行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
西川新倉林道ゲート前の道路脇スペースへ駐車しました。
計画では林道を進んだ先にある県営無料駐車場まで行く予定でしたが、冬期通行止めで侵入不可でした…
※文字数制限の為、詳細は②登山記録欄に記載しています。
この登山記録の行程
計画と実際の通過時間。
05:19 [05:30] 三ッ峠登山口(林道ゲート前)
05:37 [06:05] 天下茶屋 ※休憩 6分 [10分]
05:52 [06:40] 旧御坂峠 ※休憩 3分 [10分]
06:27 [07:35] 八丁峠 ※休憩 5分 [無し]
06:46 [08:05] 八丁山 ※休憩 4分 [無し]
07:57 [08:30] 清八峠 ※休憩 43分 ☆清八山での休憩含む [30分]
08:25 [09:40] 本社ヶ丸 ※休憩 69分 [30分]
09:54 [10:45] 清八峠 ※休憩 10分 [無し]
11:44 [12:45] 御巣鷹山 ※休憩 15分 [無し]
12:13 [13:00] 三ッ峠山 ※休憩 82分 [60分]
15:01 [15:05] 三ッ峠登山口(林道ゲート前)
休憩時間 … 4.0時間 [2.3時間]
行動時間 … 5.7時間 [7.3時間] ※計画の78%
合計 … 9.7時間 [9.6時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 30 (体重 58Kg / 荷物重量 15Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2196kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【登山口へのアクセス方法の続き ※文字数制限の為此方に続きを】
林道は冬期通行止め(12/9~4/26迄の予定)でした。ヤマレコだとゲート前スペースは西川新倉林道脇駐車場となっていたので一応は駐車場だったのだと思います。
あくまで道路脇の空地なので停められても5~6台程度だと思います。
林道へ至る御坂隧道への道路はごく一部で路面凍結があっただけで積雪はありませんでしたが、念のためスタッドレスタイヤを履いていたほうが良さそうです。(雨の後などは凍結するかもしれません。因みに出発時の外気温は-6℃でした)
【コース状況】
危険箇所は殆どありませんが、登山道に積雪や凍結箇所が多々ありました。
2020年の全く同じ時期にも三ッ峠山へ登りましたが、比較にならないくらい雪が多い印象でした。軽アイゼンやチェーンスパイクは必携だと思います。
北側斜面に積雪があるのは当たり前なのですが、特に清八山を過ぎた辺りから路面状況が一変します。日当たりが悪いのと昼間に溶けた雪が再凍結してガリガリの圧雪みたいになっていて軽アイゼンやチェーンスパイクが無いとかなり危険だと感じました。(清八山~本社ヶ丸の区間は軽アイゼン常時装着でした)
また、清八峠~御巣鷹山の間も北側斜面は積雪が多いです。途中の1513mピークを過ぎて急登が始まる手前で右側斜面が深く切れ落ちていて滑落の危険があったのと、以降は凍結箇所もかなりあったので再び軽アイゼンを装着しました。
三ッ峠山周辺は日当たりの良い場所はベチャベチャに泥濘んでいましたが、開運山への登りも圧雪状態、以降の林道への登山道もツルツルのアイスバーンだらけだったので開運山手前~県営無料駐車場まで軽アイゼンは再び装着したままでした。
【周辺情報】
下山後は登山口からは少し離れていますが、山梨市内の「やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく」にて入浴しました。
大人一人一日料金 ¥930でした。
※JAF会員証があるとレンタルタオルセットが330円→20円になるそうです。
三ッ峠登山口(林道ゲート前)から国道137号線経由で45分ほど (約31Km)
アルカリ単純温泉でクセが無いお湯です。露天風呂では甲府盆地や御坂山地とその奥の富士山を眺められる絶景風呂になっています。それとユニークな点で露天風呂の一部が四季折々のフルーツ風呂になっており、今回は世界最大級の柑橘類である晩白柚(ばんぺいゆと読むそうです)が浮かべてありました。
食事も出来る休憩処も併設されています。脱衣所や洗い場も綺麗で良い温泉でした。
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入浴後はフルーツ公園入口の「ほうとう蔵 歩成 フルーツライン店」にて晩ご飯としました。味噌加減があっさり目のほうとうで、油揚げやきのこ類がたくさん入っていてとても美味でした。
【備考・反省点等】
林道が通行止めで予定していた県営駐車場には到着出来なかった。
ゲート手前の駐車スペースを利用し事無きを得たが、事前の情報収集不足だった事は否めない…
【感想】
2023年度の締め括りで旧御坂峠を経由し清八山、本社ヶ丸山から三ッ峠山へ時計回りの周回縦走登山へ行ってきました。
