燕岳 | 燕山荘

雪もすっかり少なくなり、ナナカマドもきれいな緑になりつつあります。どんどん夏に近づいています

(2019.06.23 燕山荘 )
(2019.06.23 燕山荘 )
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天気・気温

06/24(月) 6/23 朝頃 3℃ 
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
22℃
13℃
明後日
29℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
高山市の天気予報
明日
曇のち晴
22℃
12℃
明後日
30℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月26日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

雪もすっかり少なくなり、 ナナカマド ナナカマド もきれいな緑になりつつあります。 コマクサ コマクサ の株も所々やっと目立つようになり、どんどん夏に近づいています。

■天気について(6/22 現在)
梅雨らしい天気が続いています。ガスで真っ白な朝を迎えましたが、しばらくするとそのガスも取れ、展望が広がってきました。お昼ごろ雨が降りだし、雨具が必要な天気となりましたがその雨もすぐに上がり、きれいな虹が現れました。今の時期の天気予報はなかなか難しいようで、良く変わります。6月=雨というイメージが強いのですが、こうして晴れ間の出る時も意外と多いものです。

登山道の状況

■登山道の雪の様子(6/22 現在)
合戦小屋から合戦の頭までは雪はほぼありません。そこから山荘直下までは雪の所、地面の所が6:4といった感じで土の上を歩く部分がだいぶ多くなってきています。急な所の雪はほとんどありませんが、雪に不慣れでスリップしている方をたまに見かけますので、不安な方は軽アイゼンやストックがあるといいかと思います。慣れた方であればもう必要ないでしょう。
テント泊の方は、雪の上にテントを張って頂くことになります。

週末を前に登山道の雪切りに出かけました。この1週間で思った以上に雪は少なくなっていて、この作業も今回で終わりかもしれません。

燕山荘グループ大天荘も22日から営業を開始します。営業を開始する山小屋がこの先どんどん増えていき、山も賑わいだしてきます。

お知らせ

■合戦小屋名物のスイカとうどんが販売開始(6/22 現在)

今日から合戦小屋名物のスイカとうどんの販売も始まりました。これを楽しみにされていた方も多いようで、多くの方が早速スイカを楽しんでいらっしゃいました。

燕山荘のすぐ下にもミネザクラが咲きだし、その桜の奥に見える大天井岳の大天荘では今日から営業が始まりました。またヒュッテ大槍のスタッフも29日の小屋開けに向けて、今日ヒュッテへと入りました。山の夏が始まり出しました。

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から