行程・コース
天候
天気は晴れ。
朝は寒いが、時間と共に気温はどんどん上がっていった。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
河口浅間神社の近くに車を停められる場所がある。
この登山記録の行程
河口浅間神社(8:23)…母の白滝(8:58)…送電線鉄塔(9:25)…木無山(10:49)…開運山(11:13)…御巣鷹山(11:33)…木無山(11:55)…母の白滝(13:11)…河口浅間神社(13:36)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
過去に三ツ峠をハイキングしたのは2009年なので随分と久し振りになってしまい、記憶の多くは随分と薄れてしまったが河口浅間神社から登ると結構大変だったという記憶は残っている。
今回は友人に誘われる形でのハイキングとなったので、自分の意志でここを登ろうとしたら果たして何年先になるのか想像もつかない。
河口浅間神社の脇にわる駐車場に車を停めて準備をする。
この時の気温は氷点下4度ほどあったので随分と寒かったが、予報では日中の気温は上昇するとの事だったので、冬季に着る事が多いフリースは着ずに、厚手のアンダーシャツと軽量なソフトシェルを着てハイキングを開始した。
ちなみに、厚手のアンダーシャツとはパタゴニアのキャプリーン3、軽量なソフトシェルとはモンベルのライトシェルジャケットである。
ライトシェルジャケットはソフトシェルの中でも比較的軽量で柔らかく、着心地が良いうえに保温性もあるので今までの殆どのハイキングで携行している。
8時23分頃に河口浅間神社を出発して、とりあえずの目標である母の白滝までは舗装路を歩いていく。
昔と違うコースを歩いているような気がするが、まあ昔の事なので記憶が曖昧という事にしておこう。
歩きやすい舗装路を進んでいくと、綺麗なキャンプ場や鳥居が建ったパワースポット?のような場所の前を通り過ぎていく。
鳥居の辺りは観光スポットになっているようで、車を停めて目的地まで徒歩で移動する人達の姿が見られた。
キャンプ場や鳥居のある場所から見る富士山はとても見事だった。
やがて母の白滝が近付いてくると目立つ看板が見えるので、その方向に進んでいくと舗装路は終わり川に下りる道を進む。
川に下りると目の前に母の白滝が目に入ってくる。
この時期の滝は凍っており見事で美しい姿をみせてくれるが、この上流側にある父の白滝も凍っている。
そして、父の白滝の更に上流側にある堰堤も実は凍っているが、こちらは観光客はなかなか気付かないと思うので、見掛けるのはハイカーのほうが圧倒的に多いだろう。
母の白滝を過ぎるとコースは本格的なハイキングコースとなり、滑りやすそうな土の地面と急で長い階段が始まり体力を奪っていく。
登りは体力が奪われるが、下りでは滑りやすそうな土がいやらしく厄介な気がする。
送電線のある鉄塔の辺りで林道とぶつかり、この上でも林道を横切ったり林道そのものを歩いたりするシーンがある。
時々見える富士山がこれまた見事で、三ツ峠が富士山眺望の山として昔から有名だったというのも納得出来るなと思った。
林道の閉鎖されたゲートの脇を過ぎると、再びハイキングコースに入り今度は木無山まで急峻な坂を登る。
前半は積もった落ち葉に苦労し、後半は徐々に増える雪で滑らないようチェーンスパイクを早めに装着する事にした。
滑り止めが有ると無いとでは歩きやすさが大違いで、安心しながらどんどん歩いていくことが出来る。
登りで滑るのは進むのに難儀する程度で済むかもしれないが、下りで滑るのは事故や怪我の元になりかねないので、冬のハイキングでは必需品とも言える。
ちなみに自分は、1年を通じてチェーンスパイクをザックに忍ばせている。
木無山に着くと目の前は花畑があるが、この時期は当然花を見る事は出来ない。
かなり広い範囲に柵が張られているので、夏に来たらどういう風になるのか見てみたい気がする。
相変わらず富士山は綺麗に見えており、三ツ峠の積雪した景色がこれまた良い雰囲気を醸し出している。
山頂付近は積雪している範囲が広いうえに、移動するには滑り止めがあったほうが圧倒的に安全かつ快適で、特に開運山へ続く階段は雪が踏み固められたせいか凍っていたので、滑り止め無しで歩くのは単純に危ないと思う。
三ツ峠は、この山域では珍しく通年営業している山小屋が二軒あり宿泊も可能となっている。
夜の星空や富士山が綺麗だと思うのだが、実際にそれ目的で山小屋に泊まる人も多いらしいので、自分も夜の星空や富士山を撮影してみたいと思っている。
同行した友人に御巣鷹山まで行くかどうか訊いてみたら「行く」と答えたので、「アンテナがあるだけで景色は良くないよ」と一応伝えてから御巣鷹山へ移動した。
御巣鷹山へ行く人は少ないせいか雪面の足跡は少なかったのでサクサク進んでいくのは楽しかったが、案の定山頂からの眺望は殆ど利かない場所だった。
御巣鷹山を後にして友人が山小屋に寄って何かを購入しているのを待ってから下山を開始した。
時間的に正午を迎える時間帯だったので、ハイキング開始からここまでで3時間半くらい掛かった事になる。
下ってしばらくの間は積雪しているので滑り止めが非常に役に立つ。
無かったら落ち着いて歩く事などとても出来ず、おっかなびっくりで進む事しか出来ないだろう。
ただ、積雪が終わった後にチェーンスパイクを外したら、今度は下り坂で深い落ち葉を歩かなくてはならないから気が気ではなかった。
落ち葉の下に何が隠れているか分からないので。
送電線の鉄塔より下の区間は、母の白滝付近にある滑りやすい土の地面に難儀した。
足を乗せただけでズルッと滑る事があり、コースのすぐ横が高低差のある沢の場合非常に危険なので、こちらも相当慎重に歩く事にして母の白滝が見えてきた時は大きく安心した。
午後になったせいか母の白滝は観光客の姿が目立っており、鳥居のある場所も朝より多くの観光客の姿が目立っていた。
頻繁に車が通るので歩くのに注意が必要。
最後の河口浅間神社も多くの人が参拝していたので駐車場は満車状態だった。
ハイキングの終了時間は13時36分、所要時間5時間13分ほどのハイキングだった。
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装備・携行品
アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | フリース | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
チェーンスパイク | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | ライター |
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