行程・コース
この登山記録の行程
川乗橋(08:51)・・・細倉橋(09:44)[休憩 10分]・・・百尋ノ滝(10:50)[休憩 20分]・・・分岐[休憩 30分]・・・東の肩[休憩 20分]・・・川苔山(13:29)[休憩 45分]・・・東の肩[休憩 10分]・・・舟井戸[休憩 20分]・・・分岐[休憩 30分]・・・大根ノ山ノ神[休憩 20分]・・・鳩ノ巣駅(17:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
5月の奥多摩シリーズ最終山行。川苔山の登山道は危険な個所があると聞いていたので少々緊張しながら歩きだす。百尋の滝までの区間で切り立った断崖に沿った箇所や岩場が数か所。覗き込まなければ高度感や恐怖感が湧きおこるようなことはなかった。普通にまっすぐ歩ける疲労のない状態ならなんの問題もなさそうだが、何かの拍子にバランスを崩したらたちまち滑落し、とんでもない事態にきっとなるだろう。滑落注意の看板がいくつもあり、注意喚起がされている。今回歩いた区間の逆コース(鳩ノ巣駅から川乗橋へ)が危ないと言われていることについては、次のような理由ではなかろうかと思う。鳩ノ巣から川苔山までなだらかではあるが長距離でじわじわと疲労が蓄積され、川苔山からの激下りののち、百尋の滝を過ぎてからようやく最後にこの絶壁区間を迎えることになる。疲労蓄積や山行終盤になったという安堵感から足元がよろめいてバランスを崩すことになりそうなことは実際に歩いてみて容易に想像ができた。登山道は同じ区間であっても、登りと下りは全く別物で、危険度がそれぞれ異なるのだ、ということが身に染みて理解できた。川苔山へはより安全に歩くことを望むなら、川乗橋から鳩ノ巣に抜けるルートを絶対に選ぶべきだと思った。登山道からの景観は新緑が映え、肌を薫風が撫でていくとても心地の良い山行だったが、ゴール地点の写真を撮ったらスマホのバッテリー切れ。予備のバッテリーを忘れたことに気が付いた。気をつけねば。
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