燕岳 | 燕山荘

燕岳周辺でも小雪が舞い、槍ヶ岳や水晶岳などは薄っすらと積雪しています。まもなく冬景色です

薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
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天気・気温

10/18(木) --
松本市の天気予報
明日
曇時々晴
23℃
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明後日
29℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
23℃
12℃
明後日
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日(10/17)は燕岳周辺でも小雪が舞いましたが、積雪とはなりませんでしたが、槍ヶ岳や水晶岳などが薄っすらと白くなっていました。北アルプスにもいよいよ冬がやってきました。
今朝は雲に遮られ、ご来光はありませんでしたが雲の間から差し込む朝日が、盆地に発生する雲にあたり、とてもきれいでした。
ナナカマド ナナカマド にも霧氷が付き、赤と白の組み合わせがなかなかきれいでした。2羽のイワヒバリが燕山荘玄関前の看板の上にやってきてかわいらしい姿を見せてくれました。

紅葉はすっかり終わり、山肌は茶色一色となっています。この山肌の色が白くなるのもそう遠くはないでしょう。

夏の間、山荘の各所にしまってあった雨戸をいつでも使えるように移動したり、一部には雪囲いも入れました。これから徐々に営業しながら雪への準備を進めていきます。何かとご不便をおかけするかもしれません。
なお、テント場のトイレを閉鎖しました。以降、テント泊の方は山荘のトイレをご利用ください。

燕山荘グループの山小屋「ヒュッテ大槍」は10月8日のご宿泊までで今シーズンの営業が終了しています。稜線の山小屋は10月中旬で閉まる所もありますので縦走される方はご注意ください。
なお、燕山荘、有明荘は11月25日の宿泊まで、大天荘は11月3日のご宿泊までの営業となります。

登山道の状況

合戦尾根は、とくに問題箇所はありません。大天井岳方面の稜線も、問題箇所は特にありません。

登山装備

底の厚い登山靴で登山をしてください。
朝は氷点下となります。防寒対策を十分に行ってください。手袋を用意することをオススメします。

お知らせ

●燕山荘グループの営業期間について
燕山荘・・・11月25日(日)の宿泊まで+年末年始(12月23日(土)~2018年1月7日(日)の宿泊まで)
有明荘・・・11月25日(日)の宿泊まで
合戦小屋・・・11月上旬(宿泊はできません)
大天荘・・・11月3日(土)の宿泊まで
ヒュッテ大槍・・・ 営業は終了しています。

詳細は、燕山荘HPから「宿泊予約」をご参照ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

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 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から