県営駐車場を目指して林道へ入って直ぐに通行止めゲートで足止めされてしまいました…ただ一台の車が林道脇のスペースに駐車していたので僕も停めさせて貰い事なきを得ました。(事前の下調べ不足でした)
旧御坂峠を過ぎた辺りから早速積雪が有り、前回の赤久縄山登山とは違って融雪・再凍結を繰り返した固い雪となっていました。清八山を過ぎてからは北側斜面の為かさらに積雪が増えさらに凍結箇所も多く危険だったので軽アイゼンを装着しました。
清八山と本社ヶ丸山山頂からは富士山をはじめ南アルプスや八ヶ岳、奥秩父を見渡す大絶景が広がりついつい長居をしてしまいました(笑)
大月市指定の秀麗富嶽十二景という名前も頷けました。
清八山~御巣鷹山へは初めはアップダウンの少ない尾根歩きですが、御巣鷹山手前で標高差280mを一気に登る急登 & 積雪・凍結のWパンチでした…(途中の大幡山近くでようやく本日初めて他の登山客の男性とすれ違いました)
三ッ峠山山頂付近も積雪が多く、さらに下山路もアイスバーンだったので開運山手前~下山まで結局軽アイゼンは装着しっぱなしでした。今までスポット的に軽アイゼンを使用した山行はありましたが、今回のように山行の半分以上を装着しっぱなしだった登山は初めての経験でした。ただ、当日は終始天気に恵まれ快晴で平日だった為か御巣鷹山手前まで誰とも会うことの無い静かな山行を楽しめた充実した一日になりました。
久々の登山定数30越えでしかも雪山山行となり流石に疲れたのか、帰路はいつもの談合坂SAの他、千葉の幕張PAでも仮眠を取っての帰宅となりました。
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/14524915447
フォトギャラリー:74枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in 談合坂SA下り。
「生姜焼き定食」¥960 + 「すたみな唐揚げ」 ¥340
御坂隧道前の天下茶屋へ到着。
林道ゲート前を出発して20分程度で到着です。
千葉の自宅出発 01:30 → 4:50頃林道ゲート前到着。
天下茶屋前より日の出前の富士山。
御坂隧道横より旧御坂峠を目指す。(下山後に撮影)
階段を少し上った先に太宰治の文学碑があります。
文学碑を過ぎると本格的な登山道になります。
旧御坂峠へ到着。
ちらほらと残雪が。
旧御坂峠から少し進んだ先にある展望地より日の出後の富士山。
本日も快晴です!
清八峠ルートの北側斜面の積雪状況。まだ軽アイゼンは必要ありません。
予定よりも1時間ほど早く八丁峠に到着。
目印の送電鉄塔。
送電鉄塔より南アルプスの山々。
八丁山へ到着。
破線ルートですが、大沢山(女坂峠)方面のルートが分岐しているようです。
清八山手前の三ッ峠山との分岐。
清八山山頂に到着です。
大絶景が広がっていました!
天子山地の毛無山。(中央やや左奥の山は安倍東山稜の十枚山)
御坂黒岳。
釈迦ヶ岳の奥に聖岳、赤石岳、荒川三山。
白峰三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)。
甲府盆地の奥に鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。(薬師岳の左側に仙丈ヶ岳も見えます)
八ヶ岳。(南端の編笠山の手前に茅ヶ岳と金ヶ岳も見えます)
富士山を眺める登山者越しに富士山を望む。
※当たり前ですがモデルは自分自身です(笑)
清八峠へ到着。(復路にて撮影)
ここで軽アイゼンを装着しました。(清八山から峠まで恐る恐る降りてきましたが、躊躇せず軽アイゼンを付けた方が良いと思います!)
清八山を過ぎてからの路面状況。
積雪に混じって凍結箇所も多々有り、木の根や岩場のミックス状態でした…
本社ヶ丸山頂に到着です!清八山に劣らずの絶景でした!
清八山と同じく大月市が指定している秀麗富嶽十二景の一座です。
山梨百名山の標柱前にて記念に一枚。
都留市が設置した山頂標柱。
三ッ峠山と富士山。
小河内岳、蝙蝠岳、塩見岳。
北岳をアップで。
金峰山、北奥千丈岳・国師ヶ岳。
奥秩父方面の眺望も素晴らしいです。
黒金山、甲武信ヶ岳。(黒金山左手前に乾徳山、甲武信ヶ岳右奥に三宝山)
大菩薩嶺。(写真左端に唐松尾山)
三ッ峠山山頂の電波塔群。
三ッ峠山への尾根越しに富士山。
三角点も忘れずに(笑)
清八山手前の三ッ峠山との分岐に戻ってきました。
旧御坂峠方面の道標は道路脇にさりげなく有ります。
大幡八丁峠。ここから清八林道を下って三ッ峠山登山口方面へ下れるようです。(林道は積雪有り。状況確認未です)
しばらくは細かいアップダウンの続く気持ちの良い尾根歩きです。
大幡山 (1531mピーク)を通過。
この手前で本日初めて他の登山者のかたと会いました。
進行方向右手が深く切れ落ちています。積雪もあった為、ここで再び軽アイゼンを装着しました。
もう一箇所切れ落ちている箇所がありました。
御巣鷹山へ標高差約280mを一気に登ります!
