WILDERNESS AND RISK 荒ぶる自然と人間をめぐる10のエピソード
ベストセラー『荒野へ』(1996年)、『空へ−悪夢のエヴェレスト-』(1997年)で知られるジャーナリスト、ジョン・クラカワーの初期エッセイをまとめた『WILDERNESS AND RISK 荒ぶる自然と人間をめぐる10のエピソード』が発売された。
ビルの高さの大波に乗るサーファー、北米最深の洞窟に潜るNASAの研究者、
70歳ちかくなってもなお、未踏ルートに挑み続ける伝説の登山家・・・。
さまざまな形で自然と向き合う人間模様を描き出す10編の物語から、
1986年に起こったクライミング事故を通して、訴訟社会アメリカの姿を
浮き彫りにするストーリーを、本書から一部抜粋して紹介しよう。