燕岳 | 燕山荘

大雨の影響なく夏空が戻ってきました。コマクサが満開で、ライチョウの雛の姿を見るようになりました

ライチョウの雛が大きくなって、もう少しで飛べるようになりそうです(2018.08.01 燕山荘 )
ライチョウの雛が大きくなって、もう少しで飛べるようになりそうです(2018.08.01 燕山荘 )
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天気・気温

07/11(水) --
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
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明後日
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
高山市の天気予報
明日
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12℃
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30℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

先日の大雨で、燕岳登山口に通じる道路の中房線が一時的に通行止めになりましたが、現在は影響なく通行でいます。中房登山口~燕山荘~大天荘までの登山道にも被害なく、安全に通行できます。

先週は、稜線は非常に強い風が吹き、強い雨が降った時間もありました。咲きそろってきた コマクサ コマクサ も風に揺られていましたが、花を飛ばされることなくこの強風に耐えていました。
しばらく見かけなかった雷鳥のヒナも元気な姿を見せてくれて、4羽確認できました。すぐそばにはオスの雷鳥がいました。オスは子育てをしないと言われていますが自分のヒナ達が気になるのでしょうか遠巻きに見ている姿がなんともかわいらしかったです。

山荘直下の冬ルートにはたくさんのハクサン シャクナゲ シャクナゲ が咲き出してきています。また チングルマ チングルマ イワカガミ イワカガミ の競演も見られ、お互いの花がより一層美しく感じます。テント場の下の斜面には ニッコウキスゲ ゼンテイカ が徐々に蕾を開き始めています。

夏山シーズンの7月中旬から8月上旬の週末は、北アルプスはどこの山小屋も多くの登山者で混み合います。燕山荘も、今現在、この期間中は週末のご予約が一杯になり、ご予約を受けられない日が何日か出てきています。ただ、ご予約状況は、天候状況でキャンセルが出て日々変わっています。時々予約画面を確認して、予約に余裕のある日に日程を変更頂くなど検討してください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html

登山道の状況

合戦尾根の登山道状況は、登山道上に雪はありませんので、アイゼンは必要ありません。

燕山荘直下から燕山荘までは、現在まだ冬ルートを通ってください。

テント場の雪は、ほぼなくなっていますが、場所によっては、雪の上にテントを張る箇所もあります。

登山装備

底の厚い登山靴で登山をしてください。

注意点

合戦小屋は、7月いっぱいにかけてトイレの新設工事を行っています。その間、資材を置く関係で休憩スペースが手狭になりますが、ご理解・ご協力をお願い致します。なお、5月の合戦小屋の営業は、週末のみとなります。

お知らせ

●燕山荘グループ2018年営業のお知らせ
・燕山荘:2018年4月25日(水)~11月25日(日)の宿泊まで
・有明荘:2018年4月24日(火)~11月25日(日)の宿泊まで
(休館日:5月8日、6月12日、7月3日、9月4日、11月13日)
・大天荘:2018年6月23日(土)~11月3日(土)の宿泊まで
・ヒュッテ大槍:2018年6月30日(土)~10月8日(月・祝日)の宿泊まで

●駐車場のお知らせ
燕岳登山口近くの登山者専用無料駐車場は、土日連休中は、混雑が予想されます。満車の場合は、安曇野市内の登山者専用無料駐車場(複数あります)に車を止め、中房温泉行(燕岳登山口終点)定期バスか、タクシーなど公共交通機関のご利用をお薦めします。
詳細は、燕山荘HPから「アクセスページ」をご参照ください。
http://www.enzanso.co.jp/enzanso/categories/e02-1.html

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から