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オンネトーから雌阿寒岳-阿寒富士を周回

雌阿寒岳、阿寒富士( 北海道)

パーティ: 2人 (サンシマ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ、気温:13~18~23℃

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

7/20(木)野中温泉発04ː32---3㎞-8分---オンネトー国設野営上P着04ː41(15分)①朝食・トイレ
登山スタート08ː08---16--東岸分岐05ː24---42---駐車場06ː06--4--登山口06ː10---45---1000m地点06ː55(2分)---14--4合目07ː11---35---7合目07ː46---14---八合目08ː00(2分)---14---九合目08ː16(4分)---10----雌阿寒岳山頂08ː30(30分 ②間食 )下山09ː00---18---九合目09ː18---12---八合目分岐09ː30---10--阿寒富士分岐09ː40---33----阿寒富士10ː13(45分)下山10ː58---20----阿寒富士分岐11ː17---20---七合目11ː37---18---五合目11ː55---28---三合目12ː23----オンネトー登山口ゴール12ː55(35分)現地発13ː30

コース

総距離
約11.9km
累積標高差
上り約1,204m
下り約1,204m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

帰省(墓参り)にかこつけて雌阿寒岳・阿寒富士を歩きました。好天気に恵まれて大地の息吹を感じる活火山の山歩きを堪能しました。コースはオンネトーの登山口(キャンプ場)へ駐車して遊歩道を1時間ほど歩き、雌阿寒岳・阿寒富士を周回しました。雌阿寒岳の稜線に上がって眼前に噴火口が見えたときはその光景に歩きの疲れが吹っ飛びました。山頂では噴煙上がるマチネシリ火口や阿寒湖、雄阿寒岳など雄大な光景に大感動でした!花はメアカンフスマが見頃でコマクサも見られて嬉しかったです。
二つの登山口には広い駐車場と綺麗なトイレがあり安心です。雌阿寒岳の登山道は活火山ということもあって各合目の標識が良く整備されています。岩場やハイマツ帯ではピンクテープや黄色ペンキを見逃さない外さない歩きが必要と思いました。

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フォトギャラリー:84枚

女満別からレンタカーで野中温泉へ前泊。温泉は硫化水素型の硫黄泉で石鹸は効かず。なので風呂内にシャワーやカランは無し。湯温はかなり熱めで露天風呂で半身浴。全身硫黄臭になって大満足!

午後6時、和洋食的な夕食を美味しく頂きました。(食べかけを撮ってすみません。)

部屋の戸を開けてたらスッと入って来た猫ちゃん。この日、癒してくれた人懐っこい猫3匹。他に食堂に犬1匹。猫好きにはたまらない宿かも。

早起きして宿から車で約7分のオンネトーの登山口(キャンプ場)へ駐車(無料)。気温13℃。周回の最後にここから歩きたくなかったので涼しい朝に温泉登山口へ進むことに。(左はアウトドアの店、右にキャンプ施設のトイレ、道はキャンプ場中の木橋を渡る。)

ガスに包まれたオンネトーも幻想的で素敵。

シットリ苔の山道を行く。道がシダで隠れ、ピンクテープを見逃したのでちょっと道迷い。

カニコウモリ

朝日が差して気持ち良し。

アリドオシラン、小さく可愛いお花。

ウツボグサ

山道から草原を出ると雌阿寒温泉登山口駐車場(舗装)に出て立派なトイレ有り。

野中温泉を右手に見て少し車道歩き。

スタートしてここまで約1時間、ようやく雌阿寒温泉登山口に到着。(宿や駐車場から徒歩2,3分の場所)

ギンちゃんに元気をもらう。(ギンリョウソウ)

登りにあった唯一のハシゴ。(阿寒富士からの下山にも一箇所あり)

エゾアカマツ林の樹林帯、斜度は緩やか。

石の上で「エゾシマリス」が食事中。森林限界を超えても背丈ほどあるハイマツ帯の登山道は風が通らなく少し暑い。

振り向くと雲海が見えてテンションアップ!