久々にキツかった…
電波塔の立つ御巣鷹山山頂に到着です。
外国人の登山客のグループとお会いしました。
御巣鷹山以降の登山道の状況を見て、「これは無理だ…」と感じたのか皆引き返していました。
御巣鷹山山頂を示すさりげない標識。
保存地区の標識。
この辺りは日当たりが良く、ドロドロに泥濘んでいました。
開運山手前の登り。本来は階段になっていた記憶があるのですが、圧雪で覆われてテカテカしていたので躊躇せず軽アイゼン装着!
大展望の開運山(三ッ峠山)山頂に到着です。
富士山をアップで。
斜面の積雪に日が当たってテカテカしているのがわかります。
遠く都心を望む。(左手にうっすらとスカイツリーが見えます)
丹沢の山々(大室山、蛭ヶ岳、檜洞丸、塔ノ岳)。
御正体山。
府戸尾根越しの富士山。
山梨百名山の山頂標柱。
電波反射板。
帰宅してから写真を見ましたが、明らかに2020年3月に訪れた時よりも積雪量が多かったです。(20年は開運山手前の階段が一部見えていました)
四季楽園。
三ッ峠山荘。
三ッ峠山荘前より三つ峠駅方面を見下ろす。
岩場の絶壁より府戸尾根越しの富士山。
転落に注意!
開運山と屏風岩。
木無山への登山道。
木無山山頂より富士山。
地形図だと母の白滝方面ルートへ少し下った先に御坂峠方面ルート(金ヶ窪登山口方面)へ合流する点線ルートが書いてあったので進んでみましたが…
結局、合流ルートは見当たらず…
地図を見ながら斜面を突っ切り無事に下山ルートへ合流です!
最後は写真左手より急な斜面を下ってきました。雪が深くなくてよかった…
キャタピラの後が付いた広い林道のような登山道です。ガチガチのアイスバーンでした。結局登山口まで軽アイゼンは装着しっぱなしでした。
金ヶ窪登山口へ到着。
二台の軍用ジープみたいな車が停まっていたのですが四季楽園の所収車のようで、チェーンを装着したタイヤで凍結した林道をガンガン登っていきました!
県営無料駐車場。
計画ではここに車を停めて出発予定でした。
林道ゲート。冬期通行止めです。
林道脇駐車場へ無事下山。お疲れ様でした。
天下茶屋前より望む富士山。
下山後は天下茶屋にてほうとうを食べてから帰路に付く予定でしたが、本日終了の張り紙が…残念ッ!
御坂隧道。こちらも冬期閉鎖中。
この後は御坂峠を下り前々から気になっていた「やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく」にて汗を流しました。
入浴後はお待ちかねの晩飯です!
孤独のグルメ in ほうとう蔵 歩成 フルーツライン店。
「ミニそぼろ丼」¥473
「鳥もつ煮」¥660
「黄金ほうとう <豚肉入り>」¥1,430
さっぱりとした味噌味でとても美味でした!
装備・携行品
【その他】
<シューズ> Sirio P.F.431 (トレッキングシューズ) <ザック類> Gregory PARAGON 38 (35L バックパック) <アウター> ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s (レインジャケット) mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ) ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション) ARC'TERYX Kyanite Hoody Men’s (フリース) ARC'TERYX Atom LT Jacket Men’s (化繊ダウンジャケット) <パンツ> finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚手ロングパンツ) <シャツ> MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ) <ソックス> mont・bell Merino Wool SUPPORTEC Trekking Socks <アンダーウェア (パンツ・タイツ)> mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ) CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ) Mizuno ブレスサーモアンダーウエアEXロングタイツ (厚手ロングタイツ) <アンダーウェア (シャツ)> MILEET DRYNAMIC MESH 3/4 Sleeve Crew (七分丈ドライレイヤー) Mizuno ブレスサーモミドルウエイトクルーネック長袖シャツ (厚手ロングベースレイヤー) <その他ウェア類> mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s (中厚手グローブ) ISUKA GORE-TEX Light Gaiters F-Zipper (軽量スパッツ) <ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)> PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト) アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト) 東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴) FOX 40 MICRO (ホイッスル) LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール) Black Diamond Trail Pro Shock (トレッキングポール) mont・bell スノースパイク 6 (6本爪軽アイゼン) mont・bell Trail Cushion (座布団) <ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)> SOTO SLIDE GAS TORCH ST-480 (ライター) JETBOIL MicroMo (小型バーナー) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水) Thermos 山専用ボトル 900mL (お湯) TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ) mont・bell STUCK IN 野箸 (箸) <GPS、アイウェア等> GARMIN fēnix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡) <カメラ類> PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼) PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼) HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ) HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ) HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ) Velbon UTC-63 (カーボン三脚) Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ) TENBA Axis V2 4L Top Loader Black (トップローディングカメラバッグ) |
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