苗場山 | 和田小屋

花の苗場山がはじまりました! 今年はアズマシャクナゲが当たり年で、花が一斉に咲き始めました。ブヨが出始めたので、虫よけも忘れずに!

今年はアズマシャクナゲが当たり年のようです。(2016.05.30 和田小屋)
今年はアズマシャクナゲが当たり年のようです。(2016.05.30 和田小屋)
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天気・気温

05/30(月) 8:00 くもり +11.0℃
みなかみ町の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月28日 10:00発表
長野市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月28日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

いよいよ花の苗場山の開幕です。
例年になく雪解けが早く進んでおり、現在神楽ヶ峰~雲尾坂下までの間で シラネアオイ シラネアオイ が全盛期を迎えています。
また今年はアズマ シャクナゲ シャクナゲ が当たり年のようで、ほとんどの株で花を一斉につけています。
特にお花畑での咲きっぷりは圧巻! 来週末くらいまでがピークでしょう。
ほかに登山道上で今見られる花は、ムラサキヤシオ・ ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ チングルマ チングルマ ミツバオウレン ミツバオウレン ・バイカオウレン・ミネカエデ・ナエバキ スミレ スミレ ・コ イワカガミ イワカガミ サンカヨウ サンカヨウ ミズバショウ ミズバショウ などです。

登山道の状況

下の芝~中の芝間と富士見坂で小さな残雪がありますが、支障はありません。アイゼンも不要です。富士見坂での踏み抜きにはご注意ください。

登山装備

ブヨが発生し始めているので虫除けを忘れずに!
日焼け対策も必要ですが、ひとたび雨が降ると気温はすぐに一桁まで下がります。雨対策・防寒対策も必要です。

注意点

登山計画書の提出を忘れずにお願いいたします。

お知らせ

祓川登山口駐車場までの林道は支障なく通行可能ですが、登山口のトイレはまだ使用できません。
6月11日(土)までに開放になる予定です。それまでの間は麓の【道の駅みつまた】をご利用になると便利でしょう。
和田小屋の宿泊営業は6月11日(土)~10月23日(日)となります。
お問い合わせは:025-788-9221かぐらスキー場までどうぞ!

和田小屋周辺の過去の様子

  • 和田小屋前も積雪しました
  • ウメバチソウが咲き始めました
  • 和田小屋前ではキバナノヤマオダマキが咲き始めました
  • ヤナギランが昨年より1週間早く咲き始めました
  • エゾアジサイが国道沿いでたくさん咲いています
  • ニッコウキスゲと和田小屋
  • ウスユキソウが咲き始めました
  • 小屋近くでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているフガクスズムシソウが咲いています
  • 神楽ヶ峰ではシラネアオイが見頃です
  • 小屋の周辺ではミズバショウが咲きはじめています
  • 中ノ芝から上越国境

和田小屋

電話番号:
025-788-9221
連絡先住所:
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場

地図で見る
http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

苗場山 標高 2,145m

上信越高原国立公園内にある山で、第4紀火山の安山岩類からなり、頂上部は多くの池塘を光らせた4km四方に及ぶ高層湿原を展開しており、その景観と特異な山容から、越後の名山として注目され、県内外の登山者に親しまれている。 頂上には保食神の青銅像や伊米神祠、苗場七柱大神などの石塔があり、昔から延喜式内伊米神社の奥ノ院として、農民や修験の登拝があったらしい。 文化8年に塩沢町の鈴木牧之(ぼくし)が、案内や従者ら12名を伴って登山し「苗場山は越後第一の高山なり、魚沼郡にあり登り二里という。絶頂に天然の苗田あり、依て昔より山の名に呼ぶなり、峻岳の巓に苗田ある事甚だ奇なり」と、その著『北越雪譜』に苗場山紀行を載せている。 登山道は上越新幹線の越後湯沢駅から清津川を渡り、和田小屋、神楽ガ峰を経由する三俣コースや、三国峠に近い元橋からの赤湯温泉コース、飯山線の津南町から中津川を遡った秋山郷の金城山・小松原コース、小赤沢コースなどがあって、それぞれに苗場山の多様な側面を見せているが、交通、宿泊の便がよくて登山者に好まれているのは三俣コースで、マイカーを利用すれば、スキーシーズン以外は、和田小屋の徒歩20分手前の町営駐車場まで入ることができる。 かつてはブナの原生林をたどった登山道は、スキー場造成の伐開やリフト架設で昔の面影を失ったが、自然保護のため木道が敷かれて登山者に喜ばれている。 登山の対象としてよりもスキー場が有名で、苗場山を巡って民宿150軒、スキー場17カ所もの施設があり、ゲレンデに林立するスキーリフト群が山相を一変させた観がある。 一等三角点の頂上には、苗場山頂ヒュッテがあり、天然の苗田と見られた池塘群には、ワタスゲ、ヌマガヤに混じってヤマトキソウ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物が多彩で、その間にコメツガなどの低い針葉樹林が点在しており、木道に導かれた山上庭園の散歩が楽しい。もちろん上信越の山々をはじめとする展望も申し分ない。 三俣口8合目の神楽ヶ峰には、鈴木牧之の苗場登山を顕彰して、昭和15年に我が国登山界の元老である高頭仁兵衛氏らが、高さ3mの「天下之霊観」碑を建立したが、落雷か積雪の圧力かで折損放置されていたのを、平成3年に日本山岳会越後支部が、原型と同じ仙台石で霊観碑を再建している。 和田小屋からや約4時間30分で山頂に立つことができる。

ユーザーの登山記録から

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