火口縁から1キロ圏内に入るので注意喚起の看板。活火山であることを再認識してドキッと。

イワブクロ、あちこちに咲き誇っている。

イワブクロ

4合目を過ぎて登山口のあるオンネトーが見えた。(その後は雲隠れ。)

樹林帯とハイマツ帯。絨毯のような山肌。

メアカンキンバイ

エゾノマルバシモツケ

メアカンフスマ、思ったより小さな白い花で可憐

ハイマツ帯からガレ場へ。

ヒメイワタデ

メアカンフスマの群落、足が止まってばかり。

振り向くとお花畑と白い雲

黄・赤のペンキマークをたどって稜線へ。

突然目の前に大きな火口とゴ~ッと鳴る噴気音。歩いてしか見られない景色にしばらく立ち尽くす!

火口の直径は約700m、深さは約200m、富士山と同じくらいの火口だ。北側は断崖絶壁。時計方向に山頂へ進む。

引っかかっている大岩

噴火を印象付ける赤い奇岩

赤沼、15年前の写真を見ると透明な赤色でその名に相応しいが、今は濁った黄色。

火口の周りはロープが一本。滑ったら終わりで緊張感と怖さと絶景見たさが入り混じる火口縁の歩き!

人が見えて、あそこが山頂のよう。

雌阿寒岳山頂に到着。

天気良く山頂での休憩は至福の一時。岐阜県(50代バイク)、神奈川県(60代?軽ワゴン)で道内にある百名山を回っている男性お二人と山話に花が咲く。行動力、体力に脱帽です。

解放感抜群の大展望が広がる。手前に噴煙上がるマチネシリ火口とその先に阿寒湖、遠くに雄阿寒岳が見える。雄大な光景に大感動!

山頂から阿寒富士へ続く火口縁(登山道)歩きは楽しい!

青沼は水が透明で綺麗

正面にデーンと阿寒富士

マチネシリ火口の右側に剣ケ峰と阿寒湖コースの稜線が見える。

火口縁の一番高い場所の山頂を展望。

噴気口、ゴ~ッと凄い音!近寄って見られないのが残念。

コマクサ

イワブクロ、この辺にあちこちに。

ミネズオウの赤い実

鞍部から阿寒富士の取り付へ。

壁のような斜面につづら折りの登山道が見える。ザレザレ道なので一歩ではなく半歩の歩きで!

阿寒富士から雌阿寒岳を眺める。ハイマツの緑が上へ伸びている。

黒い岩肌は割れ目噴火の跡だろうか?

イワギキョウ

阿寒富士の頂上付近は赤茶けた山肌に。

登頂してバンザ~イする相棒。

エゾシロチョウ (モンシロチョウより大きかった。)

山頂の南側は以外やヤセ尾根。小虫が多いけどここから雌阿寒岳を見たいのでコーヒータイム。

なかなかガスがとれない。チラッと山頂が見えて嬉しい。

落石しないように慎重に下山。たかだか1400mの山だけど山肌も道も富士山にソックリ。

思ったよりスムーズに下山して、鞍部でホッと一息。

コケモモの実

ガンコウランの実

鞍部から下、コマクサが咲いている。

眼下にオンネトーが見えた!その先から樹林帯の道へ。

イチヤクソウ

ゴゼンタチバナ

苔がいい感じ。

苔、苔の森

岩穴を覘くとカリゴケが綺麗。この後、斜度緩やかな道が延々と続く。

大木がバッサリ。お疲れ様です。

目の前に可愛い仕草のエゾシマリス。

オンネトー登山口に戻り下山時間を記入して無事終了。

ソフトクリームが美味しい!

オンネトーの湖畔から雌阿寒岳と阿寒富士を眺められて感無量!
見て頂きありがとうございました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 ライター カップ

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登った山

雌阿寒岳

雌阿寒岳

1,499m

阿寒富士

阿寒富士

1,476m

よく似たコース

雌阿寒岳 北海道

アカエゾマツの森を抜け噴煙の山頂へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
3時間30分
難易度
★★
コース定数
17
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