行程・コース
天候
初日:曇り、夕方雨 2日目:晴れのち雨のち暴風雨 3日目:雨、朝のうちは暴風を伴う 4日目:快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
行き:伊那大島駅→鳥倉登山口
帰り:鳥倉登山口→松川インター
‘17年の登山バスの運行は7/15~8/27、1日2便、荷物料金も必要。
(伊那バス http://www.ibgr.jp/ )
この登山記録の行程
【1日目】
鳥倉(豊口山)登山口(14:08)・・・三伏峠(16:24)
【2日目】
三伏峠(05:17)・・・烏帽子岳(06:00)[休憩 5分]・・・小河内岳(07:20)[休憩 20分]・・・大日影山分岐(08:47)・・・板屋岳(09:22)[休憩 5分]・・・高山裏避難小屋(10:17)
【3日目】
高山裏避難小屋(11:23)・・・板屋岳(12:07)[休憩 10分]・・・大日影山分岐(12:40)・・・小河内岳(14:07)
【4日目】
小河内岳(05:00)・・・烏帽子岳(06:05)[休憩 5分]・・・三伏峠(06:40)[休憩 10分]・・・鳥倉(豊口山)登山口(08:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
計画では鳥倉登山口から荒川三山、赤石岳を経て椹島へ下山だったが、台風に伴う暴風雨のため高山裏避難小屋で停滞し、鳥倉に引き返した。
【1日目】 鳥倉登山口へのバスは一日2便、午後の便は登山口に14時ごろ到着。樹林帯を3時間弱歩いて三伏峠小屋へ。夕方から雨、消灯のころは強く降る。自分を含め荒川方面へ向かう方が4名いた。台風も気になるので、明日は行けるところまで行こうと話し合う。
【2日目】 朝は快晴。食事を済ませ5時過ぎに出発する。烏帽子岳からは南アルプス、中央アルプスを始め、富士山、槍・穂高まで展望が広がる。すぐ近くの小河内岳でなく、はるか荒川岳の稜線にも、ちょこんと避難小屋が見える。
ハイマツの稜線を歩く。ところどころ伊那側が大きく崩落して、新しく道がつけられている所も。
小河内岳山頂からも360度の眺望。しかし西の方から雲が山を覆い始めている。そこからは400メートルを下る。樹林帯に入る、ところどころにマルバダケブキの群落が現れる。
板屋岳で小雨が降り出す。雨具をつけずにいたが、いよいよレインウェアをつける。
さらに雨風が強くなり、高山裏避難小屋で停滞を決意する。
この日の宿泊者は9名。フレンドリーな管理人さんと色々な話をしたりして時間を過ごす。小屋周辺も夜中にかけて暴風雨になる。(高山裏避難小屋:8/31まで営業)
【3日目】 台風は日本海に抜けたがまだ風雨は続いている。管理人さん曰く、午前中は出発を控えた方が良いだろう。
頃合いを見て中岳方面へ3名、小河内岳へは自分を含め3名が出発。残り3名はもう一晩停滞。
途中、何か所かガレ場があるが、風は崩落側から吹いてくるので危険は感じなかった。小河内岳は霧に包まれていた、前日に歩いていたので間違えることはなかったが、頂上が広いのでルートミスに注意が必要と思う。
小河内岳避難小屋は比較的新しい、隙間風もなく標高2800メートルで快適に過ごす。夕方まで霧だったが、出てきたライチョウのつがいを部屋の窓から眺めることが出来た。(小河内岳避難小屋:8/31まで営業)
【4日目】 晴れた。塩見岳に続く蝙蝠尾根から太陽が昇ってくる。南アルプスのオールスター、中央アルプス、富士山もくっきりと見えている。
烏帽子岳まで眺望を楽しみながら歩き、三伏峠に向かう。
三伏峠から鳥倉登山口までたくさんの方とすれ違う。午前中のバスで松川インターまで、そこから高速バスで新宿に向かった。
以前、三伏峠から小河内岳方面の稜線を見て、いつかはそこを歩いてみたいと思っていた。当初の荒川三山方面には行けなかったが、念願の場所を往復とも快晴の中、歩くことが出来、満足した。
フォトギャラリー:24枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | クッカー |