燕岳 | 燕山荘

中房線最新情報を必ずご確認下さい。積雪は例年並み。ピッケル+10本爪以上のアイゼンほか雪山装備必要です。

1ヶ月かけて山荘東側の地面を出すことが出来ました。(2014.06.01 燕山荘 )
1ヶ月かけて山荘東側の地面を出すことが出来ました。(2014.06.01 燕山荘 )
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天気・気温

松本市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月28日 18:00発表
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日本気象協会提供 2024年4月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

5月4日13時現在 中房線最新情報のお知らせはこちら
http://www.enzanso.co.jp/tuushin/2014/201405042.html

なお、以降中房線の最新情報を燕山荘HPにて必ずご確認下さい。
http://www.enzanso.co.jp/

5/3 営業を始めた25日から、初めて一日中快晴となり、ポカポカと暖かい春山を楽しむことができました。5/2の吹雪の後で、樹氷がつきました。雪山には青い空が抜群に合います。

登山道の状況

5/3現在の状況です。
稜線上の積雪は例年並みですが、降雪の後だけに真っ白で、一年で一番雪の多いこの時期の雪山を楽しませてくれました。
里は春でも北アルプスは全くの冬景色の別世界です。

・縦走される方へ
常念方面に縦走される方は、くれぐれも大天井岳は頂上へ直登して下さい。夏道は、非常に危険です。

4/29の合戦尾根の状況
登山口~第1ベンチの中間から雪上歩きになります。特に合戦小屋から上部は、氷点下まで気温が下がる朝晩を中心に雪面は凍結しています。10本歯以上のアイゼンとピッケルの携行をお勧めいたします。

登山装備

ピッケル、前爪のある10本爪以上のアイゼンとしっかりとした冬山装備でお越しください。
天気の悪化の際は、雨、みぞれ、雪とめまぐるしく気象状況が変化しやすいのもこの時期の特徴です。防寒対策もお忘れなく。どんな天候でも対応出来る装備を心がけましょう。

注意点

・春山で注意すべきことは、朝と日中では雪の状態が大きく変わるということです。気温の低い朝晩は雪がカチカチになっていて、気温の上がる日中はグサグサの雪になります。

・この時期の縦走は夏とは違い時間もかかるし、自分でルートを見つけていかなければならないので容易ではありません。それなりの経験が必要です。

・日が延びていますが、15時を過ぎると雪のある山のため風が冷たくなり、気温も下がります。時間にゆとりを持って早めに山荘にご到着下さい。

・合戦小屋では、GW期間中、冷たい飲み物、缶ビール、ホットコーヒー、ホットミルク、カップ麺等の販売をしております。

お知らせ

●ご予約受付中です。

●燕山荘春山登山教室 詳しくはこちら
http://www.enzanso.co.jp/reserve/event/

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から