西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

朝は雪、車道の積雪なし。権現山~畦ヶ丸は標高600mから雪、700mで10cm積雪。トレースなく登山道不明瞭。3/12からバスダイヤ変更

バス停の横のマメザクラが開花しました。春本番ですね(2016.03.30 西丹沢自然教室 )
バス停の横のマメザクラが開花しました。春本番ですね(2016.03.30 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

03/11(金) 朝 雪 気温+2℃
横浜市中区の天気予報
明日
27℃
16℃
明後日
曇時々晴
26℃
18℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 6:00発表
甲府市の天気予報
明日
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

朝の通勤時、標高500メートル付近から雨が雪になってきました。
気温は朝の2℃から上がりません。
西丹沢自然教室までの道に積雪はありませんでした。
自然教室前のテーブルとベンチにも雪が薄っすら積もっていました。
吊り橋からも山々に雪が積もっているのが見えました。
吊り橋の上に朝はうっすら雪がありましたが、日中は溶けました。冷え込むと凍結しそうです。
3/9に西丹沢県民の森付近でミツマタが全般的に1~3分咲きでしたが、開花した花も寒いことでしょう。
天気予報の予想より今日はたくさん雪が降っている気がします。
登山される方はご注意ください。

明日、3月12日からバスの運行が変わります。
詳しくは下記の富士急湘南バスのホームページよりお確かめください。
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/

●自然
・3/9 玄倉林道及び仲ノ沢林道でアセビ咲き始めました。
・3/8 石棚山方面 でヒオドシチョウ、テングチョウを観察、野鳥はミソサザイ、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラのさえずりがよく聞こえました。アカゲラとコゲラも観察しました。
板小屋沢のミツマタも開花が進んでいました。

●天気
3/11 朝 雪 気温+2℃
3/9 08:00気温11℃

登山道の状況

●下山者情報 3月11日  
権現山~畦ヶ丸方面で下山された登山者さんからの情報では標高600メートル付近から雪が積もり始め、700メートルでは10センチメートルほど積もっていたそうです。トレースもなく登山道も見えなかったそうです。

●周辺状況
・3/9 玄倉林道及び仲ノ沢林道の情報収集に行って来ました。
玄倉林道 2箇所で法面工事や路肩斜面補強工事が行われていました。
新青崩隧道 周辺の木々も芽吹きがはじまりました。トンネル内はヘッドライト、懐中電灯必携です。
石崩隧道付近の落石 落石には十分注意してください。
熊木沢出合手前の落石のあとがありました。大きいのは30センチほどでした。
ユーシンロッジは現在休業中 避難部屋は異常ありません。

・3/8 石棚山方面
ルート:箒沢公園橋バス停-板小屋沢ノ頭-ヤブ沢ノ頭-石棚山 往復
箒沢公園橋バス停-板小屋沢ノ頭-ヤブ沢ノ頭のルートは過去、道迷いしやすい区間でした。
箒沢公園橋から急登となるまでの沢沿い区間では、黄色の目立つ道標があります。
板小屋沢ノ頭付近も道迷い遭難事故が過去にもありましたが、ロープが張られ、登山道が判り易くなっています。

・3/8 大滝沢方面
ルート:大滝橋バス停-一軒屋避難小屋 往復
途中、落石注意箇所があります。三日前の3月5日(土)、東丹沢の高畑山付近で落石による死亡事故がありました。
一軒屋避難小屋は通常どおり利用できます

●【登山道通行止め情報】
詳細は、神奈川県自然環境保全センターのHPをご覧ください。
公園歩道(林道)情報 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/

登山装備

まだ冬のハイキング装備、ルートにより登山装備が必要です。
・冬の登山で避けたいことは、汗をかいて濡れることです。登山中の厚着には気をつけましょう。
・山なので、平地で晴れていても雪が降ることがあります。滑り止め(アイゼンなど)は必携です。
・晴れて積雪がある場合は、雪目になる恐れがあります。サングラスなども必要です。
・自家用車の場合は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行など対策をしていらしてください。

注意点

気温も低く、朝は0℃程度です。防寒対策をしっかりしてください。
冬の登山で避けたいことは、汗をかいて濡れることです。登山中の厚着には気をつけましょう。
自家用車の場合は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行など対策をしていらしてください。

●「西丹沢ヒヤリはっと集」
「西丹沢ヒヤリはっと集」をwebでもご覧いただける様にしました。
web版「西丹沢ヒヤリはっと集」に1月8日~31日の出来事を追加しました。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/hiyarihat/
山岳遭難事故に遭わないように事例を共有しましょう。今後、事例を随時追加していく予定です。

●登山届けを出しましょう。
西丹沢自然教室にはポストがあります。

●神奈川県警松田警察署 西丹沢情報
https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm
山岳救助隊(神奈川県警松田署)が情報発信しています。事故事例も扱っているので参考になります。

●新松田駅から西丹沢自然教室までの路線バス
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html
※天候によっては運行に支障が出ることがあります。

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
西丹沢自然教室には展示室もありますので、お立ち寄りください。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/
・開館 12月1日~翌年3月31日の冬季は閉館時刻が30分早くなり16:00閉館となりますのでご注意ください。
(4月~11月の閉館時間は午後4時30分)
・休館日 月曜日(祝日の場合は開館)祝日の翌日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)。1月~3月の第2木曜日は休館します。年末年始
※天候により臨時休館となる場合があります。
・飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
・無料の地図は配布していません。

●イベント
・西丹トーク
園地や川原で、スタッフが自然観察または登山技術のレクチャーをします。10分程度の短いプログラムで土日に随時実施しています。無料のプログラムなので、ぜひお楽しみください。
・地学教室「てくてくと西丹沢でジオ巡り」枕状溶岩、流紋岩、ガーネットなどの観察と実物図鑑づくり
催行日 3月26日(土) 9:40~15:40
申込〆切 3月14日(月)
詳しくはこちら 
http://nishitanzawashizenkyoushitsu.blogspot.jp/2015/11/1123_23.html

●【近隣ビジターセンターなど】周辺山岳の情報やイベント紹介があります
・秦野ビジターセンターより
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

・宮ヶ瀬ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/
・平成28年3月をもって閉館。平成28年4月1日からは宮ヶ瀬やまなみセンターの別館として運営します。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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