客様 ご利用時間午前11時~午後16時 1階ランプの湯のみのご利用となります。
料金 大人500円 子供400円
・昼の予約は午前11時まで受付させていただいております。 各種定食類 手打ちそば等ご用意をさせていただいております。

昨年の今頃の様子は?

今年は雪解けが早く進み、北斜面側や木の陰に雪が残る程度になってきています2023.04.18

残雪も少なくなり歩きやすくなりましたが、ハイカットの靴とスパッツがあるとよいでしょう2023.04.25

日によっては寒暖の差が大きいため、防寒用品をお持ちください2023.05.01

標高2000mではカラマツの新緑が始まり、南斜面では高山植物たちが咲き始めました2023.05.09

南斜面では高山植物たちが咲き始め、可愛らしい花や、野鳥の声が心地よい季節を迎えました2023.05.16

ヤマザクラやアズマシャクナゲなどが一斉に咲き、よい季節になりました2023.05.23

カラマツの新緑が一段と濃く感じられるようになりました2023.05.30

高峰温泉周辺の過去の様子

高峰温泉

電話番号:
0267-25-2000
連絡先住所:
〒384-0041 長野県小諸市高峰高原

地図で見る
http://www.takamine.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

群馬県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

浅間山 標高 2,568m

 浅間山は三重式の成層火山である。第一外輪山は黒斑山、牙(ぎつぱ)山、剣ヶ峰。第二外輪山は前掛山、東前掛山であり、寄生火山としては小浅間山、石尊山、車坂山がある。  最初に黒斑山が活動し、陥没して大きな火口(湯ノ平)ができた。長い休止期の後、この火口の中に第二外輪山の前掛山が噴火した。この噴火口は直径800mもあり、その中に中央火口丘ができ、天明3年(1783)の史上最大の噴火以来、急速に成長し、現在の釜山となった。  火口は周囲が1.3km、長径は約450m、深さ150mといわれるが、常に変動がある。  「信濃の浅間山」として、古来よりあまりにも有名だが、群馬でも、赤城、榛名、妙義の上毛三山と並び、多くの県民に親しまれている。  ところが、噴火活動があると、災害のほとんどは群馬側でかぶることになってしまう。降灰も偏西風の関係で、長野県の一部をかすめるが、大部分は群馬県の碓氷(うすい)、甘楽(かんら)、多野(たの)の上空へ流れるのが普通である。  煙を吐く浅間山は中部山岳地帯のどこからでも指呼できる。それだけに、山頂の大展望はすばらしいの一語に尽きる。  浅間山にも巨人伝説がある。浅間山の鬼と富士山の大太郎が、山の造り比べをした。ヨーイドンで始めたが、浅間の方が大分調子よく進んだので安心して、もうひとモッコ載っければいいというところで、居眠りをしてしまった。目が覚めて見ると、富士山はもうでき上がっていて、自分のひとモッコだけ残って負けてしまった。今も小浅間として残っており、これを載せれば、富士山よりも高くなるはずだったという。似た話が榛名富士にもある。  この山の標高は明治44年(1911)の測量で2542mとされて以来、測量のたびに高くなっている。関東一の日光白根山(2578m)を、いつ越えるかと興味が持たれている。  登山コースは、軽井沢口は峰ノ茶屋から3時間30分、小諸口は浅間山荘から3時間30分だが、火山活動によって入山が規制される期間が長い。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。 <追加情報> 浅間山は2019年8月7日に山頂火口で小規模の噴火が発生。噴火警戒レベルは3に引き上げられ、火口から概ね4km以内は入山規制となっている。

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東篭ノ登山 標高 2,228m

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黒斑山 標高 2,404m

 三重式火山、浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2800~2900mの美しい円錐形をしていた。約3万年前の爆発によって、現在のような半円形の断崖になったといわれる。  第二外輪山の前掛山との間にある火口原が湯ノ平で、ここからの黒斑山の眺めは、コーカサス地方の風景にもたとえられる。  車坂峠から入って黒木の森をくぐり、避難小屋の建つ赤ゾレの頭を過ぎると、浅間山の威容に圧倒される。トーミの頭は、やや東に突き出ているため、Jバンドまで約3.4km続く黒斑山稜や、周辺のすばらしい火山景観が一望で、カモシカを見ることもある。晩秋の新雪のころ、浅間の山肌に白い縦縞が入る。  車坂峠登山口から山頂まで1時間30分。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、黒斑山周辺でも入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。

ユーザーの登山記録から