燕岳 | 燕山荘

合戦小屋上部で紅葉がきれいになりました。日没が早いので登山は早出早着の原則で。防寒具必携です。

見頃を迎えた紅葉。ここ数年ではもっともきれいな紅葉のひとつに入るのではないでしょうか。(2014.09.27 燕山荘 )
見頃を迎えた紅葉。ここ数年ではもっともきれいな紅葉のひとつに入るのではないでしょうか。(2014.09.27 燕山荘 )
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天気・気温

09/25(木) 11:00 雨 気温12~13℃。
松本市の天気予報
明日
晴のち雨
27℃
12℃
明後日
雨のち曇
24℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
晴のち雨
25℃
11℃
明後日
曇時々雨
21℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

紅葉は合戦小屋上部の発色がよくなっています。

9/25
今日は一日雨降りでした。人通りも落ち着いて久々に静かな秋山になりました。
雨は降り始めは昨日の午後。この雨が過ぎるとまたぐっと秋が深まりそうです。この季節は朝晩、日中の気温差が大きいため防寒着をお忘れなくお持ちください。
明日、明後日と天気は回復して登山日和になりそうです。紅葉まっさかり、山は賑わいそうです。

9/24
ここ数日の冷え込みに比べたら、今朝は暖かい感じでした。ご来光を待つお客様も肩をすくめて待っている方はほとんどいなく、リラックスして待っておられるようでした。
雲が流れるように出ていたので、きれいに紅くなりました。
燕岳にも朝日があたり、紅葉した斜面をより美しく見せてくれました。
山頂でご来光を見るのもいいですが、ご来光と燕岳に朝日があたるこの両方の景色を玄関前やヘリポートから見ることが出来ます。

9/23
今日は素晴らし天気となりました。ただ、飛び石連休となってしまったので、それほどたくさんの方が登って来られたわけではありませんでした。今日のような天気の日に山に登れば、山が大好きになることででしょう。それ程、いい天気の一日でした。
秋分の日は浅間山の真上から、太陽が顔を出します。5時36分でした。昼と夜の長さが同じになるのは27日で、まだ昼の方が若干長いですが、これからは日の入りも早くなり、夜が長くなってきます。
雲も秋らしくきれいな青空が広がりました。朝は冷えましたが、昼間は日差しの下では暑い程でした。秋は朝晩と昼間の温度差が大きくなります。
合戦尾根は三角点周辺の紅葉がとてもきれいになってきています。秋の柔らかな日差しを受けて、さらに美しく見えました。

登山道の状況

燕岳登山口から燕岳への合戦尾根登山道は整備され問題ありません。
表銀座方面からも大きな支障の連絡はありません。

燕岳登山口へ通じる、県道中房線も通常通り通行可能です。路上駐車はご遠慮下さい。

登山装備

3000m級の秋山登山装備が必要です。
気温が低くなりました。防寒着をお持ち下さい。雨具もしっかりとしたものを用意しましょう。手先が寒さでかじかみます。温かい手袋や帽子も必要な時期となりました。都会から来る方は、冬のつもりでちょうど良いです。
日帰りでも着替えを持ってきたほうが良いです。
※小屋で帽子や手袋をお買い求めになる方が増えています。

注意点

●この時期の一般的な注意事項
・気温の変化が大きいです。低体温症に注意が必要です。体調を整えて登山しましょう。
・登山中は汗をかきます。雨でもカッパの下で汗をかくこともあります。登山中にこまめな水分、塩分補給を心がけましょう。この時期の飲み物は保温水筒(テルモス)に暖かい飲み物を用意しておくのがよいです。冷たい飲料では体が休まりません。
・天候が安定しません。早めに小屋に到着するよう計画段階から予定を立てて下さい。
・山の原則は早出早着です。特に秋はお守り下さい。
平日は早朝のバスが運行しない日もありますが、平日の早朝はタクシーの乗り合いを使ったり、前泊などで対処しましょう。昼からの出発はとても危険大きくなります。
15時を過ぎると急激に風が冷たくなり、気温も下がります。時間にゆとりを持って16:00を目処に山荘にご到着下さい。17時は危ない時刻です。

●はじめて燕岳を登る方へ
山荘主人 燕山荘・赤沼健至登山マニュアルをご一読下さい。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/hajimetenoyama.html

●テント場
このところ一人用テントの方が多くなってきましたが、燕山荘のテント場はスペースが限られますので、譲り合ってお使い下さい。土曜日は午前中からいっぱいになることが多いです。

●中房温泉までの路面バス(中房線乗合バス)の運行日に注意
http://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html

●祝祭日のマイカーについて
中房燕岳登山口の登山者専用駐車場が大変混み合うことが予想されます。早い時間から駐車場が満車になる場合があります。道の両側に路上駐車されますと、バスの運行に支障をきたし、たくさんの方にご迷惑をおかけすることになります。今までに何度も大変な問題になっております。
穂高市街の駐車場(穂高駅近くの駐車場、シャクナゲ荘隣接登山者専用無料駐車場など)に車を止めて、中房行き定期バス、またはタクシー等公共交通機関のご利用にご協力を宜しくお願い致します。
※中房登山口から縦走を計画されている方は、穂高市街に置かれた方が便利ですので、ご協力を宜しくお願い致します。
駐車場の詳細はこちらから→「交通アクセス欄」
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/access.html
中房行き定期バス時刻はこちらから→「中房定期バス時刻表」
http://www.nan-an.co.jp/home/modules/bus/wp-content/uploads/%E3%80%90%E9%81%8B%E8%A1%8C%E8%A1%A8%E3%80%91%E3%80%80%E5%B9%B3%E6%88%9026%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%80%802014%E5%B9%B4%E3%80%80%E4%B8%AD%E6%88%BF%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E3%83%90%E3%82%B9.pdf

お知らせ

●小屋HPでは最新情報を掲載しています。
http://www.enzanso.co.jp/index.html
ご予約受付中です。オンライン予約
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html 宿泊者状況も確認できます。
※週末土日は天候のせいか、まだ予約が定員に達していませんが、土曜日は混雑するでしょう。
燕山荘の喫茶室「サンルーム」営業中。

●イベント
・燕山荘アルプス銀座祭り 9月26日(金)~27日(土)
安曇野市穂高神社の663年から続く例祭お舟祭りにちなんだイベントです。燕山荘・大天荘・ヒュッテ大槍では地酒とスペシャル料理でおもてなし。麓の穂高神社の秋祭りに合わせて開催します。
・恒例「ケーキフェア」開催
9月29日(月)~10月3日(金) 10:00~16:00 燕山荘喫茶室「サンルーム」にて。料金1600円(お飲み物付き)

●合戦小屋営業中
売店、休憩小屋ですが昼食・飲料・果物を販売しております。
名物は日本一の折り紙つき松本市波田町下原のスイカ、合戦うどんです。10/10過ぎぐらいまで毎日営業、以降は土日中心の営業予定です(状況により変更するとこがあります)。

●有明山荘(合戦尾根の燕岳登山口まで700m)
日帰り入浴や、荷物預かりなど登山者に優しいサービス満載です。
詳しくはこちら http://www.enzanso.co.jp/ariakeso/index.html

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

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長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から